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0.勝者と敗者

本編「7ー7.祭の夜」の直後の場面です。

ダイヤの月初日、海開き祭りの夜。田舎村の温泉宿。


「サクラさん……? こんな夜中にどうしたんだい⁇」


「ローレンさん……えっと……あのっ…………」


ハーフエルフのローレンが宿泊する部屋に、仲居のサクラが訪ねてきた。

赤面した顔を俯かせて目線を合わせられずにいるサクラに、ローレンは穏やかに微笑みながら優しく声をかける。


「とりあえず中に入って。焦らなくても、落ち着いてから話してくれたらいいよ」


「は、はい…………」


気遣ってくれる言葉に少しホッとしたサクラは、やっと顔を上げてローレンの姿を見た。

ゆったりと着こなした浴衣の肩にサラサラの長い金髪が緩やかに流れ、色素が薄く華奢な体躯と中性的な顔立ちは、行燈が照らす薄暗い室内に神秘的な色気を放っている。


あまりの美しさに圧倒され、一瞬サクラはここへ来た目的を忘れかけた。

だが、履物を脱ぎ、古宿の狭い座敷に敷かれた布団が視界に飛び込むと、自分がこれからしようとしていることに眩暈がしてくる。


「サクラさん?」


背の高いローレンは小さなサクラの顔を覗き込むように膝立ちになって尋ねた。

注がれる視線にサクラは湯気が出そうなほど顔が熱くなり、自分がどうやって立っていられるのかもわからない状態だ。


「あの……ローレンさん、約束……憶えてますか……⁇」


「約束……⁇ もしかして今日のお祭り、一緒に行く約束をしてたかい? もしそうなら本当に申し訳無いことを……」


「い、いえ! 違うんですっ……それについては、ただわたしが一方的にご一緒できたら嬉しいとお伝えしただけで……ローレンさんからは『行けたら行くよ』としか……」


「そうかい……それでも期待に応えられなくてすまなかったね。オレも村の催しには興味があったんだが、今日は朝から妹に急ぎの用事を頼まれて、来るのがすっかり遅くなってしまった。せめて花火だけでも間に合えば良かったんだが……」


「わざわざ泊まりに来てくださっただけでも、すっごく嬉しいですっ! えっと……あの、うちの宿……今、ローレンさんの他に泊まりに来てる人なんて全然いなくて……」


「大丈夫、潰れる心配は無いよ。ここは公共施設として村長さんが維持費を出してくれてるし、温泉の方はいつも繁盛しているからね」


「そ、そういう話じゃなくて……えっと……あの…………わ、わたし、ローレンさんに……みっ、見ていただきたいものがありまして……!」


「うん⁇ 何かな?」


「…………」


シュルシュルシュル…………パサッ


ローレンに見守られる中、サクラは帯を解き、肩からするりと抜けた浴衣は完全に床へ落ちた。

温かな行燈の薄明かりが幼い体の微かな凹凸にも絶妙な陰影を与え、淡いピンク色の多段に重なったフリル水着が八重桜のように咲いている。


「ローレンさんに見てもらうために選んだ水着です……ど、どうでしょうか……?」


「これは驚いたな……うん。実に可愛らしい……それにとても美しいよ」


「ローレンさん……あの、あのっ…………」


「うん?」


「わ、わたし、今年で結婚できる年齢になりました……っ! そ、それで……その、あの約束……」


「⁇……約束って⁇」


「それは………………〜〜っ」


それ以上何も言えなくなったサクラは、もうただただ真っ赤になった顔を覆って立ち尽くした。

その一生懸命でいじらしい様子に、ローレンは思わず笑ってしまう。


「ふふっ……いや失礼、気を悪くしないでくれ。おかしいのではなく、あまりに可愛らしいものだから」


「⁇⁇」


「……これ以上、女性に恥をかかせるわけにはいかないな……」


観念したかのようにそう呟いたローレンは、布団の上に座り直し、膝に手を置いてサクラを見上げる。


「大丈夫。心配しなくても、気持ちはちゃんと伝わってるよ…………おいで」


「‼︎」


行燈に照らされた2つの影が静かに重なり、汗ばむ夏の夜が更けていく……


***


翌朝、ティアとローレンの自宅。


「ああああああチクショーーーーッ‼︎‼︎ あたしがちょっと寝落ちした隙に、お兄の奴こそこそと村になんか行きやがってぇぇ〜〜‼︎ 頼んどいた資料の整理も中途じゃねーか‼︎」


「アッハッハッハッハ! 見事な発狂ぶりだねぇ、ブラコン妹ww」


「うるっせーオタクエルフ! その片眼鏡叩き割るぞ⁉︎」


「アッハッハッハッハ! そのときはちゃんと請求書を送らせてもらうよww」


兄ローレンの足止めをするべく資料整理を命じていた妹ティアは、朝になって兄の無断外泊に気付き、荒れ狂っていた。

皺の付いたシャツを腕まくりし、寝癖頭を掻きながら、資料の山を睨みつけている。

そんなティアを見て大笑いしているのは、偶々遊びに来た黒エルフのクロエだ。


白エルフと人間のハーフであるローレンやティアとは違い、純血の黒エルフであるクロエ。

ダボダボとした緩い黒のミニローブからスラリと伸びる褐色肌の美脚。本人の魔法制御鍛錬を兼ねて魔法で複雑に編み込んでいる艶やかな銀髪。高い知性を感じさせる魅惑的で整った顔立ち。

見た目年齢こそハーフのティアたちと変わらないが、実際には数倍も歳上である。


規律に厳格で保守的な懐古主義である故郷については、「古いものばかり有り難がって最新流行に攻撃的、思考停止で差別主義の老害集落」とまで軽蔑しており、探究心旺盛で自由奔放なクロエは異端扱いを受けてきたという。

とはいえ、クロエ自身も古いものは嫌いではなく、そもそもエルフ基準の「新しい」は人間にとっては充分古いので、古書に触れることも多い。

ティアたちとは当時研究していた古文書を巡って知り合い、以来1世紀程度の付き合いである。


「ティアも一緒に行って村人たちと交流してみればいいじゃないか。いつまで人間嫌いを拗らせているつもりだい? 異なるもの、よくわからないものを何でもキライキライと拒んでいては、視野の狭い臆病者のままだよ」


「そーゆークロエこそ、本ばっか読んでた引きこもりじゃねーか」


「アタシみたいな趣味人はいくら時間があっても足りないからねぇ。他人のために貴重な時間を浪費するのは惜しいのさ」


「ハーフのあたしたちより倍は生きるくせによく言うぜ? 純血のエルフ様ってのはお偉い身分だな」


「自分にできない生き方こそ、他人には是非挑戦してもらいたくなるものさ」


「つくづく嫌な性格してんなぁ」


「これでもマシな方だと自負しているよ」


「まあな。……前にいた町の研究会なんて、蹴落とし合い踏みつけ合いで人間関係ギッスギスだったし。資金援助のコネクション作りだと参加させられた交流会なんて、マウンティングモラハラマンどものハイパーマウンティングモラハラタイムが炸裂しまくってたんだぜ?」


ティアが茶化すように言うと、クロエもクックッと笑って頷く。


「そこが引かれる、嫌われるってのにね。なんでああいう奴らは尊敬されようとして真逆の結果を招く言動をとるんだか……全く理解に苦しむよ。その点、ローレンにはそういった邪気が無い。彼の無垢さは危ういものであると同時に、庇護者を惹きつける強力な魅力だ。賞賛に値するとさえ思っているよ」


「そもそもお兄が特殊すぎるだけで、エルフなんて半獣人同様、まだまだ人間から嫌われることの方が多いだろ?」


「よくわからない異物は怖いのが人の常だからね。エルフなんて多少気味悪がられてるくらいでちょうどいいさ。……アタシの少女時代は現代みたいなエルフ保護法も定まってなかったからね。長命種の血を求めてエルフ狩り事件も多かったんだ。人間の孕み袋にされる同族もいたというよ。……『過度な干渉によりエルフ族の尊厳を損なう者たちには、必ずや神罰が下る』って、そんな神託を基に時計教が主体となって、エルフ保護を推し進めてくれたことには感謝だね」


「……………」


「ティアとローレン……ハーフエルフの双子なんて本当に珍しいよ。君たちのご両親の馴れ初めには興味を惹かれるものだが、詳しいことは知らないというのだから仕方ない。聞き出すのは諦めておくさ」


一瞬目つきを険しくしたティアに、クロエはさらっとそう言い足した。

ティアはすぐに話題変更を促す。


「つーか今日はなんの用で来たんだよ? 用も無く外出するお前じゃねーだろ」


「よくわかってくれてるねぇ、我が友よ。実は、人間に依頼されて手伝っていた辞書編纂の仕事がひと段落したものでね。新たに執筆活動を始めてみようかと、そのための資料集め中なんだ。ティアたちの蔵書の中で使えるものがあれば拝借願いたいと思ってね」


「ふーん? 写しを作ってすぐ返すんならいいけどよ。今回はどんな論文を書く気だ?」


「論文じゃないさ。ちょっとした超大作二次創作同人誌を書いてやろうと思ってね……‼︎」


「ちょっとした超大作って……」


「いや、だって、聞いてよ⁉︎ まったくこれが呆れたヒドイ話なんだから!」


声を荒げて身を乗り出したクロエに、ティアは「面倒なスイッチが入ったぞ」と辟易した。

目を見開いたクロエはハイパー厄介オタクタイムを炸裂させる……


***


前々から同じ原作の訳文でも訳者によってかなり印象が変わってしまうことはよく知っていたし、時には悪意を感じるほどの印象操作に遭遇することもあった!

だがね、今回はその比じゃない偏向魔改造本に出くわしてしまったんだよ!


『ちょっと昔の異国の長編作品を〜、読書が苦手な現代っ子向けに、わっかりやすく要点解説してみました〜☆ 超美麗イラスト付きで、これさえ読めば内容もキャラもカンペキ把握ぅ☆』

……なーんて触れ込みで売り出されていた解説本ってのが、アタシも知ってる原作のものだったんだが……実にふざけた内容でねッッ‼︎


いや、あれが普通にオマージュなりパロディなり二次創作として出版されていたならば、何も文句は言わないさ。寧ろ、新たな娯楽として評価していい。

だがしかーーし! あれを原作に忠実な解説本と名乗らせることは、まったくもって許し難いのだよ‼︎


主人公重視で脇役の苦悩や葛藤が無慈悲にカットされるのは、尺の都合上仕方ないのかもしれない。でもさぁ……

だったら原作に無い意味深シーン追加するなよ⁉︎ そのくせ原作の重要シーンすっ飛ばすなよ⁉︎ 思考部分カットの弊害で一部のキャラがサイコパス化してるよ⁉︎ かと思ったら原作にあるシーンなのに微妙に状況変えて印象操作だと⁉︎ 原作既読組は混乱するし未読組は完全に騙されるじゃん⁉︎

っていうか、そもそも‼︎ か弱く儚げなヒロインは屈強な大女にアレンジ! 大人しい優等生くんはウェーイ☆なチャラ男にアレンジ! 従順な奴隷少女は主人を殴る武闘派にアレンジ!……って、もはや誰ッだよッッ⁉︎⁉︎ 誰……⁇

……そこかしこで主人公の横暴が目立たないようヘイト調整してるし……偏向編集やめろよぉ……


1番赦せないのは、我が最推しイヌジニー・ザッコ・ライバールきゅんの不遇ッッッッ‼︎‼︎

キャラ名鑑の説明文たった1行な上に死に方しか書いてないの逆にキャッチー過ぎるんだよッッ‼︎

他に書くこといくらかはあるはずなのに、よりによってどういうチョイスなんだよッ⁉︎


***


ここまで言い終えるとクロエは机に突っ伏して唸り始めた。


「なんでイヌジニーきゅん死んでしまう……⁇ 不遇ううう……」


「泣くなよ」


「フグゥ〜〜ッッ…………‼︎」


「鳴くなよ!」


「……原作はカハン神の加護を持つチーレム・オレツエー・シュジンコーを主人公としたシュジンコー家VSライバール家の権力争いの物語さ。腹黒主人公がライバール家や周囲の人々を踏み台に栄華を極め、『ライバール家ざまあ☆』するんだ。しかも、何故かあの邪悪な主人公が人柄も素晴らしい最高のヒーロー扱いされるという、なかなか狂った感性で書かれたものだよ……! 読み出したが最後、怒りに震える指がページを捲るの止められなくなってしまう……!」


「その原作の時点でなんで読んじゃったんだよ⁇」


「地雷原にこそ吸い寄せられてしまう病気なのだよッ」


「めんどくせぇ‼︎‼︎」


クロエに付き合わされるティアの方が泣きたい気分になってくるが、そんなことお構いなしにクロエのハイパー厄介オタクタイム第二波がやってくる……


***


しかも腹立たしいことに! 前時代のドロドロした陰湿な『チーレム様シリーズ』信者の中には、最近流行りのストレートで軽快なナロー・ライト著『イイ世界シリーズ』を、ご都合主義の甘ちゃんと批判してくる者もいる!

一応『チーレム様シリーズ』は、シビアな因果応報もので主人公は悲劇のヒーローを謳ってるからな……

ライバール家は10の罪に100の罰、シュジンコー家は100の罪に1の罰ってくらい因果律の計算式歪んでるけどな‼︎

本来メインヒロインや主人公の息子が負うべき罰さえ、ライバール家に肩代わりさせるんだぞ……無駄に生々しいサンドバッグなんて悪趣味の極み……空虚なモブの方がマシだろ……


そもそも、主人公! 悲劇どころか加点方式だとカンストしてる人生を、減点方式で満点にならないと嘆いてるだけだろ⁉︎

マケイーヌ・トシマ嬢が主人公の身代わりで殺された次章では、彼女が死んだおかげで急接近したドロレス・ロリー嬢とイチャイチャ!

苦難の逃避行編さえ、実際には働きもせず現地民に特産品でもてなされながらゲンチィー・ヅマ嬢とイチャイチャするバカンス編!

更には、王様出し抜いて王妃様とイチャイチャしてミラクル贔屓で国の頂点ゲットだぜ! 性事で制して政治を制す! 正攻法より性交渉で大成功! 脱法☆新法☆大勝利……って、なんでやねーーん‼︎


しかも! 主人公を繰り返し妨害し、最終的には地獄へ堕ちる悪魔アクヤ・クレー嬢……元は善人だった彼女が闇堕ちしたのは、恋人だった主人公に裏切られたせいという……‼︎

元凶のくせに天国行き確定の聖人扱い性人主人公より、アクヤ・クレー嬢の方が悲劇の被害者なんだが⁉︎⁉︎


作者の寵愛で幸せが約束されてる主人公なんて憎いじゃないか!

最初から不幸になる為に用意され、主人公の為に消費される敵役なんて悲し過ぎるじゃないか!


こうなったら、もう! アクヤ・クレー嬢を真主人公に、ライバール家の人々やその他の被害者たちが幸せになれる二次創作同人誌を、アタシの手で書き上げてやろうじゃないか‼︎

便利なお助け道具ヒトヨシ・ヨーブン・ライバールも、万年引き立て役アテウマー・トッモ・ライバールも、ノーカイ・ネトラレー氏も、セイ・ド・レー嬢も、イラネ・モッブ君さえも、その他諸々みんなみ〜んな二次創作で異世界転生させて救ってみせる‼︎


作者が愛さなかった敵役脇役たちの幸福を、読者のアタシが本気で願って叶えてやるッッ‼︎‼︎

原作主人公のための世界などぶっ壊してやるッ‼︎ そう誓ったのだよッッ‼︎‼︎


***


ゼェハァ……ゼェハァ……


「……おーい? 落ち着いたか?」


めちゃくちゃ早口で話し疲れたクロエに、ティアはおそるおそるコップの水を勧めた。

クロエはそれを一気に飲み干すと、まるで憑き物でも落ちたかのように、片眼鏡の似合うインテリエルフの表情に戻る。


「……と、まあそういう訳でね。ライバール家の元ネタと云われる、実在したラインバルト家の資料を探しているんだよ。作者はラインバルト家の関係者だったというからね」


「ラインバルト家はよっぽど恨み買うことしてたんだろ……それで? クロエはそのアクヤーク嬢とかいう女に自己投影して、不遇なイヌジニタローとかいうキャラとイチャイチャする話でも書くのか?」


「いやいや、アクヤ嬢はアタシとは全然違うタイプの女性だし、イヌジニーきゅんとは違う相手役をあてがうよ。それに、イヌジニーきゅんには原作ヒロインたちよりもっと優れたオリジナルの専用ヒロインを複数あてがう予定さ。富も女も権力も全て与えて、原作主人公より勝ち組にしたいからね。絶対に誰よりも幸せになって欲しい。一方、アクヤ嬢たちの魂が異世界転生したことで発生した歪みにより、原作主人公の世界は滅亡エンドを迎えるんだ。めでたし、めでたし☆」


「邪悪っ……‼︎」


「大丈夫。長期的には低ダメージ高リターンの良コスパ不幸イベントで、ときどき苦労人感も演出して、ちゃ〜んとヘイト管理するから♪」


「そういうとこオマージュかよ……」


結局のところ、クロエと件の原作者は似たもの同士なのだろう……ティアはそう思った。

クロエは認めるように笑った後、ティアを見据えて続けた。


「物語に限らず現実だって、欲望のままに行動することが世界に受け入れられている人が妬ましい。まるで世界がそいつのために用意されたかのように、世界に愛されている人が憎らしい。それほどではなくても、生きるのが上手な人が羨ましい。アタシは不器用だから。それでも不都合な執着を捨てられず、そんな自分にすら愛着しているんだ。それで幸せになれないんだとしても。……同族嫌悪なんて言葉もあるが、同病相憐れむとも言う。だから、アタシたちは友達だ」


「…………」


ティアは否定も肯定もせず、ただ目を逸らした。



悪意の塊みたいな呪名考えるの楽しすぎた……


クロエは本編「16ー3.カイとマリッサ(その3)」に出てくるカイの幼馴染。

人間の既婚者を好きになり、片想いのまま死別した負けヒロイン的なエルフ。

火の国編でもちょこっと登場予定。




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