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短編作品

どうぞお食べ下さい( •ω-)✧

作者: 伊勢


1日遅れですが、バレンタインのお話です。


「なぁ、料理下手対決しようぜ」


私の隣に座っていた雅哉がモグモグと口にチョコを頬張りながらそんなことを言い出した。


「え、突然何?しかも、料理“下手”対決?何故にわざわざそこで競うわけ?」


「え?ここに料理出来るやついたっけ?」


「ばっか、おまえ…」


「「いるわけねーだろ」」


その問いに思わず私と、目の前の席に座る徹の声がハモる。


「何当たり前のことを聞いてるんだ?」


「バカなのか?あ、馬鹿だったわ」


「うわ、うざ…」


「ってか、なんでそんな虚しい対決を態々しなくちゃいけないわけ?」


「そりゃあ…」


ガタン!


突如響き渡った音と声に思わずビクリと肩が飛び跳ねる。

見れば私の正面に座っていた徹が椅子を後ろに倒す勢いで立ち上がっていた。


「やめてやれよ!!」


「な、なんだよ…びっくりした」


「そいつはなぁ!お前と違ってバレンタインなのに誰からもチョコが貰えなくてどちゃクソ暇だったんだよ!悔しかったんだよ!虚しかったんだよ!!…っ!モテるお前に分かってやれとは言わないがっ、黙って察することは出来ただろっ…!!

くそっ…こんなこと、僕も言いたくないってのに…っ!」


徹はグッと拳を握りしめて苦しそうに言った。

その言葉を聞いて私はハッと我に返り雅哉の顔を見る。

奴は心底気まづそうに視線を外すとそのまま俯いてしまった。


そのあまりにも哀愁漂う横顔にズキリと胸が痛む。


「そ、そうなのか…それは…その、ごめん。

バレンタインにチョコを貰えない奴がいるなんて…知らなかゲフゲフいや!私もチョコ好きだけど、こんなに沢山貰ってもいつも処分に困るからお前らに手伝ってもらってるわけだし…こんなと言えたギリじゃないけどその、元気出せよ!!」


「おい、やめろ。謝るんじゃねぇよ泣きたくなるだろ…。

てか徹!てめぇも貰ってねぇじゃねぇかよ!!俺だけ惨めな存在にしようなんざそうはいかねぇからな!!」


「え?と、徹…お前もなのかっ?!」


「フッ…そんなわけないだろ?僕は今年は貰ったぜ。

雅哉、お前と違ってなぁ!!」


「う、嘘だろ…そ、そんな物好きが存在するはず…」


「ほらよ」


徹の手には黒い紙袋が握られていた。

それを見た雅哉は驚愕と悔しさからかワナワナと体を震わした。


「んなっ!ま、マジかよ…」


「安心しろよ…可哀想なお前の分も、あるんだぜ」


「は?!ま、まじ?!えぇ??」


キラッ!と1つウインクして徹に差し出された紙袋を震える手で受け取った雅哉が恐る恐る中を覗き込めば…そこにはっ!


黒いおはぎが入っていた。


「ばあちゃんからだ」


「婆ちゃんかよ!てか、チョコですらねぇ!」


「いや?チョコで作ったおはぎだ」


「マジか」


「結構美味かったぞ」


「マジか…」


まじまじと袋の中を覗き込む雅哉とそれを渡した徹に私はグッと親指を立てて祝福の言葉を送った。


しかし、それは呆気なく否定される。


「良かったな!2人とも!!」


「「良くねぇよ」」


「え?貰えなくて悔しがってたんだろ?」


「ばっか、お前…女子からの手作りが欲しかったに決まってんだろ!!何が悲しくてバレンタインに婆ちゃんお手製お萩貰って無邪気に喜ぶヤツがいるんだよ!!」


「え?じゃ、じゃあそれ食わないのか?」


婆ちゃん可哀想…。


「は?食うに決まってんだろ?大好きな婆ちゃんからのお萩だぞ?!大切に食うに決まってんだろ!」


「じゃあいいじゃん!!めんどくせぇなぁ!」


「ちげーよ…お前には分からないんだよ、モテない俺らの気持ちなんて」


「くっ、これだからモテる奴はっ!!」


「え、えー…ごめん?」


「「ぐっ…」」


2人は揃って胸を抑えると苦しそうに机につっぷしてしまった。


「お、おーい?」


「…」


「…」


返事がない。ただの屍のようだ…。

その後屍とかした二人の姿を見つめながら私は暫くポリポリとチョコをつまんでいた。


ポリポリ…


ポリポリ…


部屋の中にはなんとも虚しくその音だけが響いていた。


ポリポリ…


ポリ…ガバッ!


「お、復活した」


「アレだ。料理下手対決だっけ?いいぜ、しようぜ」


「マジかよ」


「でも、それって今からみんなで料理するって事か?」


「やめようよ、ねぇ」


「あー、いや。それはあまりにも食材が可哀想だからな。

今まで作った中で最もクソだと思う料理話で競い合おう」


「よし!それだっ!」


「それだ!じゃねぇよ!ねえ、何?この虚しいだけの戦い。それって楽しいの?ねぇ?大丈夫?」


「「モテる奴は黙ってろ」」


「はい…」


2人の圧に押されて渋々口を噤むと、雅哉がゴホンっ!と1つ咳払いをした。


「じゃあ、まず俺からな…さぁさぁ!聞いて驚け!おののきやがれ!

実はこいつ…素麺を燃やすんだ」


「ねぇ待って。なんでお前が私の話するわけ?これいかに自分の料理の下手かを競い合うんでしょ?可笑しくない?」


「「うるせぇ」」


「ご、ごめん…」


「話を戻そう…あれは、俺が中学の頃の話だ」


「回想が始まってしまった…」



◇◆


中一の夏休みのこと、俺はこの異様にクソモテる奴…モテの家に来ていた。


『あづ~…お邪魔しまーす』


『あら、雅哉君』


『あ、ちわっす。モテいますか?』


『いるわよ。私はこれから用事があって出かけるんだけど…あの子が今お昼に素麺茹でてるから一緒に食べてって』


『あざっす』


モテの母にお礼を言って「ちょっと待てぃ!!」


「あ?おい、回想に入り込んでくるんじゃねーよ」


「いやいや、え?可笑しくない?」


「何が?」


「なんで私の名前モテなの?」


「そんな細かいことどうでもいいだろ?」


「いやいや」


「いいから、話し続けろよ」


「いや、ちょ。私にはちゃんと「じゃ、続きな」おいっ!」



俺は勝手知ったるモテの家に上がり込み、真っ先に奴のいる台所へ足を向けた。しかし、ここで異変に気づいた。


台所へ近づくにつれ…なにか、異臭がするのだ。


『ん?なんだこれ…なんか焦げ臭い?』


え?あいつ今何してんの?

あ、素麺茹でてるって言ってたからな…え?まって、なんでこんな焦げ臭いの?…いやぁ、まさか、なぁ??さすがに…


慌てて台所に駆け込めばそこには素麺を燃やすモテの姿があった。


『おい!何してんだよ!!』


『あ、雅哉』


『ちょ、おま燃えてる燃えてる!』


『あれ?本当だ。あ、雅哉も素麺食べる?』


呑気にそんなことを聞いてくるモテの頭は大丈夫かと本気で疑う。そんな事より火だろ!火!


『素麺?!いやそんな事よりそれ!火!』


『あー、えい!よしオッケー』


そう言って、モテは燃え盛る面をそのまま鍋の中にぶち込んで消火。そのまま何事も無かったかのように麺を茹でる。


『はぁぁぁぁぁ…お前、何してんの?』


『え?見ればわかるだろ?素麺茹でてんだよ』


『ちげーよ!燃やしてたんだろ?!てか、なんで燃えるんだよー!』


その日、台所に俺の慟哭が響き渡ったのだった。


◇◆



「って事があったんだ、やばくね?因みにクソまずかった」


「何がどうしてそうなった?え?あいつ麺も茹でられねーの?てかそれ食ったの?すげーな」


「いやいや、茹でられるし。あれはちょっとした事故だったんだよ」


「危うく家が燃えるとこだった。危ねぇ…」


「そんな事ないよー」


「あるんだよ!あったんだよ!」


「で?なんで素麺が燃えんの?マジでわかんないんだけど??」


「えー?普通に茹でてただけだよ?てかあれは、麺が悪い」


「は?ならお前、あの時どう作ってたのか言ってみろよ」


「ん?オケオケ。えー…まず、水の入った鍋を用意します」


「そこから?まぁいいけど」


「鍋を火にかけて沸騰させます」


「おう」


「素麺をぶち込みます」


「…おう」


「燃えます」


「「いやなんでだよ?!」」


2人が揃って机をバン!と叩いて抗議してくる。

いやいや、仕方なくね?燃えるもんは燃えるんだよ。


「燃える要素どこにあったんだよ!!」


「ねぇわ!皆無だわ!」


「事実だし…え?逆になんで燃えないの?」


「おい、なんでこんなやつがモテんだよ…」


「世の中の奴ら見る目無さすぎだろ…」


「それな!」


えー?燃えるんだよー?そう、声をかけるも既に2人の耳には届かない。


暫く2人でヒソヒソと話をしているうちに私は再びポリポリとチョコを摘む。


酷いなーもー…あ、これ美味しい。


「で?なんで燃えたんだよ」


「あー、あれ。麺ってさ、茹でてると水吸ってふやけてくじゃん」


ポリポリ…


「そりゃそうだ」


「うんうん」


「初めは真っ直ぐだった麺がふやけて、こう…くの字に折れて鍋の外に麺が垂れちゃったのね?そしたらさ、コンロの火にぶち当たり引火して燃えました」


こう、ボワっ!とね。


「おい」


「あ、やっべーって思ってる時に「おい待て、全然そんな素振りはなかったぞ」いや、流石にちょっとやばいなーとは思ってたって」


「馬鹿言え!お前超余裕でスマホいじってたからな!」


「まぁまぁいいじゃん。で、そのまま鍋の中に燃えた麺ぶち込んで消火。まぁ、いっかーでそのまま茹でたらさ半分炭半分何故か硬いっていうかこう、麺同士が合体?してグチャっとしたのができたよねー。

ま、普通に食べれたしセーフでしょ」


「どこが?!完全にアウトだよ!!あぶねぇなぁ!!」


「…これが、麺を燃やすモテの力だ!」


「なんでお前が偉そうに言うんだよ!てか、普通燃えないから!てかその言い方だとモテる秘訣みたいに聞こえるからやめろ。そんなんでモテたら嫌だわ」


「燃えたんだから仕方ない」


うんうん。これ、美味いなぁ。


「ばっかお前…馬鹿だろ、ばーか」


「は?馬鹿じゃないし。私の成績抜かしてから言えよ。私、首席だけど??」


「くっ、なぜこいつは頭はいいのに麺を燃やすんだっ…!!」


「馬鹿だからだろ」


「納得した」


「ひでーな」


「「お前がな」」


ポリポリ…


ポリポリ…


「さて、次は徹の番だが…フッ。お前にこの話以上のものがあるとは思えん。この勝負俺の勝ちだな!」


「おい待て。んなわけねぇだろ…あるわ」


「な、なに…?!」


「フフ…モテはな、チョコが溶かせないんだ」


「そら、麺も茹でられねぇんだ。できるわけがねぇよ」


「ねぇ、だから可笑しくない?なんで私の話なわけ?」


「「モテは黙ってろ」」


「つーか、おかしいのはお前だから」


「なんなん?素麺燃やすって?やばすぎだわ」


「2人して私の当たり強くない?ねえ?酷くない?」


「でだな」


「無視かよ」


「あれは中三の頃の話だ…」


「おーい」


◇◆


その日、僕はモテの家に来ていた。


だがその日は運悪くも父親の誕生日が近いということでモテは母親と一緒にフォンダンショコラをつくっていたらしい。だが作業の途中で、モテの母に急遽仕事が入ってしまいモテにあとは頼む!と家を出ていってしまった。

フォンダンショコラといっても、テレビで放送されていた誰でも簡単に作れる!と紹介されていたものらしく、これなら1人でも作れると意気込んでしまったモテは、まずチョコを溶かそうと手を伸ばし…ゴミを生成。



「ゴミじゃないよ、チョコだよ」


「黙ってろ」


「むぅ」


「そんな可愛い顔すんじゃねぇよ…殴るぞ?」


「こわっ!」


「ハイハイ、話戻すぞー」


僕がモテの自宅に入るとムワッとチョコの甘ったるい匂いが充満していた。余りの匂いの強さに思わず鼻を摘む。

恐る恐る匂いの元を辿れば…そこには黒い何かを手に笑うモテの姿があった。


『お、いい所に!』


『は?それより、なんでこんなチョコくせーの?』


『チョコ作ってたからに決まってんじゃん!』


『換気しろよ…臭すぎだわ』


話を聞けばどうやら、何とか四苦八苦しつつも1人でフォンダンショコラを丁度作り上げたとこだったらしい。


しかし、出来上がったものは…黒いヘドロ状のなにかだった。


『な、なんだこれ…』


『フォンダンショコラ』


『は?』


『味見してみてよ』


『は?!』


『はい、あーん』


『は…ぅぐ!』


問答無用で口に突っ込まれたそれの見た目は正しくゲテモノと言っていいもので…。


『美味しい?』


キラキラしい笑顔でそう聞いてくるやつの顔が俺には悪魔に見えたことは…言うまでもない。


『ぐっ、ま…っ!!』


『あれ?少なかったかな…もうちょっと食べないと分かんないか、はいあーん』


『やめっ…!』


『遠慮すんなって~』


『うっ!』


その後、僕は一日中トイレの住人となったのだった…。


◇◆


「いやぁ、死ぬかと思った…」


「お前それよく無事だったな…」


「何とか、ね…」


気のせいか徹の目元には涙が浮かんでいる。

泣くほど美味かったってことかな?


「あの後、徹のその様子みて流石にこれやばいかなー?って思ってさ、残った生地に卵ぶち込んで混ぜて適当に焼いたらマフィンができたんだよねー」


「…それ、どうしたんだ?」


「え?普通に父に渡したよ?元々あの人の誕生日プレゼントだもん」


「なん、だと?お前、誕生日にそんなっ…!」


「安心しろよ、雅哉。親父さんは無事だ」


「え?ま、まさか…それ食って平気だったってのか?」


「いや…あの人、何かを察知したのか一切口にせずそのまま放置してた」


「そうか、それは素晴らしいな!」


パチパチ!と拍手する二人をジトリ…と睨みつける。


「酷いよなぁ。人がせっかく作ったてのにさー」


「いや、英断だった」


「うんうん、犠牲者が1人でよかったな」


「全然僕は良くなかったけどな!!」


「てか、チョコが溶かせないって話じゃなかったか?」


「あぁ、溶かせてないぞ。あいつについて台所に行ったらチョコの甘ったるい匂いはするのにそれらしきものはなくてよ…あったのは器の底が溶けて黒い何かと融合したゴミだけだ」


「どうしてそうなる?」


「電子レンジで溶かそうと思ったらしい」


「湯煎じゃないのか…」


「あぁ、そもそも湯煎を知らなかったのかもしれん。それか単にめんどくさかったのか」


「めんどくさかったの」


「…まぁこいつの場合、湯煎は湯煎でもチョコに直接お湯注ぎそうだしな」


「え?湯煎ってそういう事じゃないの?」


「ほら見ろ、これだよ」


「デスヨネー」


「??」


「でもさ、電子レンジで器ごとダメにするってなんでなん?俺の姉ちゃんも前にチョコを電子レンジで溶かしてた時あったけど、普通にチョコだけ溶けてたぞ?」


「ワット数と時間適当にしたんだろ」


「なるほど…」


「えー?そんな事ないよ」


「「んなわけあるか!」」


「むぅ…」


ポリポリ…


あ、そのチョコ。


「さて…インパクト的には俺の“素麺の乱”の圧勝では?」


「は?僕が犠牲になった“ショコラ事変”の方だろ」


「なんなの?てかさ、可笑しくない?私の料理の失敗談?で、なんで競ってるわけ」


「なんで疑問形なんだよ。完璧なる失敗だわ!!」


「お前的にはあれは失敗じゃないのか?!やばすぎだろ!」


ポリポリ…


ポリポリ…


「うるさいなぁ、そんなに言うなら食うなよなぁ」


「「あ?」」


頭の上に大量の疑問符を浮かべる2人の顔を見てニヤリと笑う。私は2人が持つチョコを指さして首を傾げた。


「…お前らが食べてるそれ、誰が作ったと思う?」


ポリポリ…


ポ…


「は?」


「これ、お前が女子Sに貰ったやつだろ?量が多すぎて処理しきれないって僕達に頼み込んで持ってきたやつ…え?」


「いや、それ半分は男からだぞ?」


「「ファ?!」」


「で、お前らがくってるそれは私からだ。どうだ?美味いか?」


「「…は?」」


「ふふ、ハッピーバレンタイン!」


「「え…?」」







その日、二人の男が1日トイレの住人となったという。







モテ:容姿端麗、頭脳明晰で基本なんでも出来る超人。だが料理だけは壊滅的。本人にその自覚は余りない。

因みに女だが、女にも男にもモテまくる。


雅哉:モテの幼馴染。タレ目に涙ボクロが似合うイケメン普通にモテる。なんなら隠れファンが存在する。が、可哀想なことにモテのオーラが強すぎて目立つことは余りない為自分がイケメンでモテるという自覚はない。料理はモテほどではないが出来る。

得意料理は(麺が伸びきった)カップ焼きそば。


徹:同じく幼馴染。爽やか好青年という言葉が似合うイケメン普通にモテるが雅哉同様モテのオーラに隠れがち。こちらもイケメンでモテるという自覚はない。

料理は3人の中では1番できる方。

得意料理はカレー(らしきもの)。

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