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らく〜にいこうよ  作者: 観音空
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介護とチビ達との徒然草?

嫁に来て18年になりました。


子供も今では高校生と中学生。早いもんです。

そんな私が介護に向き合うことになって、既に13年になろうとしてます。


旦那の両親が時差はあるものの、2人とも認知症にかかってます。

ばーばが認知症を先に発症しました。その時、私は専業主婦でした。それが今ではフルタイムの会社員です。毎月出張などもあります。


実は働き始めたきっかけはこのばーばの発病でした。

想像するとありえないと思う方も多いと思います。今現在、家族に要介護の方がいらっしゃる方には「気持ちは分かる!」と思っていただけるかも知れません。ただ、なかなか実際に働きに出てしまう方ばかりではないと思います。


こんな私だから、少しでも肩の荷を下ろして介護をして頂けたらと思い、書いてみようと思います。



最初の気付きは誰もが感じる「あれ?」という感覚でした。

当時70越えのばーばでしたが、とにかく活動的で、殆ど家にはいませんでした。いわゆる「習い事」という分類の師範でもあり、組合?の理事のような立場にいた事もあり、結構忙しくしていました。立場的にも、美しい見栄えが必須条件でめあるため(本人の志向と一致していたとは思いますが)、美容院や、フェイシャルエステは欠かさない感じでした。私とは正反対(笑)。そんなばーばが、美容院の予約をすっぽかしたのです!


美容院から電話がかかってきて、慌てて行ったり、他の所に既に出かけていたり(つまりダブルブッキング)……

最初は、「年寄りによくある物忘れだろう」と家族も思っていました。


会話をしていても、辻褄は合うし、とくになにかをなくすとか、だらしなくなるとか、どこか行ってしまったまま、戻ってこないとか、そんなことはなかったのです。


ちょっとした約束なんて、わたしでもよくすっぽ抜けます(笑)。

あまりに自信がなくなってきたので、今ではスマホのスケジュールアプリにがっちり管理してもらってます。スマホ無くしたら、本当に危ない。ばーばよりもっとタチ悪いです。


わたしが1人目(チビ1としましょう)を産んだ後、じーじもばーばも初孫で、とても可愛がってくれました。「ばーばなんて呼ばせない」と言っていた本人は、チビ1を見た途端、「ばーばですよ〜♡」と変身?してました。その後も、忙しい日々の中でも、ばーばはチビ1のことを可愛がってくれていました。これが同居の素晴らしいところだな〜と、感謝してました。


そんな日々に、チビ2の妊娠のニュースが飛び込んで来ました!




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