ミドルフェイズ2
GM「じゃあミドルフェイズその2行きましょう。出て欲しいのはPC1とPC2かな」
ナツキ「さよならー」
GM「場所は学校です。じゃあ八部江くんとジバシくんは登場してください」
八部江「0が出た!」
GM「それ10扱い」
侵蝕率上昇
八部江:43→53
ジバシ:42→46
GM「では、学校の教室です。ジバシくんが八部江くんのクラスに転校生としてやってきました」
ジバシ「ぱちぱちー」
八部江「うわーあの人何か俺がめっちゃ嫌われてる人―!やー!」
全員「(笑)」
八部江「そんなことを内心思ってます。しかめっ面で」
ジバシ「じゃあ俺もしかめっ面してます」
ナツキ「今日は、転校生を紹介するわよ。さぁ、入って」(先生役の乗っ取り)
ジバシ「……ジバシです」
全員「暗っ!」
ナツキ「ちょっとそれは予想外(笑)。じゃあ、ジバシくんは空いている席に座って」
GM「じゃあ、その空いている席は八部江くんの一つ後ろの席です」
全員「(笑)」
ジバシ「じゃあ行く途中に椅子をガンッ!て蹴る」
GM「おっと椅子が(笑)」
八部江「近い近いやばいやばい……!」
ジバシ「席が近いパターン」
ナツキ「主人公が何だか優柔不断系に(笑)」
GM「優柔不断というか……何というか、ナヨナヨしい?(笑)」
GM「じゃあ一通りホームルームが終わって、転校生の元に人が集まってきますね。どこから来たのー?みたいに。で、そのときにクラスメイトの綾瀬真花ちゃんもやってきます。ですが、彼女どこか浮かない顔をしています。それで、ジバシくんじゃなくって一つ前の八部江くんに用があるみたいです。そうして八部江くんに声をかけてきました。『ねぇ八部江くん』」
八部江「どうしたの――って、これって話しても大丈夫?」
GM「あ、それは大丈夫かと。普通に話す分には」
八部江「おはようー」
GM「『うん、おはよう八部江くん』と。じゃあ綾瀬ちゃんが『あ、そうだ八部江くん。もう怪我は大丈夫なの?』って聞いてきます」
八部江「あ、全然大丈夫だったよ」
GM「そっか、よかった。入院したって聞いたからちょっと不安になって」
八部江「すぐ治った、すぐ治った。まあ大丈夫だったよ。そっちこそ大丈夫?」
GM「『うん、私は大丈夫。――だけど』と表情に陰が差します」
八部江「おお、はい」
GM「『この間の事故のことなんだけど――』と少し言いよどんでから、『――ごめん、やっぱり何でもない』といって綾瀬ちゃんが話をやめてしまいます」
ナツキ「意味深だなぁ」
GM「そのタイミングでもう一人別のクラスメイト、矢神秀人くんが――」
ジバシ「――矢神だって!?」
GM「そう。同じクラスです。って、ジバシがめっちゃ矢神くんにガン飛ばしてくる(笑)」
全員「(笑)」
ナツキ「露骨すぎ(笑)」
GM「その矢神くんが八部江くんに向かって『八部江くん。綾瀬さんは事故に遭って怖がっているんだ。君はあまり話しかけるべきじゃないと思うよ』と言います。
それからガンを飛ばしてくるジバシくんにも向き直って、『何だいさっきからこっちを見て。君、転校生だよね。僕と八部江くんが話しているのが、そんなに気になるのかい? さっきからずっとこっちを見ているよね』と言ってきますね」
ジバシ「うわぁ……。よし、『……矢神くんには、用はないんだよ』」
GM「だったら、僕にはあまり近づかないでくれるかな。僕も、平穏無事な学校生活を送りたいからね」
ジバシ「うわぁ……! 感じ悪いな」
GM「そう、矢神くんが感じ悪いというか、ちょっと調子に乗ってるというか」
ジバシ「……後でシメるか」
全員「怖っ!」
GM「あとでシメるって、観察対象をシメるのか(笑)」
ジバシ「あ、それは支部長に怒られる(笑)」
八部江「俺からすれば二人とも恐怖の対象だわ(笑)」
GM「では、そうして綾瀬真花ちゃんと矢神秀人くんの二人と会話しました。授業は何事もなく終わり、無事に放課後となりました。これからみんなで、UGNの支部に集まって今回の事件について色々と情報収集を行うことになります。というわけでシーン終了です」