オープニングフェイズ3
PC3、ナツキのオープニングです。
GM「PC3のオープニングフェイズ行きます。シーン登場してください」
侵蝕率上昇
ナツキ:35→39
GM「あ、他の人は参加できません」
ナツキ「4点上昇っと」
GM「あ、そこHPのとこ」
全員「(笑)」
八部江「回復してる(笑)」
ナツキ「超回復(笑)」
GM「出てくるたびに回復する男、ナツキ(笑)」
ナツキ「やばいやばい(笑)」
ジバシ「強くなっていく(笑) MaxのHPが増えていくとか」
GM「PC3、ナツキさん。あなたは今、UGN・N市支部の支部長室にいます」
ナツキ「なんだ、助けにきたUGNじゃないのか」
GM「支部ってどんな感じ?」
ナツキ「喫茶店」
GM「お、いいですね。じゃあ喫茶店の裏側の部屋?」
ナツキ「どっちかというと地下がいいな」
GM「じゃあ地下室にしましょう。喫茶店の地下に隠された秘密の部屋で、あなたはパソコンに向き合っていました。そのパソコンにはビデオ通話がつながっていて、画面には相手が映っています」
ナツキ「誰だろう」
GM「相手はUGN日本支部長――まあ、日本で一番偉い人」
ナツキ「俺の上司か」
GM「そう、上司。上司の霧谷雄吾さんが映っています。で、霧谷雄吾さんからあなたに対して、命令が下ります。
『先ほど、N市でバス横転事故が起こりました。ジバシくんが別件の調査で偶然その現場に居合わせており、ワーディングエフェクトを確認した、という報告がされています』」
ジバシ「あ、俺なのか」
ナツキ「部下かな」
GM「現場に急行したUGNの処理班が、八部江という学生を保護しました。爆発炎上したバスのなかでも無傷。つまりオーヴァードです。現在はUGNの病院で治療を受けています。そこでナツキくん」
ナツキ「はい」
GM「N市支部長であるあなたの管轄となりますので、八部江くんのケアとそれからUGNについて彼に説明してあげてください」
ナツキ「え、何て? ごめんもう一回」
全員「(笑)」
ジバシ「上司に対して(笑)」
八部江「え、何て? え、何て?(笑)」
ナツキ「違うって、今のは、今のは不可抗力だから。待ってくれって(笑)。今のは気絶してるやつが余計なこと言ったから(笑)」
(実はPL1がPL3を笑わせようとしていたせいで聞き逃していた)
GM「(笑)。えっと、八部江くんのケアと、それからUGNについて彼に説明してあげてください」
ナツキ「ああ、なるほど了解です」
GM「それからあなたの市では“ディアボロス”春日恭二というFHエージェント、それから“シューラヴァラ”という新手のエージェントが何か企んでいるようです。彼らに注意してください」
ナツキ「了解」
GM「“シューラヴァラ”についてなのですが、申し訳ありません。分かっているのは彼のコードネームだけです。本名は分かっていません。“シューラヴァラ”という名前を少し調べたところ、古代インド叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する英雄ラーマが使った武器で、意味は『鋭き投槍』という意味だそうですよ。そのコードネームが何を意味するのかは私たちにはまだ分かりませんが」
ナツキ「ふむふむ」
ジバシ「はぁー……シューラヴァラね……」
GM「ナツキくん。あなたには彼ら二人の調査、および八部江くんの保護を命じます」
ナツキ「あれ、二人だったっけ? “シューラヴァラ”と?」
GM「“シューラヴァラ”とそれから“ディアボロス”春日恭二。ディアボロスは春日恭二とイコールだからね」
八部江「別名?」
GM「別名。ディアボロスはみんなのコードネームと同じ」
ジバシ「春日恭二って……ああNPCか」
GM「そうそうNPC。春日恭二っていう敵キャラがいます」
ナツキ「ディアボロスとシューラヴァラね」
GM「そうその二人のエージェントが、何かを企んでいるようです」
ナツキ「なるほどな、オーケー」
GM「そうして命令を受けて、ビデオ通話が終了しました。それと同時に新たに電話がかかってきます」
ジバシ「プルルルル」
ナツキ「はい、もしもし」
GM「報告で、病院に搬送された八部江くんが目を覚ましたそうです。ジバシくんとナツキさんは病院で八部江くんに説明してあげてください」
ジバシ「支部長―、目が覚めましたぁ!」
GM「ああそっか。じゃあ連絡したのがジバシにしておこっか」
ナツキ「了解」
八部江「え、何? もう一回。え、何? もう一回(笑)」
全員「(笑)」
ナツキ「俺、また聞いてなかったのか?(笑)」
GM「耳遠いぞナツキさん(笑)」
ナツキ「まあ、病院に向かいます」
GM「では、そこでシーン終了です」
八部江「あんまり侵蝕率って増えないのかな」
GM「あ、それはこれからドンドン増えていくよ」
GM「じゃあこれでオープニングフェイズは終了。次からミドルフェイズに入りまーす」
全員「おおー!」
次回からミドルフェイズに入ります。