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オープニングフェイズ2

PC2、ジバシくんのオープニングです。


GM「次はシーン2。今回はPC2。他の人は参加できません。じゃあ行きましょう」

ジバシ「侵蝕率っていくつ上がるの?」

GM「シーンに出るたび1D10を振って出た目の分あがる」


侵蝕率上昇

 ジバシ:34→35


ジバシ「よーし、神引き!」

GM「お、いいぞ。でも最初は多い方がいいのかも」

ジバシ「何やて!」

ナツキ「何やて工藤!」



GM「何くんだっけ?」

ジバシ「ジバシ」

GM「ジバシくん。あなたは今、UGNの活動の一環として矢神秀人という人物を追跡しています」

ジバシ「うんうん」

GM「矢神秀人くんを最近調べた結果、成績運動共に普通。部活動は帰宅部と、どのクラスにでもいるような目立たない生徒です。今日もあなたは、矢神秀人を尾行しています。現在は商店街。矢神秀人くんは人混みの中を歩いています」

ジバシ「うん」

GM「あ、気づいている様子はありません」

ジバシ「どうしよう。普通に追っていかないと仕方ないな」

GM「じゃあ追いかけていきます」

八部江「肩トントンって」

ジバシ「尾行の意味ゼロ(笑)」

GM「尾行の意味とは果たして(笑)」

八部江「それでお菓子あげるからこなーい?って」

ナツキ「誘拐だそれ(笑)」


GM「じゃあ、矢神秀人くんを追いかけていると、急に曲がり角から自転車が飛び出してきます」

ジバシ「マジか」

GM「で、あなたにぶつかりそうになります。おっと危ない」

ジバシ「避けるぜ。シュッ!」

GM「避けました。自転車に乗っていた人は、『すみません!』と頭を下げてから去って行きます」

ジバシ「え、慰謝料は?」

GM「ないです(笑)。それで、あなたが改めて矢神秀人くんの方を向き直ると、さっきの一瞬に意識が逸れたせいで矢神秀人くんが人混みの中に消えてしまっていました」

ジバシ「おっとマジかー」

八部江「きっと後ろに……」

ジバシ「振り返ります」

GM「いません」


GM「その時です。派手な音を立てて、近くの交差点で一台のバスが横転しました」

ジバシ「マジかよ」

GM「どーん、と爆発が起こります。ですが、そんな事故が起こっているというのに、辺りは時が止まったように静まりかえっています」

ジバシ「ほぇー」

GM「ワーディングエフェクトです。あなたはこのエフェクトを良く知っています。えっと、つまり何者かが超能力を使ったという証です」

ジバシ「……おっとぉー? 周囲を見回します」

GM「すると、近くのビルの屋上、夕日を背にするように黒い人影が立っています」

ジバシ「めっちゃ怪しい」

八部江「後光が差してる」

ジバシ「え、行こうぜそのビルに」

GM「なるほど。じゃああなたがビルに近づこうとすると、その瞬間にどこからともなく三人の男達が現れ、手から炎で出来た剣を作ってあなたに斬りかかってきます」

ジバシ「なんでやねん(笑)」


GM「えっと、演出戦闘なので適当に倒してください。ロールプレイ兼ねて」

全員「いぇーい!」

GM「侵食率あげなくていいので、ちょっと格好つけて、カッコよく敵を倒して!」

ジバシ「シューっとして?」(抜刀モーション)

全員「シューっとして?」

ジバシ「スッスッスッ」(斬撃モーション)

全員「(笑)」

ジバシ「それは残像だ(笑)」

八部江&ナツキ「それは残像だ!」

GM「では、残像を残すような速度であなたの剣は振るわれ、三人の男達は斬られました。負傷した敵は、慌てて逃げていきます」

八部江&ナツキ「めっちゃ強い!」

ジバシ「俺、強いな(笑)」


GM「ですが、改めて振り返るとビルの屋上にいた人影はいなくなっていました」

ジバシ「Oh……マジかよ」

GM「後に残されたのは燃えるバス。中からたくさんのうめき声が聞こえます」

ナツキ「人がいるな」

ジバシ「おーっと。とりあえず行くしかないな」

GM「えっと、どこに?」

ジバシ「バスに」

GM「じゃあバスに近づいて、重軽傷者――軽傷の人から重傷の人までたくさんいますが、誰もが傷を負っています。あなたがバスの瓦礫をどけつつ呼びかけていると、一人の人物に気がつきます。周りの人が多かれ少なかれ怪我をしているにも関わらず、一人の男子高校生が無傷です」

ジバシ「ほうほう」

GM「その無傷の彼は、一人の女の子をかばうようにして気を失っていました」

ジバシ「…………」(無言で八部江を見る)

ナツキ「…………」(無言で八部江を見る)

八部江「……笑わなーい」

全員「(笑)」


GM「しばらくしてUGNの救援部隊みたいなのが来ます。救助され、多くの人が病院に搬送されていきます。が、その男の子だけは無傷です。えっと、UGNはこの状況を見て、無傷であるということは彼もオーヴァードではないかと判断しました」

ジバシ「そうだろうなぁ」

GM「それで、ジバシくんにはその病院にまで付き添って、彼が目覚めるのを待って欲しいという命令が下されます」

ジバシ「……」(なんともいえない表情)

八部江「嫌がるな(笑)」

GM「はい、これでシーン終了です」


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