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エンディングフェイズ


GM「楽しい楽しいバックトラックの時間です」

ナツキ「俺、余裕そうだ(笑)」

GM「まぁそういうこともあるよね。では皆さん、最終侵食率と残ったロイスの数を確認してくださーい」


八部江:136 ロイス5個

ジバシ:129 ロイス6個

ナツキ:110 ロイス6個


GM「ダイス二倍振りするかどうか考えてね」

ナツキ「俺は等倍で」

八部江&ジバシ「二倍振りで」

GM「それじゃあ、余裕のありそうなナツキから振ろうか」


ナツキのバックトラック:5D合計→33

 最終侵食率:77


ナツキ「帰ってきたぜ」

GM「お疲れ様ー」

ジバシ「なら俺もいくぜ」


ジバシのバックトラック:10D合計→62

 最終侵食率:67


GM「お帰りー」

八部江「ダイス10個あれば大丈夫だろ」


八部江のバックトラック:10D合計→46

 最終侵食率:90


GM「おお、良かった。みんな帰ってきたね。では、皆さんが無事に帰ってこられたのでエンディングに移ります」

ナツキ「結局、《極大消滅波》を撃てなかった」

GM「そのエフェクトはヤバいのだって言ったじゃん。破滅願望強すぎ(笑)」

八部江「それ、結局何だったの?」

GM「サラマンダーの奥義みたいな」

ナツキ「侵食率120%超えてないと使えないエフェクト。ワンチャン、敵を一撃で仕留められるよな、コレ」

GM「まぁ、強力なエフェクトではあるけど。でもお前帰ってくる気ないだろ、的なスキルだよね(笑)」


GM「それではエンディングフェイズ。まずはナツキのエンディングです」

ナツキ「はーい」

GM「ここはUGNのN市支部。表向きは喫茶店となっている地下に隠された、ナツキの支部長室です」

ナツキ「最後はとんだピエロだったぜ」

GM「ホントにな(笑)」

ナツキ「最後は支部長!とか言いながら剣作ってターンエンドしたからな(笑)

 逆に俺以外はみんな気付いてなかったの? 攻撃出来ないことに(笑)」

八部江「そーいえばそうなんだけど(笑)」

GM「八部江とジバシが頑張ったから、もうこれは支部長決めろー!って思ってたのに(笑)」

八部江「最後、決まると思ってたよ(笑)」

ジバシ「エフェクトないのかよ!ってなった(笑)」


GM「続き。パソコンのモニターには、霧谷雄吾が映っています。『ナツキさん。ご苦労様でした』」

ナツキ「うん」

全員「(笑)」

GM「うん、て。軽いっ(笑)」

ジバシ「舐めてる(笑)」

GM「霧谷さん、一応日本のUGNで一番偉い人なんだぜ?(笑) そんな霧谷さんが言います。『FHの計画は阻止されました。綾瀬真花は、適格者ではありませんでした。どうやら、八部江君の周囲にいたときのレネゲイドの反応を誤認した可能性が高いようです。矢神秀人が彼女に固執したのは、彼にとって大切な人だったからでしょうね。しかし、ジャーム化によって正常な関係を構築できなくなってしまった。……日常を失うとは、そういうことです。ナツキ支部長、あなたもジャームにはならないよう、くれぐれも気をつけてください』」

ナツキ「了解です」

GM「『では、このたびはご苦労様でした』といって通信が切られます」



GM「次は八部江とジバシのエンディング。場所は翌日の学校。朝、二人は登校して教室にやってきました」

ナツキ「そういえば二人とも高校生でしたね。ジバシも高校生か」

ジバシ「あれだけ色々やったけど、高校生でーす」

GM「翌日の学校。そこには何事もなかったかのように日常の光景が繰り広げられています。二人がガラリとドアを開けて、教室に入ります。すると、一人の女の子があなたたちに声をかけてきました。『おはよう、八部江君。それからジバシ君も、もうこの学校には慣れた?』クラスメイトの綾瀬真花ちゃんです」

八部江「おはよう、真花ちゃん。今日も元気だね。……間違えた、今日も可愛いね」

GM「おっと、さらっと言いやがったぞ(笑)」

ジバシ「おおっと!?」

GM「『そ、そんなっ、可愛いなんて……』と頬を赤らめながら反応しましょう」

八部江「真花ちゃん可愛い!」

GM「真花ちゃん可愛い!」


GM「では、真花ちゃんが八部江くんの方を見て言います。『そうだ、昨日は八部江君のおかげで助かったよ』」

八部江「ごめんね、怖い思いさせちゃって。でも、あいつが悪いんだよ」

ジバシ「えっ? おっと……?(笑)」

GM「えっ? 何の話? ほら、宿題見せてもらったよね……?」

八部江「あっ、ああ、うん! そうだね! 勘違いしてた!」

GM「ではその後、真花ちゃんはちらりと教室の後ろの席を見ます。その席は、矢神の席です。『そういえば、聞いた? 矢神君、転校しちゃったんだって。残念だよね、急に転校なんて……』」

八部江「そうなんだ」

ジバシ「やったぁ!」

GM「ジバシ、性格悪いな(笑)」


GM「こうして、脆く崩れそうな日常はこれからも続いていくのでしょう。これにて、シナリオ『Crumble Days』、終了です!」


ジバシ「……おい、八部江。お前後で屋上な? 秘密だって言っただろ?(笑)」

ナツキ「びっくりしたわ(笑)」

八部江「(笑)」

GM「さらっと秘密を言いやがったもんな(笑)」


これにて、リプレイパート終了です。

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。


https://ncode.syosetu.com/n3019eq/

続編、DX3rdリプレイ「Fiction breakers」です。良かったらどうぞ

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