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 2010年に呑気屋本舗の前身であるWIND工房から発行された、初の本格SFです。

 実は呑気な冒険者達シリーズとリンクしていたりしますが、こちらは単独で読めるSF小説となっておりますのでご安心くださいませ。


 載せようかどうしようか迷ったのですが、呑気な冒険者シリーズも終わったし、このままどこにも載せないのもあれだしという感じでこちらに掲載することになりました。

 シリアスな話ですが、お楽しみいただければ光栄です。

 夢から解放されて、重たい目蓋を開いた時、目の前に見えたのは見慣れた自室の天井ではなく、清潔な白い光だけだった。無意識のうちに何とも付かぬ、大きなため息を付くとゆっくり体を起こす。大丈夫だ、目眩はしていないし、体も痺れていない。ゆっくりと自らの体を確認していると、どこからともなく柔らかな声が静かに語りかけてきた。

『おはようございます、アーティス・オズマンド』

「おはよう、『箱舟(アーク)』」

 姿の見えない声にそう答えを返しながら、アーティスは冷凍睡眠(コールドスリープ)装置の外へと降り立った。何の遠慮もなく裸のまま大きく伸びをする。心なしか体が強ばっている気はするが、体は完璧に管理されていたからそんなことはあり得ない。

「『箱舟』今日の日付は?」

 ゆっくりと両手を開いたり閉じたりしながら尋ねると、すぐに返事が返ってきた。

『現在は西暦二三八四年三月十五日です』

「ありがとう」

 きっちり予定通りの日時だ。どうやら何のトラブルもなく、アーティスの冷凍睡眠は五十年間保たれていたらしい。

「みんなはどう? 元気にしてる?」

『健康状態に問題なく眠っています』

「そうだね。僕が一番早起きのはずだ」

 そう呟いてから、無機質な壁の小さく目印のついた一部分に軽く手を触れる。音もなく壁と一体化しているクローゼットの扉が開いた。全く知識を失っていなかったことに少々安心した。いくら自分一人しか目覚めていないとはいえ裸で過ごす趣味はないし、何より恥ずかしい。

「どれにしようかなぁ……」

 誰が聞いているわけでもないのに、小さく一人呟く。前はうるさい同室(ルームメイト)がいたから、独り言をいう必要などなかったが、今はたった一人。返事がなくとも少し何かを口に出したい気分になって当然だろう。

 数種類の服の中から私服を取り出す。何気なく覗き込んだクローゼットの鏡には、冷凍睡眠(コールドスリープ)に入る前と全く変わらない自分の姿が映っていた。癖っ毛気味のブラウンの髪に、黒の瞳。肌の色は幾分か白くなったような気がするが気のせいだろう。

 そしてどう見ても二十代前半にしか見えない姿……。本当の年齢は、眠っているうちに七十歳を過ぎたというのに、何だか奇妙な気分だ。だがまだ彼の眠りは終わったわけではない。最もこれから先の長さを思えば、これからは年齢など無意味なのかもしれない。

 ため息をついてクローゼットを閉じると、服を抱えたまま隣の部屋へ向かった。そこに行けばモニター越しに外が見えるはずだ。そこで外の景色を見ながら服を着よう。今は一人しか起きていないから、裸で歩いていたって誰にも咎められることはない。とにかく一刻も早く外が見たい。外の光景は、アーティスと仲間たちみんなの夢であり、希望なのだから。

 何の音も立てずに開いた扉の向こうに、大きなディスプレイと操作盤がある。付属の椅子は彼にあわせて作られた物で、ここはプライベートな部屋だ。例えみんなが起きていたとしても、アーティスの許可がなければ誰も入って来れない。それにメインコンピューターとも繋がっているから、その気になれば彼の仕事はここだけで事足りる。

 だがアーティスの予想に反して、そこには人がいた。

「え?」

 あまりに予想外のことで、絶句してしまった。人がいたということですら驚愕にあたいするというのに、よりによってそこにいたのは目を見張るばかりの美しい少女だったのだ。けぶるように美しく波打つ金色の髪、木漏れ日が煌めくよう輝く大きな緑の瞳、そして上等な陶器を思わせる白くなめらかな肌。

「……天使みたいだ」

 呆然とそう呟いた彼に、天使はふわりと微笑みかけた。何百年前の宗教画から抜け出してきた無垢な存在のように、全てがとろけそうな、まさに極上の天使の微笑み。ぼんやりと見とれていたが、少女の視線がアーティスの全身をゆっくりと眺めたその瞬間、アーティスは大事なことを思い出した。まだ手に服を持っているということは……全裸のままだ。

「ご、ごめん。今すぐ服を着るから」

 気が付くと同時に顔中が火照った。二十代といえど、研究所育ちで一般の女性に対する免疫はほとんどない。なのに初対面の天使のような少女の前で全裸とは、情けないにも程がある。大慌てで服を着始めたアーティスに驚くでもなく、まして裸でいることを非難するでもなく、まるで何も気にしていないかのように少女は微笑んでいた。

 大慌てで服を着替え終わってから、アーティスはようやくこの天使のような少女は絶対に人間ではあり得ないということに思い至った。この船に乗る人間はたったの七人しかいない。その七人総てが、アーティスとずっと行動を共にしてきた仲間だ。人間の数を増やすほど、食料や生命維持に場所を裂くと言う理由からプロジェクトリーダーは極端に乗組員の数を減らしたのである。そのため動くものといえば作業用ロボットと警備ロボット、そして細かな仕事をこなす、人工知能搭載型のアンドロイドだけだ。

 つまり彼女は一番早くに目覚める彼を驚かそうと、船の管理権限を持つ技術者からのサプライズプレゼントなのだろう。一人で作業することに、少なからずストレスを感じていたアーティスのために用意してくれていたなんて、その気遣いに頭が下がる。これから二年間という長い時間をひとりぼっちで過ごすよりは、アンドロイドでも話し相手がいるにこしたことはない。

「驚いたなぁ……」 

 一気に力が抜けた。アンドロイドならば、アーティスの全裸を見ても何も言わないに決まっている。それにこの完璧な外見もうなずける。人間と全く変わりないのに、どことなく異なった雰囲気をまとっているような気がするのだ。冷静に考えればすぐ分かることだったのに、簡単に慌てふためいてしまった自分が情けない。

 たった二人なのだから、むさ苦しい男よりもこの美少女の方が数段ありがたい。アーティスは昔ながらの絵本や絵を集めるのが趣味だったから、絵画のような美少女は、鑑賞するのも楽しいではないか。ようやく落ち着いて一息つくと、アーティスは少女に向かって微笑んだ。

「名前はあるの?」

 少女はアーティスを見つめ、黙ったまま首を横に振った。

「名前ないんだ」

 もしかすると呼びやすい名前を、自分で付けろということかもしれない。完璧主義者の彼が、何かをし忘れるなどとは到底考えられないからだ。いまいちまとまりの悪い髪を片手で整えながら、少女に向き直る。

「アンジェラ……なんてどうかな? 天使って意味だからそのままだけど」

 少女は小さく首を傾げた。その当惑したような眼差し、まるで本当の人間みたいだ。アーティスは天才と称される仲間の腕に心の中で舌を巻きながらも、優しく少女に語りかけた。

「君の名前だよ。気に入らない? ごめん、どうもネーミングって苦手なんだ」

 しばし考えていた少女は、理解したのかにっこりと微笑んだ。

「アンジェラ……天使」

 嬉しそうにゆっくりと、噛みしめるようにそう呟いた少女にアーティスは確認した。

「どうかな?」

 両手を胸の上に重ねて与えられた名前を大切そうにゆっくりと抱きしめ、小さく唇の上に乗せてから少女は微笑んだ。

「……ありがとう」

 輝くばかりの少女の笑顔は、なによりの返事だった。少女はアンドロイドとは思えないほど生気に満ち、輝くばかりに美しい。本当の天使でもきっとこれほど輝いていないだろうという気がしてきた。例えこの子がアンドロイドでも、こんな少女と二人きりなら悪くない。

「僕はアーティス。みんなはアーティーって呼ぶ。アンジェラもアーティーって呼んでくれればいからね」

「うん。アーティー」

 椅子にもたれたままのアンジェラの隣に立ち、目の前のタッチパネルに触れた。一瞬にしてアーティスの生体データを取り込んだコンピューターが、長きの眠りから目覚めていく。アーティスの覚醒を祝っているかのように、コンピューターは静かに明滅を繰り返し、生き返っていく。この部屋の冷凍睡眠と生命維持装置以外の機能が立ち上がったのは、五十年ぶりのはずだ。

「よし、じゃあ仕事を始めようかな」

 ディスプレイをオンにして、外の画像を表示させる。目の前に広がったのは、今まで見たこともないような星空と、そして水と赤茶けた土だけの巨大な惑星だった。

「……着いたんだよな、ここに……」

 ――惑星エデン。

 地球人類が願いを託した最も遠い、居住可能惑星であり、絶滅しつつある人類の希望を一心に引き受ける夢の惑星だ。

「年月は五十年経っているけど、すごく短かった」

 アーティスは黙ったまま目を閉じる。この任務に就いた時から嫌と言うほど見てきた地球滅亡のきっかけとなったあの映像がまぶたの裏に蘇る。

 ――その日、人々はこの世の物とは思えないほど美しく輝く星々の光のシャワーを一身に受け、歓喜の声をあげてそれを祝福した。

 西暦二〇八九年。

 地球へと衝突しようとしていた小惑星が、初めて協力体制をとった大国連合の作戦によって、遠く宇宙へと跳び去っていった地球人類にとって重要な記念の年であった。

 その作戦の名は『希望の弓矢(ホープフル・アロー)

 それは歓喜と奇跡の声に讃えられ、その名の通り人類の輝かしい未来を約束するものとなった……かに思われた。だが人類が初めて未曾有の危機を乗り切ったその輝かしき時から、人知れず地球生命崩壊の序曲は始まってしまったのだ。

 人類が小惑星に打ち込んだ『希望の弓矢』――それは各々の大国が所有する、大量の核兵器のことだったのである。

 本来、それは『希望』と呼べる代物ではなく、禍々しくも恐ろしいその兵器に、輝かしい名称を付けただけのものだった。だが人類が所有しうる中で、最も破壊力の大きな兵器は、二〇八九年当初、それ以外に存在しなかった。

 『希望の矢』が放たれたその日、地球上の人々が夜空に見た物は、何千、何万もの煌めく流星雨を降らせながら遠ざかってゆく、巨大な輝く天体の姿であった。それは言語にしがたいほど美しく、そして神の錫うた奇跡のごとくに輝かしい、荘厳な眺めであったという。

 危機が去り、喜びに沸きかえる地球に本当の破滅がやってきたのは、それから一年も経たない頃だった。皮肉なことに、人類を危機へと導いた直接の原因は『希望の矢』から生み出された、大量の放射能汚染物質だったのである。

 不幸中の幸いは、即死につながるだけの放射能量はなかったことだった。人々は安堵し人類への影響は微々たる物だと思いこんだまま、今まで通りの日常を取り戻した。だがそれは甘い幻想にすぎないことはすぐに分かった。

 放射能汚染は、劇的に地球環境をかえていった。植物は奇形化して立ち枯れ、野生動物もまた同じく大量に死んでいく。二十一世紀初頭に研究者によって提言された核兵器の放射能は二週間で消えるという説は、幻想であったことは誰の目にも明らかだった。大気圏から成層圏に蓄えられた大量の放射能は、消えることなくじわりじわりと地表に降り注ぎ続けた。

 徐々に人類の食料の収穫が減っていき、人々は食料を求めて無意味な戦乱を繰り返した。第二次植民地獲得戦争……帝国主義の復活である。だが、そうまでしても手に入る食料は少なく、その上放射能汚染を免れた食料など存在しない。

 ついに事態は最悪のシナリオへと進み始めた。放射性物質を含んだ食料を日常口にしている人類に影響を及ぼし始めたのだ。まず子供たちが、次に老人が犠牲となった。発展途上国、内紛地域の死亡者は急激に増え、先進国でさえじわじわと迫り来る死の恐怖から逃れることは出来なかった。放射能の影響から出生率は著しく下がり、癌、白血病などの免疫異常が蔓延した。

 結果、人類はいつ尽きるともしれない放射能を遮断するドームを作り、その中で生活することを余儀なくされたのだ。居住ドームを作れた巨大国家のみが生き残り、財力を持たなかった小国のほとんどが滅び去った。そして地球の人口は、たった五十年のうちに、約百億から五十分の一以下の二億人程まで減少した。

 人々があれほど歓喜をもって迎えた『希望の弓矢』作戦は、後に『暗黒の(ダークネス・ブレイド)』と呼ばれ、人々の未来を暗く斬りつけ続ける事になったのだ。

 目を開けたアーティスは目の前の惑星エデンを見つめる。この赤茶けた惑星……。これが研究者たちによって導き出された地球の未来図と同じ姿である。だが地球と違い、この惑星はまだ汚されてはいない。成分分析によって清浄で美しい星になる確率が非情に高いことを、アーティスは専門家として知っていた。

 そのためにアーティスはここにいるのだ。

 滅亡しかけた人類の危機を、人々はただ手をこまねいていて見ていたわけではない。多くの国家と研究者が人類の未来を託したのは、宇宙だった。

 研究者のみしか住むことを許されなかった研究用スペースコロニーを、人類の居住地として拡張することを手始めに、月面基地を中心に様々な宇宙開発計画が進められた。中でも最も力が入れられたのは惑星地球化事業(テラフォーミング)であった。

『もう一度、美しく汚れのない環境を!』

 そうスローガンを掲げたこの事業も、始めは困難を極めた。当時の科学力ではカバーしきれない、数々の難題が山積みだったからだ。しかもすべてがそう簡単に片付きそうにない。まず他惑星に辿り着くためにかかる時間の問題、次に送り込む物資の輸送の問題……そう、一番の問題はロケットのエンジン開発が追いついていないことだった。もしもあのまま科学が進歩しなければ確実に人類は滅びていただろう。

 だが神の采配か、ある時期からこの研究が飛躍的に進歩することとなる。

 その理由はある特殊な人類の誕生であった。

 彼らは放射能の影響によるものか、普通の人間では眠りについているはずの脳細胞の殆どが覚醒しているという特殊な状態にある。その為に彼らの殆どが、驚くべき才能を有していた。生き残った人類は彼らを保護し、彼らの作る未来に賭けた。

 だが数百人に一人しか生まれることのない希望の光であるはずの彼らには、無視できない特殊な才能によってもたらされた闇があった。

 彼らは、地球の声を『聞く』ことが出来た。

 あるものは痛みに苦しむ風の声を聞き、あるものは悲痛な呻き声を上げる土の声を聞いた。そしてあるものは死にゆく木々の断末魔を聞き、流れ込む汚れに泣き叫ぶ水の声を聞いた。

 それ故に彼らは『聞く者』と呼ばれた。彼らの多くは、常に頭の中に響き続けるその地球の苦しみ悶える声に耐えきれず狂死した。その率は四割を超える。そしてその苦しみを受け止められ、生き残ることが出来た一部の『聞く者』たちは、天才的な頭脳を持ち、科学、生物学、工学など様々な分野のレベルを飛躍的に伸ばしたのである。

 やがて国家的財産である『聞く者』は、世界的な保護の対象となり、発見され生き残ったものから国際教育機関に送られて保護され、専門の研究に従事させられることとなった。

 国際教育機関が置かれたのは、古の経済大国日本。この国はとうに崩壊しており、この国を支配した日本人は、すでに人種として存在していない。人だけがいなくなった高度な研究施設が、再び『聞く者』のために整えられた。人だけが消えたこの国では、建物や研究施設に困ることはない。立ち並ぶ高層ビルの廃墟や、人が住むことがなくなった古ぼけたマンションと共に、美しく広大な研究施設が建てられた。

 死と生、崩壊と新生がたちならぶ街に暮らす、一握りの天才たち……。

 そこに住む彼らを世間の人々は、神よりの使者、進化した人類 滅びつつある地球が自分自身を救うためにこの世に遣わせた、天使であると信じたのだった。

 彼らの類い希なる頭脳に頼る形ではあったが、ようやく人類はナノマシンと人口太陽を完全に連携させ、地中から惑星を変えていく、完全な惑星地球化技術を二千二百年頃に完成させるに至った。これにより人類は新たな土地を手に入れる算段をようやく付けることが出来た。

 そして理論的にはあると言われながらも発見されていなかった、ミニブラックホールを見つけ出して固定化し、ワームホールとして利用するという画期的な航法も彼らによって発見されるに至った。これにより人類は遙か彼方へと旅をする可能性を見つけ出したのである。その技術はまだ一部の『聞く者』たちによって独占されており、まだ一般の人々の手に届く代物ではない。

 それでも絶滅を待つだけだった人類は、絶滅を免れたと驚喜したのである。だが新たなる航法は幾度かの実験を繰り返したものの、未だ失敗も多く完全に人類はそれをこの手にすることは出来ていない。だが人類全滅のタイムリミットは、刻一刻と差し迫ってきていた。人類は更に人口を減らし、食物を奪い合っている。

 もはや一刻の猶予もないと、宇宙空間での実験と人類復活を賭けた惑星改革のために、わずか数人の研究者と技術者が、死を覚悟した上で新たな希望の種を蒔くものとして、地球を旅だった。それがアーティスの乗るこの航宙船であるが存在している。

 アーティスももちろん、人類の進化した姿とされる『聞く者』の一人である。

「どうしたの?」

 物思いに耽っていたアーティスはアンジェラの声で我に返った。振り返るとアンジェラが小首をかしげてこちらをじっと見つめている。『聞く者』は天使とも呼ばれるが、アンジェラのような本物の天使の美しさと純粋さを持った存在を前にするとその呼び名が恥ずかしく感じられた。

 そのぐらいにアンジェラは美しかった。金の髪がサラサラと、小さく傾げた頬に輝く小川となってこぼれ落ち、柔らかく輝いた。

「悲しいの? アーティー」

 そう聞いたアンジェラの瞳には、言葉とは裏腹に好奇心が満ちていた。その瞳の輝きから、知るとこが楽しくて仕方ないのがよく分かる。

「悲しくないよ、感慨深いんだ」

 不思議なアンドロイドだ。やけに人間っぽいところがあるが、そこが全然嫌じゃない。むしろとても落ち着く。

「見てよアンジェラ。この星が僕たちの家になるんだよ」

 口に出すと、気持ちが徐々に高まってきた。ここから、今から、アーティスが仕事を始めた瞬間から、この星の歴史が紡ぎ出されていく。

「百年かけて、僕らの住める星を育てていくんだ」 

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