カミに命を捧げる狂信者
人間と宗教は切っても切れない歴史がある。
信仰して無い教義は、関係ない他者からは
恐怖するか、笑うしか無いってお話です。
人類は遥か昔からカミを信仰して執着してきました。
カミに愛されている者はカミを粗末に扱い信仰も気にもしない。
でもカミの加護を自分が失ったと知った途端に、態度を豹変させ、手のひらを返す。
醜くカミに祈りを捧げ、
カミを大切に信仰するようになる。
人類がず〜と昔から繰り返してきた、醜く懲りない習慣。
カミを愛する者達
牛を信仰する事しか、今迄確実な成果は無かったけど。
その仕組みはわからなかった。
結局、人間の力ではどう仕様もなく、カミを信仰する者達は諦めていった。
ですが!
此処にきて遂に科学が、カミのシステムを解明した。
遂に本当にカミに効果のある薬を開発、発見する事に成功したそうだ。
彼等いわく、今迄の偽者と違って効果がある。
カミに効果がある。
再びカミに出会える
と大喜び。
ほんまかいな?
と思うも、彼等は続けてこう言う。
「ただし、血管と心臓に多少負荷がかかって、寿命が縮むかも知れない」
と!
マジカ???
【髪に効いて寿命が縮むかもしれんクスリって何だ?】
髪を失った者達が命を削る覚悟で、新薬に手をのばしているらしい。
効果と副作用が小さい薬と、効果も副作用も両方大きい薬があるらしい。
配合されてる成分の濃度が違うそうだ。
効き目を実感した者達。
彼等は狂喜してハイリスクハイリターンの、命を縮めるかも知れない薬に手を伸ばす。
………マジカ、アイツ等。
髪に命を捧げるとか頭ぶっ飛んでやがる。
十字軍並の信仰心の高さじゃないか。
俺はハゲても寿命縮むほうが嫌だぞ。
いや、別にスキンヘッド嫌いじゃないから。
でも、俺は最近さ
ちょっと飼い猫に生え際、齧られて傷できて少し片方ソリ入った。
その話をしたら
………めっちゃ髪に命を捧げてる狂信者に薬を勧められた。
俺はそうして、やっと現代の日本に
神に命を捧げる狂信者ならぬ
髪に命を喜んで捧げる狂信者達が沢山いる事を知った。
狂信者の勧誘ちょ〜うぜ〜〜〜
俺は別にソリが入っても良いよ。
ベジー○好きだし。
ボウズ頭でも気にならん。
………なんか俺は彼等、髪の毛教狂信者に、恐怖を感じると共に
笑いが止まらん。
ハゲって、そんなに気にすることか?
もうちょい気楽に生きようぜ。
芥川龍之介の「鼻」でも読んでさ。
んな事に、くよくよ気にするからハゲるんだケラケラ。
髪の毛はやすのに、寿命捧げる度胸
そんなの、あるなら気にスンナ




