反ワクチン考 よもやま話
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以下のエッセーは、反ワク的な立場からワクチン問題について述べたものです。このため、一部の人には不快な表現が出てくるかもしれませんが、読む場合は自己責任でお願いします。
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初出:令和5年11月29日
みなさんの周囲には、コロナワクチン未接種のためコロナで死亡した人はいますか。
あるいはコロナワクチンの副反応で死亡したり、重篤な健康被害を受けた人はいますか。
またみなさん自身はどうでしょう、ワクチンを何回打ちましたか。今後も打ち続ける予定ですか。
私の周囲では、ワクチン接種後、老人3名が亡くなりました。公式にはワクチンとの因果関係は認められていませんが、傍から見ていて、ワクチン死の可能性は大きいように思えるのです。
その一方で、ワクチン未接種者4名が生き残っています。このうち3名は今のところコロナにかかっていません。残り1名はコロナにかかりましたが、肺炎になることなく1週間以内に回復しています。
この他、接種、未接種を調べていませんが、5~6名の知人がコロナにかかりました。彼らは全員、1週間以内に回復。肺炎になった人はいません。
コロナは風邪をひいたのとほとんど同じ症状です。
SNS友に同じ質問したところ、ある人は20名近くワクチン死していると回答しました。彼女は当然、強力な反ワク思想の持ち主です。
1.一般人は浮動票? ワク信でも反ワクでもない
以前、「なろう」のエッセーでSNSに書き込む人は、①一般人、②インフルエンサー、③プロパガンダ工作員の三種類に大別できると書きました。
インフルエンサーは評論家、専門家です。政治評論家に右翼思想家も左翼思想家もいるように、ワクチン問題でもワク信派インフルエンサーも反ワク派インフルエンサーもいます。
またプロパガンダ工作員は何らかの組織に所属し、特定のプロパガンダで世論操作することを目的に、一般人になりすまして書き込む連中を指します。ワクチン問題では彼らの多くはワク信派でしょう。
SNSで反ワク的書き込みを見つけると、彼らは即座にそれを否定する書き込みをします。
行政がワクチン接種を推奨しているので、これに対する反対意見をネットから封じるのが彼らの目的でしょう。こうした意味でプロパガンダ工作員はワク信派が主流のはずですが、厳密には反ワク派のプロパガンダ工作員も一部で存在しているのではないか、と最近思うようになりました。
いずれにしましても、一般人は強力なワク信でも反ワクでもなく、浮動票なのではないかと思います。
一般人はどちらの意見にも懐疑的です。たまたまコロナ死した人が親戚にいればワク信に、逆にワクチン死した人がいれば、反ワクに傾くのが自然でしょう。
またワクチン接種後、一般人なら反ワクの書き込みを見て自分の健康状態に不安を抱く人もいるでしょうし、未接種でも一般人なら鼻風邪を引いただけで「コロナにかかったのでは」と疑心暗鬼になります。これが一般人の実態ではないでしょうか。
インフルエンサーのように自分の意見を完璧に信仰するような精神的強さは一般人にはありません。
SNSでワクチン問題が議論になったとき、一般人はたとえ相手を論破しても、自分や家族がコロナ死したり、ワクチン死したりしたら「負け」。相手に論破されても自分と家族の健康が維持できたら「勝ち」なのではないでしょうか。SNSの議論の勝ち負けなど、一般人にとってどうでもいいことなのです。
2.ワク信工作員は実は未接種?
ミクシーでは反ワク派たちの書き込みで、ワク信プロパガンダ工作員は実は未接種か、岸田首相同様の特殊ロット番号のワクチンを接種しているのではないか、という話題で盛り上がりました。特殊ロット番号のワクチンは生理食塩水などのプラセボで、打っても毒性がないものを指します。
一般人は、家族や親戚をワクチン死でなくしたり、接種後、体調不良になったりして、元気がありません。そこへいくとワク信プロパガンダ工作員は相変わらず元気です。彼らが元気なのは実はワクチン未接種だからでは。
こうした恨み節が反ワク派からささやかれています。
3.統計的には1回派が正解?
ワク信と反ワク。この二つしか意見がないようですが、実際は細かくわかれているのではないか、というのが私の考えです。
かなり前の統計ですが、コロナに一番かかりにくいのがワクチン1回接種者で次が未接種者。2回以上接種すると未接種よりもコロナに罹患しやすくなります。
またコロナに罹患後、最も重症化するのが少ないのがワクチン1回接種者で次が未接種者。2回以上接種すると未接種よりも重症化しやすくなります。
こうした統計結果からワク信派、反ワク派とは別に「1回だけ接種」派があってもいいのでは。
日本人の多数派は複数回接種はしたが、7回以上接種するのはこりごり、といった人たちではないかと思うのです。これはワク信か反ワクか。どちらとも言えないのではないでしょうか。
4.大衆分断工作に注意せよ
ワクチン問題で最近一番気になっていること。それは反ワク派のインフルエンサーが軒並み大衆分断的発言、つまり自分たち反ワクの敵はワク信といった意見を述べていることです。
ワク信にとり、反ワクは敵でしょうが、反ワクの敵は本来、ワク信ではなく、ワクチンを大衆に打たせている支配者階層のはずです。
怒りの矛先を自分たち支配者階層に向かないように操作する。こうした動きが気になります。
私達、一般大衆は接種者も未接種者も一致団結し、ワクチンを打たせている支配者階層に対して、警戒しなくてはなりません。
(完)