「少女と魔族と聖剣と」あとがき その1
※活動報告で書いた内容そのままです。
少しだけではありますが、「少女と魔族と聖剣と」の設定やらを書いて行こうかと思います。もちろん多大なネタバレが含まれます。
これを読んでいる方はもう読み終わっているのかなと思いますがご注意ください。
・スピンオフを書いた理由とか色々
簡単に言えば本編である「魔王様観察日記」の方にはほとんど他者視点がないからですね。閑話では他者視点だったのですが、それ以外は全て主人公の視点なので、その裏で何があったかという話を書こうと思ったからになります。
あと「魔王様観察日記」のあとがきでも書いたのですが、最初の構想ではアンリが主人公だったからというのも大きいです。
いずれ勇者になるアンリが村にやって来た魔王であるフェルのことを日記に書いて、それが未来で見つかり、なんだこれという流れでした。
ただ、子供であるアンリはどこへも行かないということで、終始、村の話になることからやめました。
スピンオフはまさにその通りにほぼ村での行動ばかりで、動きがほとんどなく物語というにはちょっと厳しいかもしれません。あくまでも本編あっての物語なのかな、という感じです。
それでも多くの方に楽しんで貰えたようなので、試みとしては良かったのかなと思っています。
そして最後の展開ですが、これは本編最後の閑話を書いたときから決まっていた内容になります。
本編はフェルとセラの話なのであそこで終わりましたが、なんとなくアンリの行動を匂わせる孫が出て来ていたので、そうじゃないかなと思ってくれた方も多かったようですね。
そしてこれはフェルへの救済だとも思っています。スライムちゃん達やアビスがいるとしても、さすがに何千年も出会いと別れを繰り返して生きるのは辛いので、長く生きていれば魂が輪廻してまた会える、という希望を持たせたいと考えた結果でもあります。
ただ、生まれ変わるとは言っても完全に記憶を持っているわけではなく、魂に刻まれたような記憶だけをなんとなく覚えているという感じになっています。フェルはこれからもアンリと共に何度も世界征服を目指すのかもしれませんね。
なお、没ネタですが、アンリがフェルやオリスア、そしてスザンナ達と魔界へ行ってウロボロス最下層まで攻略するというアンリ魔界編も考えたことはあったのですが、入れるタイミングがないし、長くなりすぎるのでやめました。
というわけで今回はここまで。次はキャラ関係の内容になると思います。




