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魔王様観察日記 設定集  作者: ぺんぎん
反省会

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20/53

反省会四 サブ登場人物その一(閲覧注意:裏話、ネタバレを含みます)

 登場人物に対する反省です。裏話や多大なネタバレを含みますので、閲覧にはご注意ください。よろしければ、スクロールしてお読みください。




















・ヴァイアについて

 魔法に関してはずば抜けた知識を持っている常識人……というコンセプトだったのですが、恋愛関係でウザい感じに。


 主人公のフェルは恋愛関係でちょっとだけモテていましたが、本格的な恋愛関係の話はヴァイアにやらせようと思ったら、残念な感じになってしまったような……それにヴァイア関係の舌打ちネタをやり過ぎてしまいましたね。同じネタは多くても三回くらいまででしょう。


 ただ、ヴァイアは魔道具を使う事で物語の重要な展開をやりやすくしてくれました。とくに終盤で退場してからも、ヴァイアが残したものがフェルの力になる、という展開は外せなかったので、主要な登場人物以外で最も重要な人物と聞かれれば、ヴァイアと答えます。


 そしてヴァイアに関する件でもう一つ。


 没にしましたが、実は最終話で日記が出てくる展開がありました。


 最終話でフェルと魔王様が転移門で問題のありそうな場所へ行ったあと、小屋の机に日記が残されていて、「大好きな人が帰ってきた。もう離れない」というフェルの気持ちが魔法で日記に書かれるのですが、その後にヴァイア達の祝福の言葉が日記に書かれるという最後の仕掛けがあったんですね。


 ですが、ヴァイアがフェルに日記魔法を教えたタイミングが、魔王様が行方不明になる前なので、その仕掛けは入れられないと思い、断念しました。


 もうちょっと早くこの展開を思いついていれば、なんとか出来たんですが、思いついたのが終盤なので入れられませんでした。魔王様観察日記というタイトルなんだから、セラのところだけでなく最終話にも日記を出したかった……!


 これはヴァイアに関する反省じゃないんですけどね。




・ディアについて

 中二病枠……だったのですが、あまりそういう部分が出てこなかったです。簡単に言うと、作者が中二病の言葉を思いつきませんでした。あれってセンスが必要ですね。スピンオフの方ではもう少しそう言うところを出していきたいとは思ってます。文章を中二病的な言葉に直してくれるサイトとかないものだろうか。


 それはいいとして、初期、中盤、それに終盤で色々と変わったのがディアですね。


 本来はディアが暴走して、ヴァイアが止めるというのを考えていたのですが、途中から立場が逆転して、意外と常識人になってしまいました。


 お金にうるさい感じを出したかったんですが、あまりやり過ぎると良くないと思って抑えたところ、その代わりにヴァイアやリエルが暴走してしまって、それを押さえる役になってしまいました。


 それに、ディアはフェルと行動を共にしないことが多かったので、最序盤以外、ディアが大人しく感じるのは、その辺りが影響しているのかもしれません。


 というのも、ヴァイアとディアの口調がほぼ同じで、区別がつかないんですよね。なので出来るだけ二人が一緒にならないようにしてました。一緒にいる時は名前を言い合う感じで区別できるようにしてましたが、そういうのを上手く書き分ける技術が欲しいです。


 オリン魔法国やロモン聖国へ行くときはそれなりに出番があったのですが、もうちょっと出番を増やしてあげても良かったような気がします。




・リエルについて

 悪友枠ですかね。意外と人気があるみたいです。感想欄でもリエルが良い、というのを何件か頂きました。ありがたい事です。


 裏表がなく欲望のままに生きてる感じですが、治癒魔法を使って誰かを助けようとするときも打算がない感じが良かったのかもしれません。普段はダメだけど、ここぞと言う時は活躍するような感じかも。


 でも、全てを帳消しにするくらいダメな感じが出てましたね。特に序盤は。流石にやり過ぎたかと思って、フェルに叱らせました。ちょっと不穏な感じを出してしまいましたが、その一話だけで終わらせましたし、なかなか良かった話だと自画自賛してます。


 あまりリエルに関しては反省する部分がないのですが、フェルと同じように恋愛関係は不遇だったので、多少は報われた方が良かったのかなとは思ってます。


 さて、そのリエル。物語の未来では絶大に信仰されています。元々は日記を読んでいく話だったので、未来で絶大な信仰を集めている人が実際は真逆な人だったというコンセプトでした。


 本来は聖母として信仰しているアルマが日記を禁書として燃やそうとする展開を考えていました。そして日記を守ろうとする魔王アール、市長スタロと敵対する感じになります。さらに魔王と戦いたかったナキアが参戦してきて、あの場で七人が二手に分かれ戦いが起きると言う流れを考えていました。ちなみに初期構想では、アビスはあの場におらず、教授は管理者の天使で日記を燃やす方へ味方する感じでした。


 ご存知の通り、日記検証のシーンに関しては全部没にしました。書くとなると十万文字でも足らないでしょうし、フェル不在の話が続いてしまうので、お蔵入りですね。お蔵入りも何も、そもそも書いてはいないんですけど。


 ちなみに、リエルの言っている恋愛戦術名(釣り野伏せ、等)は、一応、名前だけは実在しています。後世の人の創作かもしれませんがちゃんと検索すれば出てきます。間違っても恋愛戦術ではありませんが、一応本来の意味に近い内容の恋愛戦術にしてますので、興味があれば調べてみてください。




 今回はここまでです。次回は、アンリ、メノウ、スザンナですかね。興味があれば次回もよろしくお願いします。


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