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先生は意外と…

後半は瑠音視点です。

ていうか久しぶりの投稿です


「はい?先生今なんて言いました?」

僕は先生の言ったことが耳に入らなかった。

いや、正確には聞こえたけど絶対に聞いちゃダメだった内容だった。

「だからぁ、先生と付き合ってみない?って聞いたの」

「いや、ですからなんでそういう話になるんですか?」

そう、僕が天崎さんの隣になって授業に集中出来ていないから注意をするだけ?のはずだ。

なのに何故か先生と恋人になるとかいう話になっている。

「先生ね…実は一度も彼氏がいたことがないの…」

「え?!そんなに綺麗なのにそれは嘘ですよね?」

「嘘じゃないんだな〜実はね先生は恋をしたことがないのです!」

はい、きたー!この恋をしたことがないとか言って生徒を弄んで後から騙すタイプ。

僕はこういう人間が大嫌いだ。

だから先生でも遠慮なく言わせてもらおう。

「先生嘘はいいですから、本当のことを言ってください。僕にはお見通しですよ。」

「へ?何がかな?天野くん?」

先生は次に何を言われるのか気づいていないのか可愛く首を傾げて聞いてきた。

くっ!中々可愛いいじゃないか。だが!騙されないぞ!

僕は鼻血を出しながら先生に確信を言った!

「先生は…今誰かに恋をしてるから練習台として付き合ってって言ってるんでしょ!」

「……………」

先生は俯いて黙ってしまった。

あれ?僕間違ったかな?

しばらくすると先生が顔を上げて僕に言ってきた。

「確かに天野くんの言ってることはあってるよ。」

「じゃあ、好きな人が居るんですね?」

そう僕が聞くと先生は「…うん/」と恥ずかしがっていた。

…やべえ先生マジ可愛い…

なんか授業の時とのギャップがありすぎて意外と可愛いじゃないか…

僕が考えていると先生が急に

「実はね…先生の好きな人はね…」

「僕分かりました!数学の池先生でしょ!苗字の通りイケメンだし!若いし!」

僕は正解だと思って自信満々に言った。

そう思って先生の方にガッツポーズしながら向くと、

先生は上目遣いでこう言ってきた。

「…天野くんなの///」

「……はい?」






その頃の教室


「あれー?天野くんはー?」

私は誰か他のクラスメイトの声を聞きながら隣にいるはずのクラスメイトがまだ帰ってこないのを不思議に思っていた。

「大橋先生にまだ注意をされてるんじゃね?」

「でもそれにしては遅すぎない?もう20分たってるよ?」

そう。遅すぎるのだ。注意だけなら10分くらいで帰ってくるはず…

って私はなんで天野くんの心配をしてるんでしょう!

おかしいです。

そう私が考えてたとき近くの女子のグループの話が聞こえてきた。

「…そういえば大橋先生って天野くんのこと好きなんだって!」

「「え?!」」

一緒に話していた女子は驚いていた。

当然私もだ。

「昨日そういえば私聞かれたもん…。天野くんってどんな女の子が好きなの?って」

「どんな子なんだろータイプ」

「幼馴染のさーほらあの子!えっとー………」

「苗字なんだっけ?」

「「さあ?」」

「まぁいいや、その子みたいなのがタイプなんじゃない?」

「「へえ〜」」

というような会話を近くで聞いた私はすぐに教室を出た。

何故かは分からない。

でも、走らないといけない気がした。

その頃の真夜

「はっ!私のそーちゃんが危ない!」

そう言って教室を走って出ていった。

「ちょっ!真夜!!」

友達が止めるも真夜は聞かずに走り去っていった。




真夜「ていうか1ヶ月ぶりくらいのセリフなんだけど…」

苗字を忘れられた人「ちょっと!!私の苗字くらい覚えておいてよ!!なに?はぁ!?あんたもわすれたー!?」


はい…作者も苗字覚えてないです笑

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