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未必の山(3)

 翌日の土曜日、三階の外科病棟ナースセンターで、入院患者の回診の準備をしている水原に、看護師長の内村理沙が一枚の生化学検査の結果票を渡した。

「先生、岩松さんの容態急変直後の血液検査の結果です」

 渡された検査結果を、水原は静かに上段から始まる総蛋白、アルブミン値の項目から順に目を移していった。そして水原の目が、電解質組成の項目にいった時目が止まった。Na、Clの次の(カリウム)の数値が水原には異常値に思えた。Kの血液中の正常値は4~5mEq/L(ミリ・イクイバレント、略称メック。電解質の量を示す単位)前後だが、岩松兼男のこの時の数値は、12mEq/Lとなっていた。

「内村さん、岩松さんの手術後の血液検査の結果を全部持ってきてください」

 水原の慌てたような、そして鋭い言い方に、内村理沙は思わずカルテ棚の近くにいた井川という看護師に声を掛けた。

「井川さん、岩松さんのカルテを先生に渡してください」

 渡されたカルテを水原は捲った。

「……やっぱり異常値だ」水原は呟いた。

 水原はスマホを取り出し「まだ居るかな」と独り言を言いながらスマホを耳に当てた。

 電話を終えた水原は、六階の理事長室を、そして院長室もノックしたが、二人とも土曜日で病院には来ていないようだった。

 三階のナースセンターに戻った水原は、内村理沙を休憩室に呼んだ。

「どうかしたんですか、先生」

 眉間に皺を寄せて、一枚の血液検査の結果の紙に目を落としている水原に聞いた。

「岩松さんのKの値が異常に高いんだ。大学の生化学教室の友達に確認したけど、Kは死後十五分位から細胞内から大量に血中に出てくるそうなんだが、通常は4ないし5mEq/Lしか血中から検出されることはない。もし岩松さんの数値のような12mEq/Lの数値となると心停止を起こすそうだ。この検体が急変後何分位で採血したものかによるけど、岩松さんの死因はもしかしたら、高K血症かも知れない」

「あの検体は、松宮さんが急変を知らせて来てから、先生の指示があるまでの時間ですから、心停止してから十分も経っていないと思いますけど。でも先生、高K血症と言っても普通はそんな心停止するほどの高K血症になることは考えられないんじゃないですか……、まさか……」

「この病棟のKCL注射キットの在庫は?」

 水原は声を落として訊いた。

 内村理沙はナースセンターの薬剤在庫の棚に歩いた。戻って来た彼女は首を横に振った。

「ここの定数は2で在庫も2です。昨日の処方は無かった筈ですから、使われてはいませんね」

「そうですか……」

「念のため、上の階の内科と療養病棟も見てきましょうか」

「お願いします」

 内村理沙は、副師長の井川房恵(いかわふさえ)に他病棟に行くことを耳打ちして、ナースセンターからVIP用個室の横の非常階段を上り、四階の内科病棟へ向かった。そしてナースセンターへ入ると、ぐるりと見廻して一人の看護師に近付いた。

「佐野師長、おはようございます。突然すみませんが、KCL注射キットの在庫を見せて下さい」

 内科病棟の看護師長の佐野は、突然の内村理沙の訪問に怪訝そうにしながらも「どうぞ」と返事をした。

 内科病棟の在庫の確認を終えた内村理沙は、四階のナースセンターから、五階の療養病棟のナースセンターへ行き、同じように在庫を確認して、三階のナースセンターに戻った。そして両病棟ともに定数と在庫数に差異はなかったことを水原に報告した。

「そうですか。私の考え過ぎなのかも知れないな」

「先生、念には念ですけど、薬剤部の在庫も確かめてみたらどうですか」

「……うん、薬剤部に行ってくるよ」水原はそう言うとナースセンターを出て行った。

 薬剤部の払い出し担当者は、水原の問い合わせに、パソコンの画面をチェックし、薬剤庫の払い出し簿を確認した。そして「ちょっと待って下さい」と言うと、担当者は薬剤部長の部屋をノックした。

直ぐに出てきた担当者は、「昨日の午後、青山副院長が2キット持っていかれたそうです」と水原に言った。

「青山先生が……」

「はい、息子さんの炎色反応の実験に使いたいと言って、薬剤部長の許可を取って持っていかれたそうです」

「…分かりました。ありがとう」

 水原は混乱していた。KCL注射キットは1キット20mEq/Lの濃度で液量は20mlだ。それが2キットあれば側管(そっかん)から急速注入したら、心停止するだろう。まさか青山先生が……。

 三階のナースセンターに戻った水原は、内村理沙にこの事実を話し、改めて相談した。

「岩松さんが急変したのは、昨日の午後二時前です。青山先生が薬剤部へ行ったのは夕方の五時頃という事は、時間的には会いませんけど」

「病棟のKCLを使った後、それの補充の為に薬剤部に行ったとも考えられるよ」

「でも先生、何故青山先生が岩松さんにそんなことするんですか。それに息子さんの実験用に使うつもりで持って行ったという事である以上、これ以上どうにも出来ないと思いますが……」

「このままにしておけば、恐らく制吐剤の副作用で死亡という事になるけど、それで良いのか……。自分が手術した患者さんの死因に疑問を持ったままで、医者として許されるのか悩むよ」

「理事長に相談してみたらどうですか、先生」

「そうだね。来週理事長が出て来たら相談してみるから、内村さんも同席頼むよ」

「え、私も同席するんですか」

「外科病棟での事である以上、当然だと思うけど」

「分かりました。病棟師長としてご一緒させていただきます。理事長は朝早いんですよね」

「そうなんだ、年寄りは朝が早いからね」

 二人は月曜日の朝七時三十分に理事長室前での待ち合わせを約束した。


 月曜日も朝から暑い日になった。

「おはようございます。理事長」

「二人揃って朝早くからどうしたんですか」

 麻倉は理事長室のドアを開け、ゆっくりと部屋に入った。

 内村理沙と共に部屋に入った水原は、テーブル越しに麻倉と向かい合うと、岩松兼男の急変直後のKの異常値と副院長の青山の行動を話し、どうすべきか悩んでいる事を麻倉に伝えた。

 麻倉は腕を組んで「うーん」と小さく唸った。

「岩松は副作用ではなくて、誰かにKを注入されて死んだ。そのKは青山先生が関わったものかも知れないということなんですか?」

「あくまでも可能性があるという事です」

「水原先生としては、先生自身がオペをした患者さんだけにはっきりさせたいという思いがある一方で、調べるとなると院内が大騒ぎになるかも知れない。人間関係もギクシャクするのではないかと考えているんですね」

「その通りです。このまま何もしなければ、薬の副作用での死亡という結論になる可能性が高いと思いますが……それで良いのかと」

「この事は院長には話したのですか」

「いえまだ話していません。お話ししたのは理事長だけです」

「そうですか…。私としても古くからの友人の死因をあやふやにしておきたくはありませんが、大山鳴動ネズミ一匹というのも考え物です。院外の人間で調査を依頼出来るような、信頼出来人 麻倉に訊かれた水原は即座に「ありません」と首を振った。

「あの…、宜しいですか」

じっと聞いていた内村理沙の言葉に、二人は彼女に顔を向けた。

「元MRだったという探偵さんを知っているんですけど…。五島先生の婚約者の山での転落事故を調べた探偵さんで、私は一度会ったことがあります。どうでしょうか」

「五島先生からその話は少しだけ聞きましたが、それに関わった探偵ですか。どんな人物なんですか」

「空に木と書いて空木と云って、国分寺で探偵事務所を開いているそうで、元万永製薬のMRだったそうです。だから薬の事も少しは理解していると言っていました」

「医療業界の事は分かっているという事か」と呟いた水原は麻倉に顔を向けた。

「……空木ですか、珍しい名前ですね。私の友人に同じ姓の男がいるんです。しかも国分寺に住んでいるんですが、親類かも知れないですね。まあそんな事より、水原先生はどう思われますか」

「信用の置ける人間であれば依頼してみたいと思いますが、理事長こそいかがですか」

「五島先生に聞いていただけませんか。それで信用の置ける人間であるとなったら、ここに来てもらいましょう」

「分かりました」水原はそう言うと内村理沙とともに理事長室を出た。


 その日の夕方、空木健介は内村理沙からの突然の連絡に、訳の分からないまま武蔵国分寺病院に向かい、六階の理事長室に案内された。

 部屋には見覚えのある顔の女性と、高齢と壮年の男性が二人、既にソファに座っていて、空木が部屋に入ると三人はほぼ同時に立ち上がった。

「空木さん、お久しぶりです、内村です。お忙しいところ突然お呼び出ししてすみませんでした。こちらは麻倉理事長と外科の水原先生です」

 内村理沙の紹介に、空木は『スカイツリー万相談探偵事務所所長』の名刺を麻倉と水原に渡して挨拶した。二人も空木に名刺を渡した。

 テーブルの上に置いた空木の名刺をじっと見ていた麻倉が、最初に口を開いた。

不躾(ぶしつけ)ですが、空木さんあなたのお父さんのお名前は、栄三郎というお名前ではありませんか」

「えっ……」空木は一瞬言葉を失った。

「そうなんですね」

「はい、空木栄三郎は私の父です。しかし何故麻倉さんが父を……」

「あなたのお父さんと私は、小学校、中学校の同級生、幼馴染みなんです。栄ちゃん、源ちゃんと呼び合っていましたよ。まさか栄ちゃんの息子さんとここで会う事になるとは、何とも奇遇です」

「親父の……、いや父の幼馴染みなんですか」

 空木は麻倉の名刺を改めてまじまじと眺めた。

「理事長、宜しいでしょうか」水原だ。

「あ、すまなかった。栄ちゃんの息子なら全く問題無しだよ。話を進めてください」

 水原は、改めて空木と向き合う様に座り直した。

 「空木さんにある調査をお願いしたいのですが、今からお話しすることはここだけの話にしてください」

 水原はそう前置きしてから、岩松兼男の容態急変に至るまでを詳細に説明した上で、その死因が制吐剤の副作用ではなく、KCLの急速注入だったのではないかと疑っていること、そしてそれに職員が関わっているのではないかと危惧を抱いていることを話した。

「つまりその患者さんの死因を明らかにしたいということですか」

 水原の話を聞いていた空木が、静かな口調で訊いた。

「その通りです。病院の職員である我々が調べる事で、職員の間に不安や不信感が生じると思い、空木さんに来ていただいたという訳です」

「内密に調査したいと……」

「はい」

「警察への届け出はどうされたんですか。まさか届けていないとか……」

「とんでもない、国分寺警察署に届けました。その日のうちに刑事が確認に来ました」

「内密に調べて万が一、職員の誰かがKCLを入れたとしたら殺人事件です。内密には出来ませんよ」

空木はそう言うと麻倉に顔を向けた。

「隠蔽したりするつもりはありません。岩松兼男もあなたのお父さん同様、私の幼馴染みです。三人は小学校からの幼馴染みなんです。二人に顔を合わせられないような事はするつもりは断じてありません」と麻倉は空木の目を見た。

「万が一、人の手によってKCLが岩松さんに投与されたと分かったら、必ず警察に通報します。ただ、大騒ぎにして調べた結果、誰も関わっていなかったとしたら、それも禍根を残す可能性もあって喜べる話ではありません。今は警察に動いて欲しくないのです。空木さん何とかお願いします」

水原は頭を下げた。

「………」

 空木は国分寺警察署と聞いて、友人の石山田巌(いしやまだいわお)の四角い顔を思い出していた。知り合いに刑事がいる事を今言っておくべきか、それとも黙っておくべきか…。

 「……私にはかなりハードルの高い調査ですが、お引き受けするにしても、予め皆さんにご承知しておいていただきたい事があります。それは私の高校時代から今も親しくしている友人が、国分寺警察署の現職刑事で勤めていることを承知しておいてください。探偵としての守秘義務を守る事はお約束しますが、友人にそういう人間がいることを承知の上で、私に調査を依頼していただけるのであればお引き受けします」

 水原も内村理沙も意外だという表情で麻倉に目を向けた。

「栄ちゃんの息子さんであるあなたを信用します。水原先生と内村師長に協力してもらって調べて下さい」

「分かりました。精一杯のことはやらせていただきます」と空木は応じた。

 空木の返事を聞いた麻倉は、ニコッと笑顔を見せて、ソファから立ち上がった。

「良かった。じゃあ後は三人でどう進めるのか相談して下さい。私はこれで帰りますからこの部屋を使ってくれて構いませんよ」

 麻倉はそう言うと、書類の入ったバッグを肩に掛けて理事長室を出て行った。時刻は午後六時になろうとしていた。

 内村理沙はナースセンターに連絡を入れ、水原と一緒に理事長室に居ることを告げていた。

 空木は二人と改めて向き合った。

「水原先生は、KCLが投与されたとしたら、投与されるまでの推理というか仮説はどうお考えですか。それを基にしてどう調査を進めていくか考えましょう」

 空木は手帳を取り出した。

 水原は一呼吸おいて話し始めた。

水原の仮説はこうだった。岩松兼男の抗がん剤治療の点滴終了予定時間の二十分前、制吐剤をバッグに注入した直後、担当看護師がベッドサイドを離れた隙に何者かがKCLを急速注入した。そのKCL注射キットは、三つある病棟の在庫から使われたが、最も可能性が高いのは内科病棟だと思うと話した。そしてその在庫の補充の為に、内科の青山副院長が薬剤部から2キットを息子の実験用に欲しいと偽って出庫させた。と一連の仮説を説明した。

「……動機は?」

「それは……全く見当がつきません」と水原が内村理沙に顔を向けると彼女も首を横に振った。

「私が考える、というより誰でも考える一番単純な動機は、岩松さんを恨んでの行為、犯行ですが、それ以外に考えられるとしたら、……病院への嫌がらせは考えられないでしょうか」

「え、嫌がらせですか」

 水原は予想していなかった空木の言葉を聞いて、それを繰り返して口にした。

「私の穿(うが)った見方かも知れませんが、内科病棟のVIP用個室ではなく、外科病棟の個室での犯行というのも、何か関連しているかも知れません。もしかしたら病院というより、外科ないし外科のどなたかへの嫌がらせとも考えられます」

「外科への嫌がらせですか……。しかしそれで患者を殺害するんでしょうか」

「これも私の憶測ですが、犯人は岩松さんを殺すつもりではなかったのではないでしょうか。重篤な状態にして外科を大騒ぎにして、外科の失態にしたかった。それが岩松さんが亡くなってしまった、ということではないかと」

 空木の憶測に水原と内村理沙は黙った。

「お二人を含めて外科に所属する職員への、嫌がらせめいたことを耳にしたことはありませんでしたか」

「副院長の梶本先生にも聞く必要がありますが、私にはそれらしいことの覚えはありませんね」

 空木と水原のやり取りを黙って聞いていた内村理沙が、何かを思い出した。

「……先生、空木さん、他の看護師の事は分かりませんが、嫌がらせめいた手紙が四月にありました」

「え、内村さんに?」水原だ。

「はい、四月に看護師長に昇任して暫く経ったとき、府中の家に手紙が届いたんです。中には(師長になって図に乗るな)とだけ書かれた手紙が一枚入っていただけでした。私の昇任を喜ばない人がいるのは仕方がないと思いましたが、気持ち悪かったです」

「その手紙以後に嫌がらせのような事は?」空木はメモを取りながら訊いた。

「特に思い当たるような事は無かったと思います…」

「……そうですか、他の外科の看護師の方たちにも確認が必要ですね。次に先生の仮説で考えれば、核心は誰が岩松さんにKCLを投与したかですが、現時点で分かっている事は、青山という副院長が、薬剤部から2キット持って行ったという事だけですね」

「そうです。ただそのKCLの2キットを在庫の補充に使ったのかどうかは、分かりません。息子さんの実験に使ったというのが本当だとしたら……」

「その事実を確かめる事が私の仕事という事になりますね。水原先生にお願いですが、青山副院長の住所とご家族の情報を教えて欲しいんですが、いただけますか」

「……個人情報ですね。理事長から事務に頼んで何とかして貰うようにします」

「それからお二人には、KCLを注入したとされる時間帯、つまり制吐剤を入れてから担当看護師が戻ってくるまでの十分間ぐらいの間に、岩松さんの病室に入った人間がいなかったかどうか、改めて看護師さんたちに確認する作業をしていただきたいのです。大騒ぎにしたくない気持ちは分かりますが、看護師さんたちへの聞き取りは探偵の立場ではより大騒ぎになります。何とかお二人でやっていただきたいのです」

「分かりました、確認してみますが、空木さんが病院に自由に出入り出来ないというのは困りますね。何か考えないといけないですね」

「……それを私も考えていたんですが、どうでしょう、医療コンサルタントという立場で二週間ほど病院に出入りするという事にでもしていただいては」

「それは良い考えですね。理事長直々の声が掛かってのコンサルタントという事にしましょう。理事長には私から話しておきますが、コンサルタントとなれば院長や事務部長にも会わなければいけなくなりますが、名刺とか大丈夫ですか」

「大丈夫です。明日の午前中には二、三十枚の名刺なら用意出来ますから心配しないでください。用意出来たら明日の午後にまた病院に来させていただきますが、水原先生のご都合は?」

「明日はオペ日ですが、午後なら三時には時間が空くと思いますから、三時半にこの部屋に来てください」

 空木は暫く間をおいて「分かりました。では今日はこれで失礼させていただきます」とソファを立った。

 病院を出た空木は、内村理沙が嫌がらせを受けたと聞いた時から、ある事が頭の片隅に浮かんでいた。あの場でそれを言うべきなのか考えたが、根拠のない憶測で話すのは止める事にして、あの場を出てきたが…、やはり気になっていた。空木の気になっている事が内村理沙への嫌がらせだったとしたら、この病院で起こった事に繋がっているのかも知れなかった。

 空木はスマホを取り出し、ある男の電話番号を選び出した。その男は、村西(むらにし)(りょう)()という空木とは万永製薬の入社同期で、今は万永製薬東京支店の業務部長をしている男だった。

「村西、すまないが東京支店にいる飯豊(いいで)というMRに会いたいんで取り持って欲しい。宜しく頼む」

 空木は万永製薬東京支店、飯豊(いいで)MRと書かれた手帳を閉じた。



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