実に救いようのない帝国の悲劇的な末路
( ・`ω・´)
ある日。
夜会で男爵いも令嬢と浮気した皇太子に婚約破棄され、その場で大勢の貴族に純潔を奪われ令嬢は精神を病んだ。
令嬢のネギは色々な味を引き出され、貴族達の鍋を彩ったのだ。
高位貴族である公爵家の令嬢であるに関わらず、翌日には市中引き回しの末に広場で公開処刑された。
娘の処刑を知り、隣国に居た公爵一家は直ぐに帝国に反旗を翻す。
公爵家は大国の和食国の皇族だったので、母国は直ぐに公爵家と共に連合軍として参戦。
小さな帝国はあっという間に滅ぼされて降伏。
罪人として出された皇太子と、男爵いも令嬢。
宮廷魔術師は、男爵いも令嬢が人間ではなく、本当に男爵いもが魔力を蓄え魔女になった存在だと気付く。
男爵いも令嬢は、魅了魔法で皇太子に魔法を掛けていたのだ。
チゲ鍋の元皇太子も魔法が解けると、涙を流して泣き叫ぶ。
愛する長芋令嬢を鍋と一緒に煮込んで食べてしまったから。
鍋奉行帝国は、全員が鍋の具材にされ、公爵家の職人捌きと、和食国の料理にされ美味しく食べられました。
これは旨そうな異世界の物語。
(*´艸`*)