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観念したんだわ

「ごめん副マスターリリが貴族だった衝撃で聞いてなかったわ、いまなんて?」


「えっちょあたしのこと今は「だから『かっこいい義手』とやらは今日から作んのかって言ったんだ」


チッ誤魔化せないか

なんだっけそれ

とは言えなかった


だって俺深酒しても飲んだ夜のことは全部覚えてるんだもん・・・

ていうか夢じゃなかったのかよ

夢であって欲しかったよ


「そんなこと言ってたっす?」


「お前は覚えてねぇのかよ!!!」


リックは泥酔状態だったので覚えてなかったようだ

原因はお前だろうが!

思わず突っ込んでしまった


「昨日確かに言ってましたよね、私は覚えてますよ」


僧侶アーシアからの追加攻撃!

確かこの子僧侶だからって果実水で済ませてたわ


証人二人目!


「あたしも覚えてる!リック指さして言ってたよね!」


こっちも覚えてた!しかもしぐさまで!恥ずかしいぃ!!!

三人の証人がいるんだ、とぼけることは出来ないだろう・・・


俺は誤魔化すことを諦めた


「はい・・・確かに言いました・・・」


しょぼんとした俺を少し心配そうにリリ、アーシア、セバスタが見てくる


違う視線が二つ


「まじすか!魔法使いの義手ってどんなんなんすかね!!気になるっす!」


「おう、やっと義手つける気になったか。前から隻腕はあぶねぇって言ってたろ。観念したんだな」


期待と安堵の眼差しでした

確かに副マスターは前から動かなくてもいいから義手つけろって言ってくれてたっけ

めんどくさかったのと単に金が無かったから流してたけど


「リック、俺いちおう魔術師な、間違えんなよ」


リックの発言に引っかかってしまった


魔法使いは魔法を使えるだけだが魔術師は魔法を教えることが出来る

魔法の師匠ってことだな

魔術師は魔法使いの上位職なのだ


ギルドから試験を受けてちゃんとギルドカードに記載もされる

あの試験難しかったなぁ


呼び方は単にかっこいいからって魔法師じゃなくて魔術師になったらしいけど


「魔術師?!じゃあもっとすごい義手になるんすかね?すげぇっす!」


おいハードルが上がったぞ

困りますよお客さん


「私も気になりますね・・・完成したら是非教えてください」


ヤバい・・・

後輩?にあたる魔法使いセバスタにまで期待の眼差しが

逃げ場が無くなったな

観念した俺は下を向きながらこう言った


「はい・・・作らさせていただきます・・・・ガンバリマス」


「おう、なんでカタコトなんでぇ」


続き鋭意執筆中

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