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プロローグ


 ギルド受付1年目のロバルトが日々忙しそうなソロの隻腕魔術師に腕を失った理由をなんとなく気になったので聞いた


「腕を失った理由?クソみたいにしょうもないぞ

 ある日のクエストでやらかした味方をかばった俺は左の肘から先を失っちまった


 しかもその腕な、その場で魔物に食われてなぁ

 無いとくっつかないじゃん?


 しかもかばった味方はな?

『お前にかばわれなくても自分で何とか出来た』ってほざきやがったんだ

 ムカついた俺はそこでパーティを抜けるって怒鳴っちまった


 引くに引けなくなったのさ

 それからは一人かオプションとしてクエストに出るしかなくなったんだわ」


 たった一言聞いただけだったのにかっつり自分語りをされた

 彼は自嘲気味に笑って話していたがどこか満足げだった


 彼は去り際、カバンに腕を突っ込んで、引き抜いてギルドを出て行った



 左腕には無いと言っていたはずの腕がついていた

なるべく早い投稿を目指して頑張ります

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