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精霊の星 ~丘の魔王の研究所~

作者:月見 カラス
 元素を操る精霊アビス。
 彼が狂信的に信仰するものは、科学であった。
 科学と精霊、奇妙ではあるが、必然である。なぜなら、彼は科学を超えることが出来ないのだから。そして他の精霊も同様に――。

 そんな彼の元に、ある時生まれたばかりの精霊がやってくる。
 命を奪う能力を持ちながら、他人の命を奪いたくないと、矛盾を持つ精霊ヴィータ。

 ヴィータを巡り、他の精霊達も動き出す。
 危険な能力を持つヴィータは、力を付ける前に処分するべき。実に真っ当な考えである。

 それでもアビスはヴィータを守る。
 彼が見たかったのは、ヴィータの結末。能力と思想、その矛盾の先に何か答えを見つけるのか。

 この作品は「カクヨム」「エブリスタ」「ノベルアップ+」にも投稿予定です。
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