表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王子様拾いました。  作者: 苺鈴
2/24

ある夜のこと2

 俺、星野洸が見つけた男の子、王子君は、齢は幼稚園児くらい、ウェーブのかかった黒髪に青い瞳で…わりかし、いや、かなり可愛い顔をしている…。こんな可愛い子が生まれちゃ、親も喜びのあまり『王子』なんてキラキラネームつけちゃう気持ちが少しわかる気がする…。でも、こんな可愛い子を夜の公園に置き去りにするなんて、本当に酷い親だな…!

 

 あれ?誰か、こっちに向かってくるぞ。暗くてよく見えないけど、王子君の保護者さんが戻ってきてくれたのかな?それなら、大助かり!っと思ったが…。近づいてきたのは、男の人で…それもただの男の人じゃなくて…その人は、俺と同い年くらいで、綺麗に整えられたオールバックの髪型に、顔は俺よりイケメン(自分で言ってて悲しい…)で色つきメガネをしていて、めちゃくちゃ高そうなスーツを着ていて…。それで…なんていうか、オーラが普通の人と違うって言うか、体から血の匂いしかしないって言うか…。

 あれだ、この人、絶対ヤクザだよ!!普段、日の当たる場所にいるような人じゃないよ…!!王子君はお空の上に住んでる人(自称)なら、この人はその真逆の地下の暗ーい暗黒帝国に住んでる人だよ!!

 その男の人は、俺と王子君の前にやって来た。


「ななな、何なんだ君は…!?」

「こんばんは、お兄さん。俺は、さるお方に頼まれて、その子を迎えに来たんだ…。大人しく、その子をこっちに引き渡してくれないか?」

 はあ?『さるお方』ってあれか、『セカイを滅ぼす者』か?おいおい、作者よ…別の物語の人出てきちゃってるよ…。早く、リンゴちゃんも登場させろよ!俺じゃ絶対、この人に勝てないから!!

「…王子君、この怖そうなおじさん、君の知り合い?」

「ちょっと、待て。俺はこれでも一応20代だ…。おじさんはやめろ!」

「…王子君、この怖そうなお兄さんは、君の知り合い?」

「…知らない。」

「…だそうですが?」

 すると怖そうなお兄さんは、懐から拳銃を取り出し…拳銃!?おいおい、ここは日本だよ!!法治国家だよ!!銃刀法違反だよ!!いけないんだーお巡りさんに言ってやるー!!

 その銃口は、明らかに俺に向いていて…え!?

 そして、一発目の弾丸が俺の右頬をかすめる…!ちょっと、何で無抵抗な一般市民に発砲してるんですか!?しかも、音がしないし…サイレンサーか!

「お兄さん、死にたくなかったら、その子をこっちに渡せ…!」

 王子君は、俺の後ろにしがみついている。だめだ、こんなヤバい人にこの子を引き渡すわけにはいかない…。でも、そしたら俺、殺されちゃう…!この物語、ほのぼの日常ファンタジーじゃなかったっけ…。なのになんで、アウトレイジ始まっちゃってるの!?

「次は、耳だ…!」

 あんたどこぞのラ●ュタ王だよ!!今度は駿アニメかよ!?

 

 その時、俺の後ろにいた王子君が、俺の前に出てきた!

「だめだ、王子君!!こんなやつについて行っちゃ…!!」

「…洸、目を閉じて!しっかり塞いでて…!」

 え!?いきなり呼び捨て…!?それより王子君は、声は子どものままだけど、口調がなぜか大人びて…。

よくわからないが、俺は言われた通り目を閉じて両手て強く塞いだ…。

 すると、突然、王子君の体が光始めた!!目を閉じていてもわかるくらいだから…ものすごく強烈な光だ!

「わあああああー!!目が、目がぁあああ~!」

 怖いお兄さんのム●カみたいな悲鳴が聞こえる…!作者、これやりたかっただけだろ…。

「…洸、もう目を開けていいよ。」

 俺が目を開けると、俺の目の前には…ウエーブのかかった銀色の髪と強い青みをおびた瞳の男の子が立っていた…。ああ、王子君だ…。って、どうして髪の色が変わってるの!?それに瞳の青色も濃くなって、体全体がまだわずがに光り輝いていて…。

「洸、さあ、今のうちに逃げよう!」

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ