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異世界に行って現実(ホンモノ)のVRMMOをしよう  作者: ぽかり
第一章 異世界探訪編
14/16

女神 ふたたび

このような拙い話なのに高評価してくださった方ありがとうございます。

初めての評価ってとてもうれしいものですね。

これからも頑張って行きたいと思います。本当にありがとうございます。



 俺は今すぐにニルバースに行って見たい力雄に体力の上げるほかの方法を説明した


「あることはあるんだが・・・LVを上げればいい。でもそのためにはモンスターを倒さないとだめなんだよ。どんなモンスターかって言えば全長2mの蟻とかハイエナみたいな奴とかだ。インドアなお前に戦えるか?」


「ちなみにモアはどうやって倒したんだよ?素手って事はないだろ?」


「俺は鉈を近接にして手斧を投げたりして倒した。最初のときは斧投げても当たらなかったし鉈で攻撃しても硬くて辛かったな。今は魔法があるから蟻とかハイエナは問題ないけど。」


「やっぱり魔法なのか。でも俺はMP0って言ってたけどMPってどうやれば上がるんだ?LVアップで上がるのか?」


「LV上がってもMPは上がらない。MPは魔力球っていう奴を使うと限界から10増えるんだよ。俺の場合はオプションの効果で30上がるけどな。」


「卑怯!ズル!チート!」


「そんな君に朗報だ!俺とPTを組んでる限りその効果は反映される事が今さっきわかった。」


「どういうことだ?」


 と不思議そうに尋ねてくる力雄にさっきの事を伝えた。


「なん・・だと・・・さっきのアレは俺が天才って事じゃなかったのか」


 力雄はorzの形でその場に崩れ落ちた。


「当たり前だろ。どんなに頑張ってもモノの3時間程度で言語覚えれねえだろ。お前高校の英語3年間赤だっただろ!」


「だってそれはそれこれはこれじゃん!もしかしたら異世界の言語にだけ才能があったかもしれないじゃん!」


「んな事あるかよ。まったく。で話は戻るがLVアップするにも魔法使うためにもまずはモンスターを倒さないといけない訳だが何か方法は考えてきてるのか?」


「それは・・・何も考えてない・・・」


「ちなみに蟻の甲殻は鉄並みに硬いぞ。節の部分は鉈で思いっきり叩ききって切り離せる位だ。そのときの俺の力は3だった。ちなみにお前は2だ。これだと思いっきりやっても叩ききれるかわからない。」


「ぐぬぬぬ・・・まさかインドアがこんな所で差が出るとは・・・こうなったら・・」


「銃を持っていくのは無しな。魔法の世界で化学兵器なんて邪道もいいところだし盗まれたりしたらやばいから。まあ諦めて体力が5になるまで我慢するかいいアイディアが出るまで大人しくしてるしかないな。命の危険が隣にあるような世界だからそう簡単には連れて行くことが出来ないって言う事だけわかってくれ。」


 そういうと力雄は頷いてから考え込んだ。どうやら諦めてはいないようだった。俺はそんな力雄を見つつ出かける準備を始めた。


「とりあえず俺は出かけるけど力雄はどうするんだ?部屋にいてもいいけどもし帰るならかぎ掛けて帰ってくれよ。」


「・・・・わかった。」


 という会話をして俺は部屋を出る。俺が住んでる場所は都心から青いラインの電車で30分掛かる場所だ。俺は電車に乗り中心都市にむかった。とりあえず街ブラするために中心街に来てみたが特にやる事は考えてはいない。適当にブラブラしているととあるブランド店の前で見覚えのある人を見かけた。


「あれは・・・もしかしなくても奴なのか?こんなところで何をしてるんだっていうか考えるまでもないか。もしもしメディ?何やってるの?」


 とメディも俺に気づいてチャンスとでも思ったのか俺を引っ張って店の中に入っていく。


(こいつまさか俺に買わせるつもりじゃねえだろうな?)


 等と考えながら引っ張られるがまま入店してしまった。


「「いらっしゃいませー」」


 と店員の声がかかり店内をゆっくり見回ることになった。


「おいメディ!どういうつもりだよ。ブランド品なんて興味もねえぞ。」


「あら?そうなの?私は興味があるからしばらく付き合って頂戴。・・・・ついでに買ってもらうけど。(ぼそっ)」


「いま呟かなかったか?まあ買ってやってもいいがちょっとしたお願い事聞いてくれたらな。」


「なになに?買ってくれるなら聞くわ。でもできる事と出来ない事はあるわよ。基本好きな事してもいいけど世界崩壊とかやっちゃだめだからね。後始末が面倒だから。」


「世界崩壊なんてやらないよ。ニルバースからこっちに連絡を付けれるようにして欲しいんだよ。こっちで何かあったとき異世界で連絡つかないっていうのはちょっと社会人として問題だからさ。」


「そうねー・・・それぐらいなら認めてもいいかな。ちょっとまってね・・・っと出来たわ。これをスマホに取り込めば大丈夫よ。これさえ取り込めば何台でもニルバースで使える様になるわ。それとニルバースで貴方にやってもらいたい事があるのよ。」


「あまり危険な事はやりたくないけど出来る範囲でいいなら。」


「それでいいわ。実はねニルバースで勇者召喚っていうのが昔からあってね、こっちの人を強制的にニルバースに召喚しているのよ。召喚するのはいいんだけど送還が上手くできてなくて色々な世界に送ってしまっているのよ。そこで貴方に頼みたいことはニルバースから地球に帰りたいという子がいたら連れて帰ってきて欲しいのよ。それがお願いなんだけど聞いてくれる?」


「はあ。そんな事でいいなら問題はありませんけど。」


「そう。じゃあお願いね。ついでにここの支払いもお願いね。」


 というと笑顔で店員さんから金額を告げられる。レジにはじき出された金額は7桁表示されていた。耳元でメディからこの金額はスマホ改造の金額だからねとささやかれた。


「うわ・・・断れないじゃないか。ちくしょう。」


 と悪態をつきながらとりあえずカードで支払いを済ませた。当然一括払いで。


「ありがとうね~♪じゃあお願いの件よろしくねー。それとまた何かあったら何時でも連絡してくれてもいいから。これ番号ね。」


 とメディから番号の書かれた紙を渡された。それを受け取ってからメディと別れて俺は再び街をブラブラしてから家に戻ると力雄が待ってましたと言わんばかりの顔で俺を待っていた。


「遅かったじゃないか。待ちくたびれたよ。」


「なんだ?何かいい方法思いついたのか?」


「思いついたけどこれはとにかく行かないと証明できないからニルバースに連れて行けー!」


 というリッキーの横にはホームセンターで買ってきたらしい袋が大量にあった。まあ何を買ってきたのかは想像できる。おそらく蟻と聞いて殺虫剤やらアリ○ースJとか買いこんできたんだろうと思う。地球の殺虫剤とか効くのか俺も気になるところではあったのでとりあえず力雄の熱意に負けて1度連れて行く事にした。もし殺虫剤で蟻を倒せるならそれで力雄のLVを上げればいいしダメなら言い聞かせて戻ってくればいい。


「わかったよ・・・ただしそれがだめだったらすぐに帰ってきて体力が付くまで大人しくしろよ?」


「おっけー。早速行こうぜ。wktk」


「その前にこれをスマホに取り込んでおけ。そうすればはぐれた時でも連絡できるようになるから。」


 とメディからスマホに入れてもらったものをコピーして力雄のスマホにも入れた。


「これでいいか。じゃあ行くけど忘れ物はないな?今から始めるが俺が魔力を入れたらこの引き出しの中に入ればいい・・・よしいいぞ。」


「なんか21世紀ロボットのタイムマシーンの入り口みたいだな。力雄行きまーす!」


 といって力雄は勢い良く飛び込んだ。続けて俺も引き出しの中に飛び込んで力雄と一緒にニルバースに向かった。




読んでいただきありがとうございました。

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