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運転で分かる“男の本性” ― 助手席から見た恋の相性

作者: 岩田 ヒロ
掲載日:2026/04/24

 あたしは免許は持っているけど、ほとんど運転はしない。助手席専門だ。

 そして、助手席に座っていると、男の子の性格も恋の相性も、運転ひとつでだいたい分かる。


 乱暴な運転をする男の子は、あれも乱暴で独りよがりだった。

 急ブレーキや急発進が多い人は、普段の行動も気まぐれで行き当たりばったり。最初は刺激的で楽しいけれど、だんだん疲れてくる。


 車間距離が短い人、ブレーキが遅い人もいた。

 オカマを掘って相手にペコペコ謝り、あたしは助手席で申し訳ない顔をして座っていたこともある。

 その後、彼は反省して車間距離を取る努力をしていたけれど、しばらくすると元通り。癖はなかなか治らない。


 記憶に残る丁寧な運転をした人が一人いる。

 前の車が急ブレーキをした瞬間、彼はあたしの胸をそっと左手で押さえてくれた。

 前に倒れないように。

 あれは忘れられない。


 周りに車がいないと分かると、急に加速してみせる人もいた。

 ジェットコースターみたいでドキドキして、あたしはこういう人も嫌いじゃない。


「くるま」を綺麗に保つ人は、着ている服も清潔だった。

 高い車に乗っている人は、身につけているものも高かった。

 乗っている車で年収はだいたい分かる。


 今の彼氏の運転?

 助手席に座っていてもストレスを感じない程度に上手だ。

 あたしは運転だけで彼氏を判定しないけれど、運転にはその人の癖や気分が無意識に表れる。

 だから、あたしは今日も助手席で、彼の“本性”をこっそり観察している。


 ---


読んで頂き、ありがとうございます。

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また、評価もよろしくお願いします。作家としての励みになります。


続きは連載版『転生人語』で更新しています。

→ https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n5891ma/



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