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鈴村一家  作者: たけまる
1/1

鈴村一家は世間から見たら普通の家族…

しかし裏稼業を生業とする伝説の殺し屋一家だった!

様々な依頼を受け家族で奮闘する

バイオレンスコメディ!!!

〜主要キャラ〜

父、鈴村兼三(すずむらけんぞう)年齢55歳

職業 普通のサラリーマン(殺し屋)

母、鈴村美枝子(すずむらみえこ)年齢55歳

職業 専業主婦(殺し屋)

長男、鈴村葵(すずむらあおい)年齢20歳

職業 フリーター(殺し屋)

長女、鈴村陽菜(すずむらひな)年齢20歳

職業 専門大学生(殺し屋)

次女、鈴村波瑠(すずむらはる)年齢17歳

職業 女子高生(殺し屋)

次男、鈴村湊(すずむらみなと)年齢14歳

職業 男子中学生(殺し屋見習い)

祖父、鈴村兼三郎(すずむらけんざぶろう)年齢75歳

職業、元殺し屋

ペット ゴルゴ 柴犬 年齢10歳

鈴村一家の朝は早い。

「皆〜そろそろ朝ごはんよ!起きなさーい!」

母、美枝子の声がキッチンから聞こえた。

「おはよー」

部屋から出てくるスーツ姿の父、兼三。

「あらあなた、おはよー」

キッチンから顔出す母、美枝子

「おはよ」

2階から学生服姿の次男、湊が降りてくる。

「いただきます。」

朝食を食べる奏。

「はい!どうぞー!」

朝食の準備を済ませた美枝子が奏に言う。

バタバタと階段を降りてくる足音。

「お姉ちゃんちょっとどいてー!推しのりゅうとくんがテレビにでるからそこ、どいてー 」

「あんたこそ邪魔しないでよ!私だって1限目の講義があるの!!!」

階段を慌てて降りてくる長女、陽菜と次女、波瑠。

「あんたたち、もうちょっと静かに降りてきなさい!

近所迷惑でしょ!」

美枝子が2人に言う。

「しょーがないじゃん!波瑠が邪魔なんだもん!」

「お姉ちゃんこそ私の邪魔するただもん!!!!」

テレビの前に座る波瑠。

玄関に向かう陽菜。

「陽菜!あんた朝ごはんは?」

陽菜を追い玄関先まで向かう美枝子。

「ごめーん!講義あるから行ってきます!!」

「もう!気をつけるのよー!」

テレビを付け朝のニュース番組を見る波瑠。

そこには今人気男性グループ神竜が映っていた。

「やっぱりりゅうとくんかっこいい〜1番輝いてる〜」

「波瑠テレビを消しなさい。」

波瑠を叱りつけた兼三。

「うっさい!ハゲオヤジ」

「ハゲオヤジとはなんだ頭が爽やかなお父さんと呼びなさい!」

「キモっ」

「キモイとはなんだ爽やかなお父さんでいいじゃないか!」

玄関先から戻る美枝子が言う。

「あなたそれは、もうハゲオヤジよ。波瑠もそんな言い方やめなさい。それにおじいちゃんがびっくりするからテレビ音小さくして。」

「大丈夫だよ!おじいちゃんならほら!」

ふと波瑠を見る美枝子。

「波瑠ちゃん、りゅうとくんじゃーー!!こっち見てーー!!」

そこにはうちわを持ち波瑠と一緒に応援してる祖父兼三郎がいた。

「きゃー!ヤバ!かっこいい♡」

「お義父さん、やめてください!!近所迷惑です!!波瑠もいい加減にしなさい!」

「美枝子さんいいんじゃないか!これが老後の楽しみなんじゃ!」

そういうとテレビを見る波瑠と兼三郎。

「そろそろ行ってきますー」

荷物を持ち玄関に向かう奏。

「あっ!行ってらっしゃい!奏気をつけるのよ!そーいえばお兄ちゃんは?」

「起こしたけどまだ寝てるんじゃない?行ってきますー」

玄関を出た奏。

「やっば!そろそろ私も行ってくる!」

その後に続いて波瑠も出る。

「行ってらっしゃい!2人とも気をつけるのよー!」

2人を見送る美枝子。

テレビを消し朝食を食べる兼三郎。

「父さん。波瑠を甘やかさないでいただきたい!」

「兼三よ、お前はハゲじゃ。」

「父さんまでそれを言いますか!父さんだってハゲてるじゃないですか!」

「ワシはお前の頃はフサフサだったわ」

「嘘をつくな!あんたもハゲだったじゃないか!」

そんな言い合いをしてる2人を無視して階段を登る美枝子、2階に上がり男部屋と書かれた扉を開けて布団を剥ぎ取りこう言った。

「葵いい加減起きないさい!!」

タンクトップにボクサーパンツ姿の長男、葵が寝ていた。

「母よ、私は寝たばかりなのだ。おやすみなさい。」

「いい加減にしなさい!!!」

葵の頭を叩く美枝子。

渋々1階に降りてくる葵。

「父ハゲよまだ居たのか!!」

兼三の隣に座り朝食を食べる葵

「葵…頭が爽やかなお父さんと言えとなんど言えばわかる」

肩を落とす兼三。

「もうそれハゲじゃん」

「ワン」

玄関先でペットのゴルゴを撫でる奏。


朝は特に盛り上がりも作らず

平凡な鈴村一家の朝を見てください。

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