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私はどうなった
しかし、起きて違和感がある。見たことない景色が眼科に広がっている。
アイマスクもそうだし、加湿器やストーンアロマ、しかもパジャマ。
「あれ?まだ夢?」
寝ぼけているけど何かが違う事がぼーっとした頭で気づく。
「えっ。何処ここ。」
天井には見たことない壁やパジャマ。しかも男物。このパジャマ見たことない。
すぐに起き上がり、近くのカーテンを開けて、部屋の明かりを少し取り入れ、部屋の電気を探す。しかし、いつもの感覚なのかすぐ電気の場所がわかり、洗面台に向かう。
鏡を見て驚愕した。なんとそこには自分の推しである、日向 航だった。
意識は私自身なのに外見だけ、日向 航である事が少しわかった。
私そういえば日向 航の夢を見れますようにって思ったけど、まさか推しになるとは思ってなかった。
「どうしよう。ほんとどうしよう。」その場で立ちすくむ。
「あっ。スマホ。」スマホ見ても私のじゃないので中を見ても何も私の情報わからない。
てか感覚で全部動けるってどういうこと。スマホのロックも解除できたし、部屋の電気の場所もわかるし、感覚は日向 航君なんだ。心が私なのか。