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"キョウ"運異世界創造誌  作者: up down
第2章 学園編1 揺れ動く1年生
61/102

第五五話 運動会の予選

 ハルネさんの戦いが終わり次の予選が始まったのだが、ここは大したことはなかった。

 そうして5年生の戦いは終わり、6、7、8、と続く。この辺りになってくると、さすがは最上位の学園というべきかかなり強い人たちが現れる。

 流石にレベル30を超えるような猛者はなかなか現れないが、レベル25越えくらいが当たり前になってきた。

そして、9年生Dブロック。


鑑定結果

【名前】   ナルンバ

【種族】   獣人鳥族不死鳥科

【年齢】   14歳

【才能】   炎術聖

【レベル】  30

  【経験値】 3580/4000

【体力】   550/550

【スタミナ】 1320/1320

【魔力】   480/480

【スピード】 1650

【攻撃力】  440

【知力】   840

【防御力】  440

【運】    550

【スキル】  

魔法適正、魔力感知、魔力操作、火魔術レベル10、炎魔術レベル4、焔魔術レベル2、火耐性レベル6、炎耐性レベル2、焔耐性レベル1、獄炎魔術レベル1、神炎術、永遠の輪

以下略


 はっきり言って凄い。ステが1000を超えるのは強者を示す指標の一つだ。

 また、鳥族は烏や鷲など様々な種があるが、不死鳥になるためには進化が必要である。

 進化とは、レベルを100まで上げることによって起こせることで、レベルとステータスが最低まで下がる代わりに新たな力を手に入れるかレベル上限を解放するが選ぶというものだ。つまり、この人は一度100レベまで行ったということである。


 この世界では普通の人は死ぬ頃に40レベルくらいが平均である。戦う人なら60レベルに届くが……

 この年齢で100超えというのはなかなか怪しい。まあステがバグってる僕がいうセリフじゃないんだけど。


 そして、開始2秒で決着がついた。身体能力を活かしてお得意の炎魔術を使わずに勝ったのだ。実況の遅れた解説でやっと観客は状況を掴む。


 いやあ、あれは強すぎだよ。なんせその4桁に達したスピードで相手を翻弄し一撃で意識を奪う攻撃を繰り出したのだ。瞬きをする間もなくその他の相手は全滅した。


 そうして、1日目は終わり2日目のトーナメントに向けて時は動き出す。潜む闇をも加速させて……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

話の影で



 ここは、どこでもないところであり、かつどこでもあるところである。暗くて、明るい。青く、赤く、白く、黒い。

 そんな不思議な条件を満たすこの場所には、2人の人に見える者たちがいた。


「ほほう。順調ですね。」

 そう言うのは黒いフードをすっぽりと被った男である。半透明な板を眺めながら満足そうにつぶやく。


「報告します。現在の計画達成確率は30%です。」

 そう答えるのは対照的に全身が白い女である。生気は感じられず、どことなく機械のような口調であった。


「ふむ。あの者には頑張ってもらわねばなりません。同胞が使わしてくれたのですから。」


「同意します。引き続き計画を遂行します。」


「ははは。まさかこんなチャンスが巡ってくるとは。私の力を復活させるのには充分でしょう。」



 そうして、その場から2人は消え去る。あとには、ただ暗く濃い闇が広がっているばかりであった。

【次回予告】

決勝だー!


次回 運動会の本戦


【〜おわりに〜】

今日も「キョウ運」をお読みいただきましてありがとうございます。


下にスクロールしたところにある⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎をタップしたり、右下にあるいいねボタンを押したりしてくれると作者のやる気が上がります。


また、ご意見、ご感想、誤字脱字報告など受け付けておりますのでなんでもお気軽に書いてください。


次回更新は5月19日日曜日です。

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