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"キョウ"運異世界創造誌  作者: up down
第1章 村発展編
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第六話 家の外

設定編ばかりで申し訳ありませんでした。

今回から家の外に出ます。



 1歳になったころと時を同じくして、歩けるようになった。

 今までは家の中にしかいられなかったのでかなりの進歩だと思う。

 これで行動範囲が広がる。まあ言っちゃダメだって言われているところもあるけどね。


 この世界の文明レベルは決して高いものではない。だいたい江戸時代くらいであろうか。それは家や食事の様子からわかった。外もそれと同じだと思って見に行った。


……


 甘かった。畑はボロボロで、もう適当に植えたら育つと思ってません?って言うレベル。

 よくこれでこれまで生きてこれたよな?この世界。

 そう思っていたのだが、どうやらこれはこの村がまだできたてほやほやの村だかららしい。色々あって更地になっていたこの土地に目をつけた領主が開拓を始めたそうだ。

 ……有識者ぐらい送れや!こんな手探りじゃできるもんもできんっちゅーに!


 はあはあ。危うくエセ関西弁が飛び出すところだった。え?飛び出してる?知らんな。僕は知らん。


 さらに今までの親の会話によると、この村で採れたものの2割を収めなければならないらしい。これはまだ開拓しはじめだからだそうで、後5年後には5割になるらしい。

 「村で採れたもの」なので狩りで取ったものは入らないらしいが、この辺りには簡単に撮れる美味しい獲物がおらず、かなり強い魔物がいるそうだ。


 魔物。

 前世にいなくて今世にいる/あるものその2。その1は魔法である。

 厄介な相手だが、強者にとっては稼ぎになるらしく、特に問題はなかった。

 しかし、南から魔王の軍が進行。それによって空気中の瘴気の濃度がわずかに上昇。魔物が凶暴化したのだ。

 いままでは追い立てるだけだったのに、追い立てられる側に。大人はともかく、子供にどうこうできはしない。


 魔物にはアルファベット(に対応するこの世界の文字)でランクがつけられており、低い順にG、F、E、D、C、B、A、S、SS、SSS、SSSS、Z、ZZ、ZZZ、ZZZZ、R、RR、RRR、RRRRのランクとなっている。ランク多すぎね?


 ちなみに、冒険者ギルドというものもあり、「自分もしくは自分たちで狩れる獲物の中で最もランクが高いもののランク」が自分または自分たちのパーティのランクになるらしい。

 だからパーティのランクは個人のランクより少し高くなるのが普通だ。また、冒険者ギルドは大陸中にあり、王でも手出しはできないらしい。その代わりギルドも国には関与しないため力のバランスは取れているということだ。

 ……そこはちゃんと異世界している(?)んだ。


 だが。この村のレベルは低い。畑は適当に耕して種をまいただけになっている。こんなんじゃ効率が悪いことこの上ない。

 柵はボロボロだし家は傾いている。

 こらはなんとかして直さなければ!と思うのだが、あいにく僕はただの子供である。

 村長とか領主とかだったら開発チートができたのになぁ。ただの村人の子供とか何もできないよ。

 だが、狩りはできる。


 狩りはできるのだよ。



 1歳になることで、ステータスが伸びたのだ。


【名前】   クルト

【種族】   人間

【年齢】   1歳

【才能】   創造

【レベル】  3

  【経験値】 0/30

【体力】   1700/1700

【スタミナ】 1700/1700

【魔力】   2720/2720

【スピード】 1700

【攻撃力】  1360

【知力】   2550

【防御力】  1360

【運】    ∞

【スキル】  

キョウ運、自動回復、???、ステータス改ざん、鑑定、魔法適正・極、収納

【称号】

転生者、神に認められたもの、運命神の加護


【創造】

【元素】 【レベル】2 【経験値】60/200

【18族】 【レベル】2 【経験値】180/200

【17族】 【レベル】2 【経験値】160/200


 17族で最大のポイントは、塩素である。塩素水にすることで、消毒薬ができるのだ。

 村の清潔化のためにこっそり撒いて回っている。


 ……いやそんな堂々と渡すわけないでしょ。信用してくれるわけないじゃん。毒かなんかだと思われるよ。スキルがバレるのは嫌だよね。手札はできうる限り隠しておくものなのだよ。



 ヨウ素を使ったうがい薬もあるが、それは自己利用用だ。



 さて、というわけで消毒薬を撒いている。

 ……バレてないよね?うん。こっそりやっているからバレていないはずだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

話の影で(改訂版)


視点 作者(メタ)


 ども。作者です。今回は、設定編と言うことでこの作品における捻じ切れかけている作者の思想について軽く語っておきたいと思います。(読み飛ばしてもいいよ)


 この世界の魔法ですが、実は結構独特なものです。

 いや、簡単にいうと私がそこでテンプレを使いたくなかっただけです。(謎のこだわり)

 それは他のやつもそうで、魔物のランクがなんか多かったりしてますよね。あれは私の歪んだ思想によって作られたからです。

 それでいて異世界転生とかいうテンプレを使うんですよね。変な人。(家じゃないよ。人だよ。)

 その他にも様々な「なんかテンプレとちがうよーな」ものが出てきます。いやー。ヒジョーに歪な考えだなー(棒)

 なので、これからもなんか変なところがありますが温かく見守っていただけると幸いです。


ちゅーわけで、アデュー!

【〜おわりに〜】

今日も「キョウ運」をお読みいただきましてありがとうございます。


下にスクロールしたところにある⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎をタップしたり、右下にあるいいねボタンを押したりしてくれると作者のやる気が上がります。


また、ご意見、ご感想、誤字脱字報告など受け付けておりますのでなんでもお気軽に書いてください。


次回更新は12月15日金曜日です。

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