第三四話 アルティメッター
改稿(2024/6・7)する時にちょっと増量しようかとも思ったんですけど、なかなか時間が取れなくて……内容はあんまり変えません。
「Bランク冒険者って意外と弱いのかな?」
「たぶん…そんなことはないと思うよ。」
「お前が強すぎるだけだ。」
「そんなぁ。」
「ま、クルトだからねぇ。」
「しょうがないのニャー」
みんなにまで呆れられてしまった。
「そういえばみんなは冒険者登録したか?」
ロックが聞いてきた。
「僕はしたよ。」
「僕はまだだよ。」
「私はしたね。」
「私もニャ」
「じゃあまだなのはヨーガンだけか。なら今度登録しに行ってパーティ組もうぜ。」
「それはいいかもしれないね。よし、今度の休みにでも行くか。」
「リーダーはクルトに頼むニャ。一番良さそうなのニャ。」
「「「意義なし」」」
「あ……わかったよ。」
そうして、休みの日がやってきた。冒険者ギルドはいつものように賑わっている。
「すみません。登録をお願いします。」
「はい。かしこまりました。」
この国はかなり自由度が高く、王子でも簡単に登録ができる。身分の違いがあまり重視されていないのだ。
というか権力を持っているだけ自分の守るべき民衆が増えるので、権力が強いほど暮らしにくいとも言われている。ただし、権力があればそれだけ物事を都合よく進められるので、一定数権力を得ようとするものはいる。
簡単に言うと、バランスが取れているって言うことだ。
「あ、パーティ登録もお願いします。」
「はい。パーティ名はどうされますか?」
これは、一晩中考えた。仲間たちから決定権をもらえたので頑張って考えたのだ!
「アルティメッターでお願いします。」
このパーティはかなり異常である。王族、平民、農民×3というもので、しかもリーダーは王族ではなく農民。パーティ名には理想や共通点をつけるのが基本である。
ただ、このパーティは義務教育期間にあれこれを楽しむために組んだものである。特に理想はない。そこで、寮の名前からとったのだ。一晩は考えたなぁ。
ナビさんに頼めばよかったと後で気づいた。
……そうして、パーティ登録も終わった頃、春休みがやってきた。この世界は1年=24ヶ月=720日である。よって、6月ごろに春休みがやってくるのだ。入学したのが1月なので、久しぶりの休みである。前世の2倍だからね。
この休みを使って、僕たちは一旦村に帰ることにした。久々に家の補強もしたいし、家族にも会いたいからね。
2度目の家族だと言っても、家族は家族だ。大切にしたい。
ということで、久しぶりの里帰りである。
【次回予告】
里帰りは馬車で行こう!そしてアイツらはやってくる!
次回 クレイヴェルの街1 盗賊
【〜おわりに〜】
今日も「キョウ運」をお読みいただきましてありがとうございます。
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次回更新は3月6日水曜日です。




