第一八話 受験(下)
移動中に次の試験の内容を聞く。どうやら的に向かって技を当てる試験らしい。剣術などを選択した人は指定の人と対戦するらしいが。
そんなことよりも早くこの世界で商品を売り出しておきたい。もうサクッと終わらせちゃおう。
実際に的を見ると随分と小さい。2メートルさきの直径10センチほどである。
ところが、何を思ったか近くに林がある。これはおそらく火を使うなということだろう。前近くの森で獲物を燃やしたら燃え移って散々な目にあったことがある。あれ以来こう言うことには気をつけるようにしている。
内側に爆弾を仕掛けた。爆発(演出)があれば特典が上がるんじゃないかと期待してのことだ。
ドガガガガーン
「あ、出力ミスった……」
なんて事だ。いつもと違う場所で緊張してたからか力を込めすぎた。純粋な爆発だから燃え移りはしないが……
やってしまったものは仕方がない。
「なんだ?何が起きた?何か飛ばしたのか?」
「あ、はい。爆発させようとしたんですけど力を入れすぎちゃって……」
「あー。力の入れすぎであんなことってできるのかなぁ。俺は知らないがなぁ。本当に何もしてない?」
やべえ。疑われてる。えーっと。どうしよう……
《ナビさん助けて!》
ナビ:解答。同じような魔法を重ね合わせたと言えば何も問題ありません。なお、詠唱については疑っていないようなので大丈夫です。
さっすが。マジ助かる。
「似たような魔法をたくさん発動させるんですよ。ただ一個当たりの違いが増幅されるんです!」
「そうか?まあ確かに理論的には間違っちゃないが……そもそもお前本当に6歳か?今まで見てきたやつは少し火を点けられるくらいだぞ。わざわざほとんど使われてない的を選ぶなんてよほどなもの好き外部と思ってきてみれば……」
そうだった。こういうのは的当てをするものだと思い込んでいた。なんと言うことだ……
「えっと。まあ、それはその……」
「まあいい。成績は申し分ないからな。試験は終了だ。お疲れ様。」
「あ、はい。」
「5日後に結果が張り出されるから見に来るように。以上。」
そうして、試験は終わった。まあ何かいろいろとやらかした感はたっぷりとあるのだが……ま、なんとかなるかな?なるよね?
うん。ハクナマタタ!ケセラセラ!
【〜おわりに〜】
今日も「キョウ運」をお読みいただきましてありがとうございます。
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次回更新は1月日19日金曜日です。




