第35話 ベアトリス
注釈
この回より原案者が変更。
約8年間いてくれた吉田十考〈よしだとこう)が脱退して
他の原案者になりました。
この話は、SAKUPANさんが原案を担当しています。「しばらくはこの人が担当です」
その発信先は、水のようにしたたり、ゆかがすこし液体の付いた空間の部屋であった。
「ふっふふ...、いよいよ私の出番か......!!」
ユカタは、約束通りに夜の8時にオフィス....つまりは市役所に向かった。
彼女が言うには、オフィスの15階へエレベーターで来て欲しいと頼まれている。彼女は、一体だれなのか?カインちゃんは、来るとか言ってても結局来なかった。私一人で乗り込んでみようとユカタは、覚悟した。フロアの扉が開いた。その先には、ピンク色の髪の毛をした少女がいる。だれだ?この女の子は?見たところ。私と身長が同じくらいだ。部屋もとても暗い。彼女が、椅子に座って話しかけてきた。
「ようこそ!私のオフィスへ!」」「きみは?おかあさんとかは?」「おかあさん?もうそんな年頃じゃないわ。」彼女が椅子を振り回すように回転させる。どうやら社長椅子のようだ。「わたしは、ベアトリス。ユカタ、あなたにたのみがあります。」「なんでしょうか?」こんな不穏な場所に呼び出してと思い
ながらも冷静になるユカタ。ベアトリスは、気にせず頼みを言った。その頼みは、大きい世界を世界を覆すほどのものだった。それとカインが強くかかわっているみたいだ。もちろん、ユカタは、その頼みを断った。世界が崩壊してしまうかもしれないからだ。「お断りします。そんなことできませんし...カインが...カインがそんなこと賛成しません‼」「ふーん、君はどうやら分かってもらえるまで分からないようだねー。ユカタちゃん」そう彼女が言うと彼女の体があせ...ではないピンク色の液体が彼女の全身から出てきた。「お前には、4んでもらう!ユカタ!」「くっ!」ユカタが鉢を取り出そうとするがその時はもう遅かった。彼女が手から飛び出した液体は、トロトロとしたままユカタに引っ付いた。「え...何これ!!?動けないし。体が...あァァァ!」「ローション!わたしは、ロージョンを体から分泌して出せることが出来るの!あんたは炎属性!私は、水と炎と風!勝ち目はないわ!」
ユカタは、彼女の攻撃にとって全身がピンク色の液体の抱擁につつみこまれてしまった。「トロトロして気持ちいいだろー!!」「くっ!このままだと...」「とどめだぁぁぁ!」そして、彼女が、自分の大きさ以上の液体を放った。ユカタは、まともに喰らって液体がほどけたが、部屋は、あまりの密度で崩壊してしまった。ここは、15階。落ちたらひとたまりもない......!
TO BE CONTINUED