第34話 路上の抗戦
「伏せて!!!」いきなり大都会で銃撃音が鳴り響く。7.62m弾と疑われそうな弾丸が黒タイツの男と一緒に睨んできた。プラチナは、伏せながらも白いスポーツバイクにエンジンを掛けた。『乗って!!』
プラチナがそう言うと3人も強盗団に抗戦するようにスポーツバイクをとばして動かした....。フェーズの強盗団の下っ端も強気に自分の白いまだまだ新品のバイクに乗り出した。スポーツバイクだ。タイヤの周りが円を囲むようにきらきら輝いている。「おらぁ!走れ!!」ボロンボロンっ!!とマフラーから排気ガスを取り出しながらバイクは突き進む。「追いつかれるよ!!?」「大丈夫」プラチナのバイクのフロントバックからなぞの手回しレバーがギぃ!と出てきた。それを作動させるとプラチナのバイクは、どんどん差を広げていく。「でも、どうするんだ?このままずっと逃げているだけでは勝ち目はないぞ?」
プラチナは、バイクを操縦しながら前方向にある大きなレールを見つけた。
「ユカタ、カイン!そこのレールにとんでやつらのバイクに乗り移ってやっつけて!」「了解!」
すると、ふたりは、マンションと思われる手すりからギュイイイイン‼とレールに乗り移った。
「おわあああ!!?」「きゃぁ!?」そのレールに乗り移った途端、鳥のように加速した。
「よし!これなら敵のバイクに乗り移れる!」ユカタが敵のバイクにグラップラーを掛けた。
「すごいよ!ユカちゃん!」「すごいすごい!」そして、ユカタは、グラップラーの意図に乗っかりバイク乗りのしたっぱをドドドドと一掃する。「うわああ!?」プラチナがユカタ側にけて急にドリフトをする。
「ミッションコンプリートね...。」「あぁ...これが...。」
ユカタ達は、達成感をとてつもないくらいに感じた。でも、どこか悲しい...。いや、以上に嫌な予感が......。「良かったじゃない!最初のミッションでここまでできるだなんて!」プラチナが二人の頭をなでてそう言う。「ありがとうございます。しかし、まだまだ未熟物ですよ。」「しかし、あなた達は、既に島一つ救った英雄!!シェードから会合命令がきてるの。それまでにわたしたちは、さらに強くならないといけない。」しかし、急に変なささやきがユカタに聞こえた。「夜8時にカリーナ・オフィスに来い。待っている。」まるで伝言のようなささやきが聞こえた。それは、カインにも聞こえたみいたいだった......。
その発信先は、水のようにしたたり、ねちょねちょとした空間であった。
「ふっふふふ...いよいよ私の出番か......!!」
TO BE CONTINUED
こんにちは、ちとせです。
約2か月ぶりの投稿です。
次回から急展開になるのと今、大長編をせいさくしてます。
またまた投稿していきますのでよろしくおねがいします!
ZIKAI 第35話
ユカタ「カイン、裏切ったの??」
裏切りのカイン
2023.6.30に公開予定!