第28話 最終手段
『マヒロ...住民たちに呼びかけていって!!私は、カインを守る!!!』『......姉さんを守って!ユカタ!!』『うん!』ユカタとがそう言うとカインのいる方向へとダッシュした。カインも国王に旗を届けるためにダッシュした。戦況は、変えられなくても国を救うために立ち向かうこととした。急がないと...そう思ってカインのもとへ遠回りながらもダッシュするユカタだが、大きな守護神の右腕には大きな文字が書かれている......。"新河千歳"......あの、文字は...どこかでみたような気がする。そう思いつつも再びユカタは、走り出した。カインとショウは、ようやく国王のいる近くにようやく来れた。...が、また大きな岩が塞いできた。
『ショウ?』気が付いたらショウは、カインをかばっていた。その岩は、カインに真っ直線だったからだ。だから、ショウは私に岩がぶつかることを分かってて...。生き埋めになたショウがうめき声で話した。『...カイン、走って...』『分かった!!!』カインもユカタも必死に走った。私は、なんのために生きているんだろうか。自身が生まれた時は、そう思った。親も本当はあんな分からず屋でもないし欲求を飲んでもくれなかった。しかし、彼女が私に道を開いてくれた...。ユカタが。いつもいっしょにいてくれた。ユカタが初めてだよ。私の気持ちを尊重してくれた人は......。でも、今は....。『私は、この無駄な戦争を止めたいの!!!』我に帰ったカインは、ようやく国王をみつけることに成功した。
しかし、国王を守護神が襲う。『くぅぅぅぅ...』ここまでか。そう思っていた国王だが、ヒンヤリした空気が彼の周りを包み込んだ......。カインの氷魔法だ...。国王は、とっさにカインの魔法によってついに島に上陸した守護神を一時的にダメージを与えることに成功した。しかし、これだけの強魔法を喰らってもビクともしない。『助けて...ユカタ...!』守護神は、もうカインの目の前だ。カインの命が危ない......!!そこにユカタが駆け付けた!!!『カインー---!!』『ユカタァァァァァァ!』
TO BE CONTINUED




