第27話 守護神
『最後だね、みんな。』そう言って破海に沈んである城10個分の遺跡の岩を根こそぎ取った化け物は、カインを目標にして投げつけた......。しかし、まだ3人は、攻撃されていることに気づいていない。遠くに離れているシュバルツが問いかけた。『なに...アレ....。』『彼は、守護神と言われている。』......なんだ?嫌な予感しかしない。私は、とっさにマヒロの体をかばる。『危ない2人とも!』3人の前に大きな岩が猛スピードでぶつかってきた......。そして、道が二手に分かれてしまったのだった。マヒロとユカタは右側。カインは左側を行くことにした。カインが向かった先にはある少女が待っていた。『ショウ!?プラちゃんと外国にいたはずじゃあ......』その女の子は、しろくまの耳で白髪をしていてクールなロリータ服を着ている少女がカインに話しかけている。
『...ここに上界の人がいると聞いて...プラちゃんは大丈夫だからいこう。話は、聞いてたわ。』『ショウ様だぁ!!』『ショウ様がいればもう安心だぁ!!』住民がそう歓喜を立てるが、ショウは、それを押し倒すように呼び掛けた。ショウもシリウスの王女だ。『みんな!私だけでは、あの敵には勝てません!!そのために私達には、敵国にはないきっぱりとした戦う理由があります!!たとえ先住民でさえ勝てない相手でも戦闘をなるべく回避して勝利する必要が...』住民にショウが呼びかけているとその間にシィーは、カインとショウをロックオンした。そう、シィーは、守護神を操っているのだった。『......あはは、あはは、王女が死ぬところを見てみな!!!国王さん...』そうシィーが言うと守護神がさっきよりもどでかい大きな岩を持って2人を圧倒させた。......どうしよう?岩を凍らせても猛スピードで投げ出されたあんなに大きな岩は、避け切れない。どうしよう......。ショウも気が付いた時には、もう遅かった......。既にその守護神の猛攻は、2人を圧倒させてショウとカインは、大きな数キロメートルから大きく投げ出された岩によって強くまともにくらってしまった......。それを遠くで見ていたユカタとマヒロが心配そうに見ていた......。『大丈夫かな?あの二人...』『カイン......』
だんだん体が熱くなってくる......。ユカタの瞳はいつも赤色だが、さらに焼け付いた色に変わっていく......。『マヒロ...住民たちに呼びかけていって!!私は、カインを守る!!!』
TO BE CONTINUED