第24話 幕間 まくあい
3人は船にあったオールを使ってシリウスまで海を渡ってようやく着いた。一方シリウスの展望台では、カインの育て親である金髪の髪の毛の王様"ソライロ"が待っていた。そして、3にんが帰ってきたことにようやく気付いた。『あれは...カイン...それにマヒロ!!』『お父さん...!!』『お父さん!??』さらに帰還の歓喜は、住民にもあっという間に伝わった。『おい、まじかよ。あの要塞から帰ってきたんだとよ。』『カイン様もマヒロ様も無事よ!』『助けたのは、上界の少女らしいな!!』『上界からも援軍が来るのね!!良かったわ!!!』しかし、親は、気づいてきれなかった......。大きな一番大きい星巌の大木があることを。でも、どうしてなんだろう?いくらなんでも、矛盾すぎる。カインは、クロス先生の......。いや、今はそれどころではないことは確かなんだ。しかし、ある人物が君を癒し風呂に招待したい。英雄として迎えたいとのことでユカタは、カイン達とは隔離された場所に連れてかれた。その隔離された場所には、暖かい水に浸かっていた亜麻色髪の髪下げの少女がいた。この人、女の人だ。クロスさんと同じくらい?の身長だ......。その人に話しかけようとしたけど先に話しかけられてしまった............。『君が英雄ね。私は、フェルリア。かつての勇者の仲間で敵でもあったの‼』いや、いきなりそんなことを言われても分からない......。でも、なんなの?敵と味方でもあったって...そんなこと言われても。『あぁー、ごめんなさい!話が脱線しましたね。私の名前は、フェルリア。ここの王宮の王女さんの補佐をしています。』『......ユカタです。お話とはいったいなんなんですか?そもそもこの煙がもわもわと出る場所はなんなんですか??』私は、この時はまだオフロというものを知らなかった。
『知りませんか?上界には、こーいうものがないんですね。これは、身体を洗い流すおオフロというものです。』にしても...どこかでフェルリアという少女の話を聞いたことがあるような......。それも、クロス先生からだ。彼女は、かつては偉大な力を持っていて世界征服して時空を壊そうとした賢者の組織のいちいんだったとか............『アドバンテイル226話参照』そうユカタが考えていたらフェルリアが答えてきた。『私は、ここであなたにマッサージをしたいと...』とても、優しい人だ。まさかこの人がクロス先生のかつての仲間だったの?でも、敵だったのはどうしてなんだろう?またそんな感じに上の空に思っていたその瞬間だった。近くで大きな爆発と大砲のようなものが衝突するような音が聞こえてきた......。
TO BE CONTINUED