85話
お店3番人気の濁り酒を飲んで、今は最後から2番目に書かれていたシメの料理ミネストローネを食べ終わり、1番左に書かれていたウィスキーをいただいている。
流石ドワーフ族のお店。シメの酒もあるのか。大体オススメの最後に書いてあるのがシメの酒らしい。
異世界の酒の飲み方中々奥が深いね。勉強になります。
お会計はレジだったので、レジに行ってペンダントで済ませる。
「お酒美味しかったです!また来ますね。ご馳走様でしたー」
「あいよー。気をつけて帰れよー」
カランカラン…
あー美味しかった。また来よう。
私、体が大きいから普通の人よりは飲むけど、普通に酔っ払う。
ビールとか、度数の低いカクテルだったらあんまり酔わないんだけど、ワインとか日本酒になるとアルコールの回りが早い気がする。
そう言えばカクテルって無いのかな?
お酒もビールと白ワインは冷えてたが、ウィスキー系は常温ストレートだったな…ロックとかハイボールとか無いのかなー。ハイボール飲みたい。
今日は寒いからホットミルクにブランデー垂らして飲んだら体あったまりそうだけどな。
あれ?ホットワインとかも無いのかな?シナモン入ってる赤のホットワイン飲みたいなー。
家に着いたので、ドアを開けて防寒具を脱ぎマシロさんを降ろす。
私は手を洗い、お湯を沸かしてそのまま置いて湯冷しを作っておく。
お水をゴクゴク飲んで、お弁当用の瓶とか器とか洗って無かったので洗って乾かしておく。
今日はお酒を飲んだので軽くシャワーだけ浴びて、洗濯物を回す。
羊湯たんぽさんをオフトゥンにセットして、湯ざましを飲んで歯磨きしてトイレ済ませて、マシロさんに挨拶しておやすみなさい。
ちなみに、明日は休みだから目覚ましは遅めにセットした。スヤァ。
おはようございます。つばめです。
今何時だ?…まだ朝6時だった。お水を飲んでトイレ行ってもう一回寝よう。
…………マシロさん???
マシロさんが寝床でいつぞやの目玉焼き状態になっていた。
もしかして寝てる時はあの形状なのかな?
掛け布団のタオルが全部めくれていたのでかけ直してあげて、私も自分の布団で寝た。
朝ごはんは目玉焼きにしようかな。