表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
つばめと学ぶ異世界生活事情  作者: とりあえずごはん(・ω・)
第一章 王都一人暮らし編
64/499

64話


 仕事の開始の時間になっても奏君が出勤して来ないので、助っ人が呼ばれた。



「主の命令で参りました。今日1日よろしくお願いします」



 薄い緑色のローブをまとったカールさんだ。

 エルフ族の国の先王兄殿下がスケット………いや、私は何も見なかったよ…ただのカールさんだよ。ははは。



 何でもユリエルさんの前任者がカールさんだったみたいだ。

 ここは重要書類が多いので、入室に制限がある。身元がしっかりしていて、『元第7長官』だったので仕事もある程度わかるだろうと言うコトで急遽白羽の矢が立った。1日限定一時復帰らしい。


 そりゃ身元しっかりしてるよね…多分王族?だもん……



 ユリエルさんが書類を数枚カールさんに手渡していたが笑顔で破りゴミ箱にポイ捨てしていた…わーお。『結婚誓約書』ってチラッと見えけど気にしたら負けだな。







 その後私はお昼まで黙々と仕事をして、ウルスラさんと一緒にお昼を食べに軍の方へ向かった。


 軍部は思ったよりも離れていなかった。歩いて5分もかからなかったかな?所々身分証が必要な所があったりしたのでいつもの様に銀プレートにペンダントをかざした。





 案内された部屋に入って丸い円卓の勧められた席に座る。

 飲み物は何がいいか聞かれたので、ウルスラさんと一緒の物で大丈夫だと答えると、あったかい烏龍茶を淹れてくれた。



 とりあえずお昼を食べながらお話ししましょうと言う事で、2人共お弁当を広げる。

 ウルスラさんは旦那さんが作ってくれたお弁当みたいだ…タンパク質たっぷりな愛妻弁当ですね。ほぼ肉だった。



「たまに食堂のメニューも食べますが、やはり肉が足りなくて…食べる量も人族より多いですからね」



 食堂で食べる時は肉を追加で5人前頼むそうだ。

 ユリエルさんとロジャーさんと何だか真逆だね。肉食女子と草食男子達(食事的な意味で)。



 私は持参した器にサラダが入った瓶をひっくり返して盛り付け、フォークでむしゃむしゃ食べる。白ワインビネガーがいい仕事してる。


 サラダを食べ終わって、ロールパンサンドにパクついていると、ウルスラさんは既に食べ終わっていた…早っ!


ウルスラ昼ごはん


丸パン(大)

鶏胸肉の塩茹で(3人前)

ラムチョップの香草焼き(3人前)

ゆで卵(5つ)

もやしととうもろこしの炒め物

りんご(2つ)

ホット烏龍茶


ウルスラ「軍は基本早食いです」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ