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つばめと学ぶ異世界生活事情  作者: とりあえずごはん(・ω・)
第一章 王都一人暮らし編
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5話


 この世界のエルフ族は男女共皆美人で長寿。

 見た目と年齢と性別が分かりづらいので、大体のエルフ族の男性は服装で見分けやすくしている。


 成人すると緑色のローブを着用するのだが、若いエルフ族ほど濃い色で年齢を重ねるほど薄い緑色のローブを仕立てて人前に出る時はそれを着る様にしている。


 エルフ族の女性は各々好きな服装をしているので、緑ローブ=エルフ族男性と見ただけで男女の違いがすぐにわかる。






 今の私はユリエルさんお下がりの深緑色のローブを着て完全防寒装備なので、顔半分が見えず…うん、私の顔面偏差値は察して。

 格好だけならエルフ族(男)の成人したてに見えるね。




 ちなみにお肉屋さんで肉は無事に買えました。

 夕飯は分厚い豚ステーキだ!


 お店に普通の肉とか、ソーセージやらハムも置いてあったのでステーキと一緒に買った。




 後は卵や牛乳、野菜なんかが欲しかったのでお肉屋さんのお姉サンにいいお店がないか聞いたら、日本で言うコンビニサイズのミニスーパーみたいな所が近くにあると言われたのでそこで買い物した。

 売ってる物は…加工品や調味料はほぼ無くて、食材そのまんま売ってるだけだった。




 

 もう少し色々な店も見たかったが、いい時間になってしまったので自宅に帰ることにする。

 まぁ、最低限食べる物は買えたし、朝食と夕食が適当でも昼は王宮の食堂でしっかり食べれるのでここ1週間もなんとかなったからこの先数日は大丈夫だと思いたい。





 帰り道は気持ち早足で帰ったので、なんとか15時前に帰宅できた。外階段を登り、居住区の2階の玄関を開け家の中に入る。



「ふぅ〜…なんとかなった…よかった」



 私は玄関先でズルズル座り込んだ。







 異世界で初ひとりお買い物だったが目的の物が買えてよかった。………実はとても緊張してたんだ。


 うん、だって異世界だよ?何度叫びそうになったか(いい意味で)。




 なるべく考えない様にしてたが、魔道具店の綺麗系美人さんは猫獣人らしく顔は人だったけど頭に猫耳とお尻から尻尾生えてたし、お肉屋さんのおじさんはドワーフ族だったのかな?髭もじゃの筋肉ムキムキだったし、異国情緖あふれる(?)街並みだし、実は品物の支払いはペンダント型の魔道具なんだよ。


「わぉっ!ふぁんたじぃぃぃ!!!」って何度叫びそうになったか。






 ピンポーン






 あ、エアコンの取り付けの人かな?


 一旦鎮まれ私。とりあえず買い物した荷物を玄関横に置いて…ドアを開けた。




「はーい」




 ガチャッ



 目の前にグリズリーが立っていた。



 わぉ。ふぁんたじー?




エルフ族男性陣が緑ローブを着用する前の時代



ナンパ男「ヘイ彼女!ちょっとお茶しない?」


見た目美女のエルフ族おじいちゃん「しない」






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