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つばめと学ぶ異世界生活事情  作者: とりあえずごはん(・ω・)
第一章 王都一人暮らし編
28/499

28話


 サンドイッチ用に丸パン大を火で温めた包丁でスライスしていく…パン切り包丁欲しいな。


 スライスしてから気がついた。トースターがあることを!

 明日の朝はトーストして苺ジャムを付けて食べよう。




 説明書を軽く読み、試しに切ったパンの端を焼いてみたが日本のトースターとあまり変わらなかった。

 食パンなら一気に4枚位焼けそう。タイマー付きだが、温度調節は出来ないので当分は様子を見ながら焼いてみよう。




 トースターの試運転も終わった所で、サンドイッチの具を作る。



 サンドイッチの具(3種)

 ハムと玉ねぎ入りさつまいもペースト

 卵チーズ

 苺バター



 玉ねぎを薄く切り、油を敷いた鍋でしんなりするまで炒める。皿に移し粗熱を取る。


 熱したフライパンに油を敷いて卵を割り入れ、黄身を軽く潰して水を少し入れてフタをして蒸し焼きにする。

 卵が固まったら蓋を外して火を消し、チーズを卵の上に乗せて余熱でチーズを溶かす。


 さつまいもは皮を剥いて切り、水にさらしてから鍋で煮る。

 さつまいもに火が通ったらザルにあけ、水気を切りボールに入れて熱いうちにフォークで潰す。

 牛乳を少し入れしっとりしたら、炒めた玉ねぎを加えて混ぜ合わせる。



 切っておいたパンにバターを塗り厚切りハム、炒めた玉ねぎとさつまいもを混ぜた物をは挟む。

 卵チーズも同様にバターを塗ったパンに挟みそれぞれラップし、軽くギュッギュッと押す。


 苺バターは物凄く簡単。バターと苺ジャムを好きな量混ぜ合わせるだけ。

 苺の色がバターに移ってほんのりピンク色々で綺麗ね。パンに塗ってからサンドしてラップして完成。





 3種類をフリーザーバックに入れて冷蔵庫にしまう。

 ちなみに器に残った苺バターはさっきトーストしたパンにつけて美味しくいただきました。味見ね。




 調理したものを洗ったり片付けたりして、洗濯物を回す。

ついでに羊湯たんぽをセットして、歯を磨く。


 あれ?マシロさんって何処で寝るんだろう?


 相変わらず床をズリズリしてるマシロさんに声をかけてみる。



「マシロさんの寝る所を作りたいんですけど、布団とかどうすればいいですかね?一緒のお布団でも大丈夫ですか?」



 フルフル



 首を振られた。マシロさんはピョンピョン跳ねながらリビングの隅に移動してそこで動かなくなった。え?そこで寝るの?



「そこで寝ますか?」



 こくん



 隅っこの方が落ち着くのかな?

 私は使っていないハンドタオルを持って来てお布団代わりにマシロさんに使うか聞いたら、頷いてくれた。


 ハンドタオルを隅に敷いてマシロさんを乗せると器用にハンドタオルを畳んでお布団の様にし、寝はじめ?た。



「マシロさん寒く無いですか?もっと掛けるものとか持ってきますよ?」



 フルフル



「私はまだ少し起きてますが、洗濯物が片付いたら休みますね」



 と言ったら、バッとタオルを剥いでまた先程いた床付近まで戻り、ズリズリし始めた。掃除途中に話しかけてごめんよ。



 私は流し読みしたトースターの説明書を再度じっくり読み、洗濯が終わった衣類等を畳んでマシロさんに就寝の挨拶をして眠りについた。





就寝挨拶時


つばめ「マシロさん飲水置いときますか?」


 フルフル


つばめ「トイレは行かれますか?」


 フルフル


つばめ「後は何か用事はありますか?」


 フルフル


つばめ「寝室のドアは開けているので何かあったらタックルしてでも起こして下さいね」


 こくり


つばめ「明日は朝5時に起きて、6時頃朝市に出かけますね。それではマシロさん、1日お疲れ様でした。おやすみなさい」


 ぺこり


つばめ「そうだ!電気は消しますが、もしまだ起きていたいなら好きに過ごして大丈夫ですよ。」


 ズリズリ…


つばめ(私また掃除の邪魔しちゃったかな)





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