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つばめと学ぶ異世界生活事情  作者: とりあえずごはん(・ω・)
第一章 王都一人暮らし編
23/499

23話



 私がコンスタンティン様のところから帰ってきて翻訳作業をしているとお昼の鐘が鳴った。



「ユリエル長官とロジャー副官戻って来ませんね〜…ごはん行っちゃいましょうか?」



「そうだね。今日のお昼は何だろ?」



「今日は野菜スープに人参のサラダと鶏肉のソテーらしいですよ〜、さっき食堂の前通って来たんでメニューちらっと覗いてきちゃいました」



「あー…お腹空いたー」




 2人揃って第7長官室を出て食堂に向かう。 

 この王宮の食堂は幾つかあるが、ここは文官用の一般食堂だ。

 メニューは日替わりで、追加料金を払えば大盛りなども出来る。



「つばめくんと奏くんいらっしゃい。つばめくんはパン追加かい?」



「こんにちは〜」



「こんにちは水島さん。今日はパン2つ追加と人参サラダ大盛りでお願いします」



「あれ?家で食べる分はいいのかい?」



「家の近くに良さそうなパン屋を見つけたので、夕飯用はそこで買ってみました!お店で買ったパンが口に合わなかったらまた食堂でお世話になるかも知れないので、その時はよろしくお願いしますね」



「ははは!そいつはよかったね〜、不味かったらまた買っとくれ」



 昼食代をペンダントから支払い食事の乗ったトレーを受け取る。

 空いてる席に座っていただきます。


 野菜スープはベーコンと根菜ときのこと白菜が入っている。味はコンソメかな?ベーコンの旨味と野菜たっぷりで美味しい。


 お酢の効いた大盛り人参サラダをもしゃもしゃ食べてると、奏君に笑われた。草食の獣人族みたいって……



「つばめ、探したぞ!昼食を共にしようと言ったでは無いか!?」



 あ、面倒臭いのきた。文官の一般食堂までよく来たなー…もしゃもしゃ、ゴックン。


 私は水を飲み口の中のサラダを飲み込んだ。



「こんにちは。お昼はお断りしましたよ?」



「2通目の返事はもらっていないっ!?」



 どんな屁理屈なんだろう………面倒臭いなー…あ〜帰りたくなっちゃったなぁー……毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日こんなだと本当面倒臭いよね。





 もしゃもしゃ…さっきまで美味しかったはずの人参サラダの味もよく分かんなくなってきた…食べるけどね。



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