表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
つばめと学ぶ異世界生活事情  作者: とりあえずごはん(・ω・)
第一章 王都一人暮らし編
10/499

10話


 軽く部屋の掃除をしてお風呂に入り、洗濯物を回す。



 洗濯物を回すと言っても本当に回ってるだけで、水とか洗剤は使わない。


 見た目大きめのドラム式洗濯機なのだが、洗濯したい物を入れてスタートボタンを押すと30分前後で汚れが取れて綺麗になっている。

 謎仕様だけどとても便利で重宝してます。


 お風呂の浴槽とかも、次の日には綺麗になってるのでほっといていいらしい(謎)。

 魔道具凄い…異世界って家事する人に優しいね。




 早速、今日買った湯たんぽをお布団にセットする。

 羊湯たんぽさん後は頼んだよ。


 夕飯の時お茶を飲み損ねたのでお湯を沸かし紅茶を入れる。



「ふぅ〜…落ち着く………明日仕事行くのやだなぁー…………」



 異世界で仕事をはじめて約2ヶ月半。

 仕事をはじめた当初から、ずっっっと一人暮らしをしたい…と言うか王宮から出たいと思っていたが、やっと希望が叶ったのが1週間前。


 1週間休みなく働き、初の休日だったがいかんせん疲れで体が動かなくて午前中無駄にしてしまった。

 仕事内容自体は大した事ないんだ…ただ、業務以外が………特に引越ししてからが酷い。

 あ〜仕事行きたくないなぁー。次の休みいつかなぁーーー。




 王宮(?)のゴタゴタで私がゲッソリしてて、見かねたユリエルさんがこの家を手配してくれた私の保護者?後見人だな…後見人の方に相談したら「部屋の備品がまだ全部揃ってないけど、早めに引越しする?」と言って下さったので、予定より少し早めに引っ越し出来た。


 ちなみに調理系の魔道具や家具類が間に合わなくて…トースターとかオーブン付き電子レンジ、タンスetc…異世界凄い、電子レンジもあるんだね!現在進行形で色々手配していただいて、大変ありがたいです。

 生活が落ち着いたら何かお礼をしなくては。




 紅茶をまったり飲んでたら、洗濯が終わったお知らせ音がしたので、カップとティーポットを洗い、洗濯物を寝室のクローゼットに仕舞う。



 寝巻きや下着類は王宮の客室で使用していたシンプルな物を拝借したが、外出時はユリエルさんのお下がりだ。

 新しいものを買って返すと言ったのだが「引越し祝いにやる」と言われたのでそのまま着ている。


 ちなみにロジャーさんからは先程使っていたティーポットとカップ、紅茶のセットをいただいた。


 食堂のお姉サンには寒がりだと話したら靴下とマフラーとニット帽をもらったし、女医さんには女の子用品セットやミニ救急箱をいただいたな…お礼したい人がいっぱいいるな〜。



 明日も仕事だし、仕事行きたくないなぁ(まだ言う)、そろそろ寝ようかな…歯磨きして、いい仕事してくれた羊湯たんぽを褒め称える。


 タイマー1時間………いや、人肌モードにして一緒に寝るか。


 おやすみなさい。



つばめ「羊湯たんぽさん、褒めて遣わす」


羊(有難き幸せ)


 カチカチ…人肌モード・タイマー8時間


つばめ「おやすみなさい」


羊(………羊は夜勤頑張る)




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ