1話
現在、他作品と合わせて本作も100万字頭から書式、誤字・脱字、ルビ追加などの訂正作業中です。
(例)『話し』→『話』
『無い』→『ない』
『…』 →『……』等
おそらく長期間訂正作業に入りますが、本作は話の内容を変更する予定はございませんので、それでもよい方はお進みください。
なお、あらすじにも記載しておりますが、不定期更新に切り替えております。
他訂正中作品に関しましては、お手数ですが過去の活動報告をご確認ください。
ご迷惑おかけして大変申し訳ございません。
「お腹すいたなぁ……」
大分前に朝の鐘は鳴ったけど、今日は休日。
仕事で疲れた体を癒すため、2度寝して更に目が覚めてからも布団の中でダラダラ過ごしていた。
だがしかし、空腹の為にこの居心地のいい布団ともおさらばしなければ……バイバイぬくぬくお布団、君の事は忘れないよ! っと、別れを告げた。
「寒っ!? やっぱり昨日の内に暖房の魔道具買いに行きたかったなぁ……」
最近急に寒くなってきた。
冬が近い……と、言うか冬に入ったのだろう。
これからますます寒くなる様なので暖房の魔道具は必要になるなぁ。てか、今すぐ切実に欲しい。
昨日仕事帰りに生活魔道具類を扱っている魔道具店に行こうと思ってはいたのだ。
しかし、急な呼び出しが入ったために帰りが遅くなってしまった。
話が終わった時間には魔道具店も閉店していたため、帰宅後あったかいスープと丸パンを食べて、熱めのお風呂に浸かって体を温めてから布団に入った。
ぬくぬくお布団よ。さっき別れた筈なのに、もう君が恋しくてしかたがないよ(涙目)
魔道具店は行きたいが……とりあえず顔洗おう。
洗面所で洗顔して、台所へGO。
何か食べたい。
冷蔵庫の中に……チーズあるな後は……うん、ほぼスッカラカン。
常温のパンはあるが冷蔵庫の中には大した物は入っていないので、後で食材を買いに行こう。
いや、その前に魔道具店に行って暖房用の魔道具見に行ってからの方がいいな。そうしよう。
今日の予定が決まったところでとりあえず朝食? には遅いな朝食兼昼食だ。
外に食べに行くのも有りかと思ったが、飲食店とかまだよく分からないし、私はお腹が空いた! とりあえず何か食べたい。
かろうじて残っていた硬目の丸パン3個を食べやすいように一口大に切って、皿の上に乗せておく。
フライパンにバター(冷蔵庫にバターはあったよ)を一切れ入れてコンロで温め、スライスしたチーズを入れる。
チーズが溶けてきたらかき混ぜて……完全に溶けたらひと口大に切っておいたパンの上にチーズをとろーりして、湯気が出てて美味そうね。
洗い物は後にします。
とりあえずフライパンは水につけておこう。
作業前にお湯を沸かしておいたので、紅茶を入れる。
フォークを手に持ち、朝食兼昼食いただきます。
「ふー、ふー。あちっ……はふはふ」
溶けたチーズはなぜこうも美味しいんだろう。
パンは常温だが、いかんせんチーズが熱々とろとろなので火傷しないように食べねば……もぐもぐ。
パンのチーズ掛けを食べ、紅茶を飲み終わる頃には大分お腹も膨れてあったまってきた。
使った食器と調理器具を洗い、出かける支度をする。
クローゼットから着替えを出す。靴下は厚めのがいいな……この間食堂のお姉サンにいただいた、ヒートシープの毛を編み込んだ靴下を履くことにした。
洗面所でショートボブの髪の毛をとかし、食後の歯磨きしてさぁ出発!
………の前に私寒がりなので、玄関先に掛けてある斜めがけ鞄を肩にかけローブを羽織り、ブーツを履き、マフラーを首に巻き更にニット帽を被り、さぁ今度こそ出発! 忘れ物ないかな?
実は一人でお買い物、この世界に来てからはじめてなんだよね。
私の名前は『小早川つばめ』。
約3ヶ月前にこの世界に迷いこみ、1週間前からここ王都クリスタで一人暮らしをはじめた転生者? 転移者? の元日本人である。
「まぁ、なんとかなるでしょ」
性格・割とポジティブ。
はじめましての方もそうでない方もお読みいただき誠にありがとうございます。
既に『いいね』機能をご存知の方や、知らなくても気にしないと言う方飛ばしていただいて構いません。
2022年2月1日の昼間のメンテナンス後に追加機能が新たに搭載されたようです。
『いいね』機能と言うもので、連載の物語ですと1話毎にグッドマークをポチッと押せるようです。
短編作品ですと作品全体に『いいね』が反映されるとの事です。
『とりあえずごはん(・ω・)』も早速『いいね』が押せるように受付開始致しましたので、多分ポチッと出来ると思います。
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三章最後の閑話、後書きにも更新お待ちの皆様用に同じような文章の説明書きがございます。ご了承下さい。