表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
82/102

パーティー用のドレス

何時もお読み下さり有難うございます!感謝です!


加賀さんに引っ張られて、何処で何をするんだろうと、疑問に思う。


階段を3階まで上がると、何時もの見慣れた男子部屋の廊下に辿り着く。


加賀さんは彩世さんの隣の部屋にグイッと私の手を引っ張った。


男の人の、加賀さんの部屋に入るのは、躊躇われたけど、今の私は男の格好をしている。

大丈夫な筈だ。と考えた。


部屋に入ると、直ぐそばに人型のオブジェの様な物に白い布が被さっていて、それが目に飛び込んできた。

加賀さんはその人型のオブジェの様な物に掛かってる布を捲る。


そこには、ライトブラウンと緑のドレスを着たトルソーが立っていた。何だか加賀さんの瞳の色みたいなドレスだ。


「まだ、試作段階だけど、来月のパーティーに来ていく服を用意したんだ。パーティー当日麗ちゃんに着てもらいたい。」

緑とライトブラウンが混ざったヘーゼルの瞳で見つめられる。

普段おちゃらけな加賀さんが真剣な眼差しで見てくると断れないな。


「試着してもらってサイズ感を見たい。着てくれるかな?もちろん黒髪ロングのカツラも用意してるから、それとセットで合わせてほしいな。」とウインクする加賀。やっぱり最後はウインクしてちゃらける。


「分かりました。パーティー用のドレス、正直、男の俺が用意するの躊躇われてたので、有難うございます。遠慮なく。」と麗は軽く頭を下げる。

加賀さんの事だから変な要求されたらどうしようと不安だったけど、そんな事か!と麗はホッとした顔をした。



「フフッそれなら、良かった!」加賀の瞳に光が宿る。


「但し、着替えてる間は加賀さんは外に出て下さい。」麗はそう念押しをする。


「えー」と不服そうに言うが

「まぁいいよ。」その後付け足した。

「着替え終わったら、ドア越しに声掛けて?外に出てる。」加賀はドアを開け廊下に出た。

その様子を見ていた麗は、まさか着替え中ずっと廊下にいるつもりだろうか?

落ち着かない。

「加賀さん。あの10分くらいで着替え終わりそうなので、其れ迄の間、離れて下さって大丈夫です。」


「う〜ん。気乗りしないなぁ。まぁ麗ちゃんが落ち着かないなら離れるしかないな。じゃあ10分後ね!」と加賀さんの気配が一瞬で消えた気がした。

念のためドアを開けて確認する。居ない。

廊下には誰も居なかった。

流石。ヴァンパイア速い。


ドアを閉めて、改めてトルソーのドレスを見る。


まだ、試作段階で装飾は殆ど無いものの、ドレスの質感もいいし、色合いが綺麗。

全体の色味は、ライトブラウンでクリーム色に近くスカート部分は同じくライトブラウン色の生地で上から重ねられた緑のオーガンジー素材をヴェールの様に重ねられている。

ライトブラウンと緑はケンカしそうな色合いに聞こえるかもしれないけど、2つの色を淡い色にしているせいか丁度良く合わさっている。


襟から鎖骨部分は複雑な刺繍が施されていて、とても素敵なドレスだった。


見入ってる場合じゃない早く着替えないと!


私は急いで着替える。高いドレスの背中の後ろのファスナーは硬めに出来ていてファスナーを上げるのに四苦八苦したけど何とか上げる事ができた。


仕上げに、黒髪ロングのカツラを被せて出来上がり。


束の間


「おい!加賀!風呂掃除はどうした?」とドアをノックも無しに開けられる。

「!?」


本日も最後までお読み下さり有難うございました!(>人<;)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ