大浴場
何時もお読み下さり有難うございます!
晃生さんの名前呼びを許可された後、直ぐに晩ご飯の時間になった。
今日はこのシェアハウスのシェフ兼、晴さんのレストランシェフそして、アシスタントさんが作った料理だった。
今日はトルコ料理。
ヤイラチョルバス(ヨーグルトのスープ)
チョバンサラタス(別名: 羊飼いのサラダ・・・トマト、きゅうり、ネギ、ピーマンをオリーブオイル、塩胡椒、レモン汁で会えたサラダ)
シガラボレイ(白チーズの春巻き)
ケバブ(鶏肉、羊肉、牛肉などを色々な香辛料に1日付けたもの。焼いてる料理の総称。)など。
今日も相変わらず美味しい!
そして、お待ちかね。
大浴場で5日ぶりのお風呂。嬉しいな〜。
そして、加賀さんが呼びに来てくれ、
只今私は入浴を満喫してます!
シェアハウスに来てからは、シャワーばかりだったから、肩までお湯に浸かれて、凄く身体が温まる。リフレッシュだ。
それにしても、広い大浴場。
旅館とかにあるぐらいの広さだ。
それにしても、凄い!セレブな家で良く見る、お湯を出すライオンの像(ライオン像の口からお湯が出てくる物)もある。
凄く贅沢な気分だ。
それもこれも、加賀さんが提案してくれたお陰だ。1人で入る優越感に浸る。
温まる〜と呟く。
脱衣所では、満足気に男装に着替える麗。
最後に髪を乾かし、丁度いい時にコンコンッとドアがノックされる。
「麗ちゃん?上がった?着替えたかな?」
加賀さんの声がする。
「はい。」と着替えも終わり、特に問題も無かったので返事をした。
加賀さんが引き戸をガラガラと開けて、
「お風呂は良かった?」
と加賀さんはヘーゼル色の瞳をニコッと微笑んでみせた。
「良かったです!有難うございました!とても、温まりました!」と薄紅色の瞳を細めて、笑顔になる。
「それは、良かった!お礼にほっぺにチューは?」と加賀さんは自身の頬をトントンと指で叩く。
私はジト目で加賀さんを見る。
「冗談だよ。だから、その目は止めて。」と加賀さんは焦った顔をする。
「その代わり、してほしい事があるんだけど、来てもらえる?」ヘーゼルの瞳をニコッと細めた。
加賀さんに手をガシッと掴まれ、逃がさないぞとばかりに追い詰められる。
「してほしい事って?」私は顔を仰反らせながら言う。
「フフフッ来たら分かる。」と加賀さんに手を引かれた。
本日も最後までお読み下さり有難うございました!




