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瀧川晃生の疑問①

何時もお読み下さり有難うございます(>人<;)

感謝感激です!


このシェアハウスに同居人が2人増えた。

1人目は1000年に一度現れる「女神の血」の持ち主。

栗色のミディアム髪に穏やかそうな印象を与える

薄水色の瞳、極上の血、はっきり言って第一印象がとても好ましかった。


だが、もう1人の黒髪の男と目が合った瞬間アメジストの瞳は驚きに変わる。


思わず目を逸らしてしまう。



似ている。


意志の強そうな薄紅色の瞳、あの瞳、そして血の香り、前にも嗅いだことがある。

はっきり言って上坂の第一印象は最悪だった。



「ねぇ、晃生って麗とあまり話さないよね?」つい最近、晴一にそう言われたがそれには理由がある。


8年前、俺が温厚派になって馴染んだ頃。

過激派駆除の巡回中に黒髪の幼い子供が、いじめを働いていた。


普段なら人間の、しかも子供の争い事は歯牙にも掛けない晃生だったが、

良い匂いに釣られて何気なく見てしまっていた。


一対一の喧嘩ではなく、グループで囲って、

1人の者をいじめて陰湿この上無かった。その中のリーダーの様な奴が


黒髪に意志の強そうな薄紅色の瞳をしており、良い匂いを漂わせていた。性格の悪い者が良い血の匂いとは、気に食わん。


段々といじめはエスカレートしていき、黒髪の子供が暴力にでそうになった。その時、俺が瞬時に止めに入ると、薄紅色の瞳で俺をキッと睨んで、退散していった。

気の強い子供だ。


黒髪の子供は



上坂に似ていた。


あれ以来目にしていないから知らないが、あの黒髪の子供は、上坂とは、他人の空似だったのか?


それでも、上坂から香る血の匂いはあの子供の血の匂いと同じだ。


それから、俺は上坂に懐疑心を抱く。だから、俺はこの館に来た当初の上坂に目を逸らしてしまった。


加虐的な黒髪の子供と今の上坂の仕草、性格が昔と違いすぎている。


人はそんなにも、直ぐに性格が変わるものなのか?あの時から更正したのか?それとも、全くの別人なのか?




本日も最後までご覧になって下さり有難うございます!m(__)m

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