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朝倉加賀 視点①

何時もお読み下さり有難うございます!(>人<;)

そして、ブックマークに評価も付けて下さり大変感謝です。有難うございます!m(__)m

昨夜

「すまないが、加賀ちょっと来てくれ!」そう呼び出してきたのはただならぬ様子で赤褐色の髪を乱した智美だった。


何事かと俺は、ヘーゼル色の目を白黒させた。

移動しながら、彩世が怪我をしている事を聞く。だけど、何故か引っ張ってこられたのは、黒猫ちゃんの部屋。???


疑問に思って部屋に入ると、黒猫ちゃんはベッドの中だった。その横には少し苦しそうにしている彩世が寝ていた。


「大丈夫か!?彩世!」俺は駆けつける。


「今日は過激派駆除に出かけてな、それで彩世が傷を負った。」アメジストの瞳を真剣に瀧川晃生はベッド脇に佇んでいた。


「私が悪いんだ!兄上は私を庇う為に傷を負った。私が気を付けておれば、兄上は余裕で勝てた敵だった。」と智美は声を振るわせて、彩世とは違う緑の瞳を伏し目にさせる。


「気にするな。済んだ事だ。」とアメジストの瞳を柔らかくし、智美をフォローする

晃生。


「そうだね!じゃちょっと診察させてもらうよ!」と俺は「彩世」と起こす。

晃生にぬるま湯を張った洗面器と清潔な布を用意してもらって、彩世の怪我を確認する。


俺はヴァンパイア能力で怪我の深さが分かる。手で触診したところ、問題無さそうだ。「大丈夫だ!心配いらない!問題無いよ!」と安心させる様に2人に話す。それから、用意してもらった清潔な布をぬるま湯に浸して硬く絞り、彩世の身体を拭き清める。晃生が彩世の部屋から持ってきた服に着替えさせると直ぐに、彩世は眠ってしまった。



「それで後、麗も見てくれないか?」智美は又もや心配気に緑の瞳を揺らめかす。

「?」俺は疑問に思い、首を傾げる。

黒猫ちゃん?


「彩世の傷が深かったから、上坂が血の提供をしてくれた。そして、危うい彩世の状態だったから、血と涙の盟約を交わした。それでも、かなり血を飲まれたらしい。」

と察した晃生が説明をする。


んん?血を提供...までは分かったが、

血と涙の盟約!?


血と涙の盟約(Tears and Blood compact)...!

その契約を結ぶと相手の血を少量飲むだけで生きていける契約。例え己の血が欠乏していたとしても、相手を死に至るまで飲まない絶対的契約。

そして、2日に一度は契約相手の少量の血を吸わないといけない。

つまり、これは、この盟約を結ぶ相手とは、頻繁に近く居ないといけない。もし、血の提供を疎かにすると、

契約時に付いた''巴紋"が熱くなり、焼き切れそうな痛みが走ると言う。但し、相手が瀕死の状態の場合は巴紋は冷たくなると言う。その場合契約関係である相手には血を提供しなくてもいいらしい。

この盟約を無償で結んだ黒猫ちゃんも凄い。普通であれば、得体の知れない盟約を結ぶのは、気が引けるの筈。人間にはメリットなんてないのに。

優しいね黒猫ちゃん。


だけどまだ、俺もその盟約について、

詳しくは知らない。


一般的に恋人やソウルメイトと盟約する事が多い。彩世の場合は4日やそこらで知り合った、黒猫ちゃん。


俺の場合は血を飲むだけで、相手の思考を知る事が出来るが、その能力を持たない、彩世はよく受け入れたものだ。(もちろん、俺は大歓迎だけどね!)

表向きは男を装っている黒猫ちゃんを!

あれだけ、男の血を嫌がっていたのに。ふふっまぁ、黒猫ちゃんは男装姿も魅力的だし、血の味も最高だし、血が欠乏状態だと言ってられないか。この盟約で相手との絆が深まるんだろう。

羨ましい。だけど、黒猫ちゃんに関心の無い彩世には関係無いかもしれないけどね。

俺も黒猫ちゃんと血と涙の盟約を交わしたかった。


とりあえず、俺は黒猫ちゃんの脈を測る。

異常がない事を伝え、2人智美と晃生を安心させる。2人とも戦闘で疲れているだろうと思い、各自室に帰ってもらい、休む様伝えた。


本日も最後までお読み下さり有難うございました!m(__)m

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