早乙女晴一の部屋
いつもお読み下さり有難うございます!
夕方、コンコンコン3回ノックする麗。
「はぁ、君はまた、今度は何?」目に鮮やかなストロベリーブロンドにエメラルドの瞳の晴一がドアをガチャリと開ける。
「今晩は!寝られてたらごめんなさい!」麗は軽く頭を下げる。
「まぁ、起きてたからいいけど... ...って言うか君、本当に危機感無いよね。まぁ、晴の部屋に入ってよ。」晴一はエメラルドの瞳を細めて顔を顰める。
部屋に入ると、麗の部屋と間取りは、ほぼ同じ。違うのは、カーテンを閉め切り、明かりは同じく4つのシャンデリアが設置され、その内の1つだけ明かりを付けているだけだった。ちょっと暗いけど、ヴァンパイアだから仕方ないよね!麗は思う。
そして、ゆったりと座れるソファやローテーブルなどの家具を置いてあった。
晴一に麗は奥のソファを勧められる。
「すみません。お邪魔します。」とソファに腰を掛ける。
晴一も向かい側の扉に近い方のソファに腰を掛ける。
「其れで、何?僕に用事でしょ?」晴一は訪ねる。
「あの、また、今日の夕食俺が作ってもいいですか?」麗は、薄紅色の瞳を晴一に向ける。
「ああ、そんな事。別にいいよ。好きに使って。」
麗は顔を上げて、晴一のエメラルドの瞳を見て「有難うございます!」と笑顔で言う。
「晴さんの料理も凄く気になるのですが、俺、お世話になってる身なので、お役に立ちたいと思いまして!宜しければ、土、日は、俺が夕食の担当してもいいですか?」
「君、律儀だね。いいよ。」晴一はエメラルドの瞳を細める。「だけど...」その刹那、
ヴァンパイアの能力で晴一が軽快に麗の居るソファの方まで移動し、ソファに片膝を乗せる。
麗の右肩に左手を置き、晴一は右手で麗の顎を軽く持ち上げる。
「お礼なら君の血も十分、礼になるよ。」晴一はエメラルドの瞳で麗の薄紅色の瞳を至近距離で見つめる。
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