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ダンスレッスン!?

何時もお読み下さりありがとうございますm(>◇<)m感謝感激です!

シェアハウス3日目


「1.2.3 1.2.3 はい!ターン」日曜日の朝

ダンス講師の声が響く。


何故か私、上坂麗はダンスレッスンをひなちゃんと一緒に受けている。

「上坂さん!腕と足が逆ですよ!フットプレッシャー(地面を押す足の圧力)とレッグアクション(足の動作。足と鼠径を意識して回る。)を意識して!」暫くすると、

「...まぁ今日はこの辺にしましょう。」ダンス講師が声を張って終わりの言葉を言う。

だけど、このダンス、素人の私から見ても、とても疑問が残る... ...。


「やっと終わった〜。」私は、脱力し、しゃがむ。

「ひなはダンス平気そうだよね!リズム感あるし。」私は薄紅色の瞳をひなちゃんの薄水色の瞳に向けて上目で訪ねる。

「そんな事ないよ!私も必死だよ〜。」

ひなちゃんは照れた様な表情で、此方を見る。


昨夜、彩世さんが「この日空いてるか?」とカレンダーに指を指してきた。一ヵ月後の土曜日だった。

「空いてますが、何かあるんですか?」

「お前西園寺の名前に心当たりは?」

「化粧品や医薬品とかで有名な西園寺グループの事ですか?」私は言う。

「ああ。そうだ。この日は、その西園寺グループ創立50周年記念だ。それで社交ダンスパーティーをホテルで開催することになった。西園寺の社員の者は初級の社交ダンスを踊ることになってる。

俺は西園寺の跡取りだからな!当然ダンスを踊らないといけない。」


「それは、大変ですね!お疲れ様です。」

私はしみじみと頷く。

そう言えば前世でゲームしてた時のイベントを私は思い出す。西園寺彩世の社交ダンスの相手は、ヒロインのひなちゃんだったと。


彩世は引き続き、トパーズの瞳で私の瞳を見ながら話す。 

「ああ、それでお前に頼みがある。」彩世は真剣に言う。

うんうん頷いて私は、首を傾げる「?何をですか?」

「お前もその創立記念に参加しろ。」彩世はトパーズの瞳を鋭くする。頼みと言うか命令系!?と麗は思う。


「いや、俺、ダンス出来ないですし、パーティーのマナーだって知らないです。きっと俺が行ったら失礼になります!」麗は慌てて言う。


「大丈夫。君にはダンス講師が付くし、晴達も教えてやるから。」と突然、私の耳元で声を掛ける晴一。

私はいきなり現れた晴一にビックリし、慄いた。そして、

ストロベリーブロンドの晴一の隣りには、ニタニタ顔の同じストロベリーブロンドをツインテールにした、美久がいた。


「麗れい、美久達も教えてあげるから、心配ないよ〜!それに此処のメンバーは全員参加なんだよ〜。」


「そうなのか!?わ、分かりました。ダンスもマナーも右も左も分かりませんが、宜しくお願いします!」麗は薄紅色の瞳を真剣に、3人を見回し最敬礼をする。


「安心しろ!栗頭も参加する。それに、お前等には、明日の朝10時から講師を呼んである。俺たちは寝ていて、対応できねーが、

講師には話を通してあるから安心しろ!場所は1階の舞踏室だ。分かったか!黒頭!」彩世がトパーズの瞳を私に向けて話す。


「分かりました。ダンスの先生には、何か、もて成さなくていいのですか?」麗は焦る。


「ああ!それなら心配無用だよ〜晴兄が舞踏室のソファの上に紙袋を用意してたから!」美久が笑顔で言う。

「ああ、それ、来た時に渡しといて。」何故か私と目を合わせず、エメラルドの瞳を逸らしながら答える晴一。

どうしたんだろう?と思いつつ「分かりました。」と返事をした。


満足気な美久が、ブラウンの瞳を細めて

「じゃ〜話は付いたし、美久達帰るね!

彩あや、麗れい。」彩世と私を見る美久。

「行くよ〜!晴兄〜」と言ってニタニタ顔の美久が風の如く去って行く。晴一はずっと私から目を逸らしたまま、同じく、去って行った。

私、何か知らない内に晴さんの気に触る事したかな?心当たりが無い。はっ!もしかして今日貰ったヴァンピールアクセを返して欲しいとか?悪いけど其れは、返せません!


「おい!何考えてる?」彩世が訝し気に此方を見てくる。

「ハハハッえ〜と上手に踊れるかな?とかです。」麗は咄嗟に別の事を話す。

「怪しいな、何隠してる?」と言うと、彩世は赤褐色の髪を麗の黒髪に掛かるくらい近づけてくる。うっう近い!と思いつつ手で防御する。

「あ、晴さんがずっと俺の目を見なかったな〜って思ってたんです!」麗はぎゅっと目を閉じて言う。


「ああ、そう言う事か。あいつは、男の血を飲んだ事、複雑なんだと思うぞ。晴のポリシーに反するんじゃねー?」彩世はつまらなそうに言う。


「そうですか。其れは仕方ないですね。」少し俯き気味になる麗。そっか!それで!


「まぁ、その件は時間が解決するだろう。それより、明日は夕方から、俺様が直々にダンス指導してやるから、首を長くして待つんだな。」ニヤッと笑い彩世は悪戯めいた雰囲気でトパーズの瞳を麗の薄紅色の瞳に合わす。


「あはは、お手柔らかにお願いします!」実はリズム感が無い私。大丈夫かな?ダンス... ...。と思うのだった。


そして今日日曜日の朝

本来なら、休みの日でゴロゴロしてる所をダンスしていた。

何回も言いますが、このダンスおかしい。いや、ダンス自体はおかしく無いんだけど... ...。

また、夕方、彩世さん達に聞いてみよう!

そして、今日も夕ご飯を作る許可を晴一に貰おうと思うのであった。目を逸らしてたのも気になるし。

本日も最後までお読み下さり有難うございました!

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