リビングにて
2階のリビングにて
加賀、征史朗
と伊集院由希翔は仕事で居ないみたいだ。
それ以外のメンバー私、上坂麗入れて8人。
森口ひなちゃん、西園寺兄妹、早乙女兄妹、
瀧川晃生、伊集院さやはリビングに集まって夕食を食べてくれた。
「うわ〜凄い!これ全部、麗くん1人で作ったの?美味しそう〜!」栗色の髪をふんわりさせて、薄水色の瞳をキラキラさせながら、この世界のヒロイン、
森口ひなちゃんが感嘆を上げてくれた。
「美味しそうだね♪美久が1番〜」晴一と同じストロベリーブロンドをツインテールにして早乙女美久は言う。
「美久は食べ物に目がないな」彩世と同じ赤褐色の髪を押さえ付けながら、呆れた様に
西園寺智美が言う。
「仕方無いですわ。美久様は昔からそうですもの。ですけれど、本当に麗様の手料理、美味しそうですもの。」クスクス笑いながら、伊集院由希翔と同じシルバーブロンドが美しいさやが言う。
「...まぁ、見た目は悪く無いんじゃない?味は分からないけど」とストロベリーブロンドにエメラルドの瞳の晴一が言う。
「晴〜兄、な〜〜んか麗れいに厳しくない!?美久の友達だから、優しくだよ!」
美久は晴一を叱る。
「ふ〜ん。自分から作るだけあって、美味そうじゃねぇか?」赤褐色に金色の瞳で料理を眺める彩世。
「俺まで、頂いて良いのか?」艶やかな
紫黒色の髪にアメジストの瞳の美丈夫、
瀧川晃生が言う。
「是非!どうぞ!此処に居候させて頂いてる感謝の気持ちです。」私は薄紅色の瞳を細めてニッコリ笑う。
瀧川晃生のアメジストの瞳が揺らいだ気がした。
「あぁ。では遠慮なく頂く。感謝する。」アメジストの瞳を細めて微かに笑う晃生。
おぉ!
瀧川さんの滅多に見られない笑顔だ!私は嬉しくて、お料理した甲斐あったなと思う。
「美味しいよ〜麗れい!天才!」美久。
「う〜ん!美味しい!麗君って、クッキング部で手際が良いと思ってたけど、料理も出来るんだね!」
ひなちゃん。
「これはイケるな!麗、やるな〜」智美。
「美味しいですわ!麗様。有難うございます。」
さや。
女性陣はべた褒めしてくれた。
私は頭に手を添え、照れ笑いをする。
彩世は無言で夢中になってがっついている。
「これは、美味しいな。上坂、有難う。」
瀧川はまたもや、アメジストの瞳を柔らかくし、微笑む。
「まぁ、美味しいんじゃない?何だか期待を裏切られた感じ... ...」少し顔が赤く染まった様な晴一が言う。
「晴さん。その裏切りとは何ですか?」私は薄紅色の瞳を真剣な表情で晴一を見つめる。
「料理を失敗して、悲惨な物が出来る期待かな?」晴一は意地悪い笑みを浮かべる。
「晴兄〜もぅ!麗れいと仲良くなったからって、親しき中にも礼儀ありだよ〜」ストロベリーブロンドにツインテールを揺らしながら、晴一を叱る。
「なっ別に仲良くなってなんか...」顔を赤くして、エメラルドの瞳を怒った風に顰める晴一。
「素直になりなよ〜晴兄」美久は珍しく、晴一を揶揄いニヤニヤする。
美久どうしたんだろう?私は疑問を浮かべる。常の美久は、どちらかと言うといじられキャラだ。そんな美久が、誰かを弄るなんて、凄く珍しい。やっぱり家族は違うのかな?
美久の後ろでシルバーブロンドの髪を耳に掛けたさやと赤褐色の髪を押さえる智美が何とも言えない表情で、早乙女兄妹を見ている。
「その辺にしては、どうか?晴一が困っておるぞ。美久。」智美が美久を止めに入る。
「えぇ〜そうかな〜?」美久はニマニマしながら、まだ晴一を見ている。
「私、凄く疑問で、今更な質問なんですけど...」椅子に座っていたひなちゃんが居住まいを正し正座を椅子の上でする。
「私と麗君って血を吸われたじゃないですか。私達も、ヴァンパイアになったりしないんですか?」
ひなちゃんは皆んなの事を薄水色の瞳で真剣に見つめる。




