表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/102

朝倉加賀視点②

おはようございます!

何時もお読み下さりありがとうございます(>人<;)


今回朝倉加賀視点と言う事でかなり、お色気シーンありです

苦手な方はお控え下さい(>人<;)


「じゃ、黒猫ちゃんを頂いていきま〜す」と加賀は言う。

それから、天使ちゃんも彩世と晃生に吸血行為を行われる。

「さぁ、俺達も行こうか?」と俺が黒猫ちゃんの肩を抱き寄せながら促す。そのまま、ひと気の無い廊下まで連れて行く。

麗の頭の側に俺は腕を突き、吸血しやすい体勢を取る。

小柄な黒猫ちゃんを前に屈む体勢になる。俺の体にすっぽり収まる黒猫ちゃん、小ちゃくて可愛い。

「怯えてるの?優しくするから大丈夫!俺に任せて?」と優しくヘーゼルの瞳を細める。


ダークゴールドの髪にヘーゼル色の瞳、色香を纏わせて顔を近づける。

加賀は麗の柔らかい首筋に牙を立て、

血を吸う。牙からは、

とても甘くて優しい味が広がる。

俺は夢中になる。

普段、他の誰かに吸血行為を行い続けていても、こんなに純粋で甘くて、優しい血を飲んだのは、初めてだ。血を飲んで確信する。


上坂麗は女の子だ!


俺のヴァンパイア能力の内の二つ目の能力、血で性別と性格、思考を判断する事ができる。痛くありません様に!と黒猫ちゃんは必死に心の中で祈ってるのが分かる。


「いった...くない?」そう言って、黒猫ちゃんは瞑っていた薄紅色の目を開く。フフッ俺は首元で思わず笑う。


「初めてだと、緊張するよね!?」一度首から顔を放す。俺はヘーゼル色の瞳を薄紅色の黒猫ちゃんの瞳に合わす。

潤んだ薄紅色の瞳に

蒸気した白い肌、

何とも妖艶な雰囲気に俺は興奮し、口に残った血を舐めながら笑う。そして、おでこに

キスをする。「お、男に何するんだー」と

怒鳴る。そんな潤んだ瞳で怒っても、逆効果だよ、黒猫ちゃん。

もっと俺にちょうだい?もっと俺に色んな表情を見せて?その優しさを俺にちょうだい?

何時からだろう?俺は女の子に愛情を求める様になったのは?

ヘーゼルの瞳に微笑みを浮かべながら、また、牙を立てる。

頭がぼぉっとなってきてる黒猫ちゃん。

俺はお構い無しに赤い舌で黒猫ちゃんの綺麗な指を舐めていく。小さい手。柔らかい繊細な指。甘い。

もっと黒猫ちゃんが欲しい。堪らず、唇にもプレッシャーキスをする。唇の柔らかさをゆっくりと確かめる様にキスをする。黒猫ちゃんの唇、癖になりそうだ。柔らかい。


余韻に浸ってその唇を舌でこじ開けようとした瞬間

「おい!」晴一が声を掛け乱入してくる。乱入してくる晴一に"おい!''って言いたくなる。

まぁ、このままいくと俺が止まらなくなって麗の気を失わせそうだったし、丁度いい。


残念だけど、これからは何時でも会いに行けるし、今回は身を引くとしよう。それに、制作したい物もできたし。


俺は、晴一に黒猫ちゃんを譲る。


黒猫ちゃんの血には優しさの他にも何か別の思考が読み取れた。

死を恐れてる様なそんな感じがした。

男装も気になるけど、何で恐れているんだろう?

そんな黒猫ちゃんを俺は守りたいと思った。

いつか、黒猫ちゃんの秘密を教えてくれるかな?

本日も最後までお読み下さりありがとうございます(>人<;)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ