主人公との出会い
こんにちは。M zefiです!まだまだ使い慣れてなく、失敗が多いですが、宜しくお願い致します。
桜が満開の4月入学式
私はロングの艶やかな黒髪を束ねて男性用の黒髪ショートヘアウィッグを着用しズボンを履き登校した。
両親や教師には男装をあっさりと許可してもらえた。ナニコレ!?意外とあっさり!?誰も何も思わないのか!?まあ、ジェンダーレスがあるから、いいのか。ジェンダーギャップをなくそう。いい世の中です。
登校1番に甘い栗色のミディアムヘアーに
薄水色の瞳を持つ美少女、
そう「ヴァンパイアシェアハウス」のヒロイン
森口ひなを探して声を掛けた。前世で友達が少なかった私だけど、頑張って声かけたよ!
「君も1年?」その言葉に栗色の
髪がふんわりと動き、振り向く
美少女ヒロイン 森口ひな
なんて、絵になるんだろうと思う!天使がそこに居た。
「はい!貴方は?」
「私、俺も1年、上坂麗だよ。宜しく」と手を差し出す。危ない!つい何時もの癖で"私"なんて言っちゃった!
「私は森口ひなです。」此方こそ宜しくね。と手を重ねる。それから、入学式が行われる体育館まで一緒に行き話に困るかと思いきや、
前の中学の話や受験期の話になりと話は尽きなかった。最後にクラスは何クラス?と言って
「「1年B組」」と声が重なった。
まぁゲームで同じクラスになるのは、知ってたんだけれども。
柔らかな栗色の髪を風に靡かせて、
目を細めて
「おぉ!上坂くんと一緒だ!やったね!」
流石主人公、美少女感が半端ない。
「ああ!森口さん。」
「ひなでいいよ!」「じゃあひな!わ...俺も麗でいいよ」
そこからは、流石、優しくて、コミュ力が高い主人公!話したら早い!
どんどん仲良くなった。
授業が始まり、帰りにドーナツ店に寄った。
ひなちゃんと「どの種類にする?」なんて聞いたりした。選び終え席に着くと開口一番に
「それにしても...」じっと私の方をみるひなちゃん。
「麗君って本当に男の子に見えないくらい、美形だよね!」ギクっと麗の肩が跳ね上がる。
「あっ!ごめんなさい。立派な男の人に失礼だよね。気にしてたらごめんなさい!でも、私的には褒め言葉だよ!」ひなちゃんが真剣に言う。
こんな天使で美少女に褒められて嬉しくないわけがないが、耐えてポーカーフェイスを作る。
「いや、全然気にしてない。むしろ、ひなこそ、可愛いし、美形だよな!」と私は真剣に言う。あっ!しまった!今の私は男装していた。チャラい男に見えたかな!?
すると、美少女ひなが、白い肌を薔薇色に染め上げた。
「麗君、そんな事言ったら、照れるよ!でも、麗君みたいな美形に言われると、嬉しい!有難う!」と頬を染めながら、満面の笑みで笑う。
くっ、目眩が起きそうなぐらいの、眩い笑顔。同性でこれだと、異性だとイチコロで落ちそうだ。でも、なんとか、男装がバレなくて良かった。ひなちゃんには、いずれ私の男装を話そう。
それからたびたび課題を持って家にお邪魔し合いっ子した。男の格好でお邪魔するのは、忍びなかった私だけどひなちゃんの両親は、嫌な顔せずに、心良く、もてなしてくれた。
私は順調にひなちゃんと仲良くなっていった。




