ドア前②
今晩は!何時もお読み下さりありがとうございます(>人<;)感謝感激です!本日も宜しくお願い致します!そして、誤字脱字お許しください!また、細かい部分訂正するかも知れません。お許しください!(>人<;)
「君ら、人の部屋の前で何話してんの?うるさいんだけど!」晴一が吐露する。
「ごめんなさい。起こしてしまい。」私は謝る。
すると、さっきまで居た征史朗が忽然と姿を消していた。流石ヴァンパイア!人間離れしている。
「...それで、晴の部屋の前で君は何をしたいわけ?」怠そうな表情でエメラルドの瞳を向ける。普段の愛らしさは微塵もない。素の晴一だ。
「あっ!2階のキッチンを使っていいですか?」
「別にいいよ。」
「此処の皆んなに料理を振る舞いたいなと思って。」
「食べれるの?それ。」
「晴さんのに比べると劣るかもしれないけど、頑張ります!」
「まぁいいんじゃない。食べれる料理を期待してるよ。」し、塩対応...。
「えっと、此処の料理は皆んな晴さんが管理してるって彩世さんから聞いたもので...
たまご粥と、おにぎり美味しかったです!ご馳走様でした。」
「ああ、別に大した事じゃないし、それよりも君、僕の事、怖くないの?」表情の読み取れないエメラルドの瞳をこちらに向ける。
麗は思ってもみなかった言葉に薄紅色の瞳をぱちぱちさせた。
「正直、少し怖かったです。でも、晴さんと話してたら忘れてました。」とアハハハと
明るく笑う麗。
晴一は無言で麗を見つめる。
「それに、俺のこと気に掛けて、「なっ!」晴一は慌てた様に言葉を被せる。
麗は続きを話す。「たまご粥とおにぎり作ってくれたなんて、優し過ぎるし、怖いよりも感謝のが勝ってます。
おにぎりの具材も鉄を作るのに必要なアサリとか肉とかで、俺の事、ちゃんと考えてくれてたんだなと思ったら感激で嬉しかったです。」と再び麗は黒髪を照れ臭そうに撫でてニッコリ笑う。
「なっなっなっ...!」晴一はプルプル震えながら言う。「君は何でそんな恥ずかしい事を言えるわけ?おにぎりは君が新しい血を作ってもらう為だし!キモイんだけど!」と顔を赤くして言う。
何だか、大きな弟みたいだ。可愛い!思わず、私は手を伸ばして晴一を撫でる。身長が私より15cmくらいあるのかな?
ビクッと反応し、固まる晴一。私は薄紅色の瞳を細めて微笑み、撫で撫でする。ストロベリーブロンドの癖毛は柔らかくて気持ちいい。暫くされるが、まま状態の晴一だったが、正気に戻り、パシッと手を振り払う。
「気安く僕に触らないでよね!征に聞いたよね!無闇にヴァンパイアに近づくと食べられるんだから!」顔を真っ赤にしながら、怒鳴る。「それじゃ。もう、用は済んだでしょ!料理するなら早くしてよね!」と麗の両肩を持って2階のキッチンに降りる階段へと促す。
「は...い」私は切実に言った。本当だ!早く作らないと!と晴一に背を向けて歩き出す。
「麗!」
晴一がそう呼び止めて、近づく。
「麗、また僕に血をちょうだいよね!」と声のトーンを抑えて、真っ赤な顔のまま言うとグーの形の手を差し出す。
何だろう?と思うと
「手!掌を出して!」晴一が言う。
「はい!」首を傾げながら、手の平を上に向ける。
晴一が麗の手の平にシャリンっと乗せる。ブレスレットだ。ブレスレットのトップには菱形の2cmくらいのカプセルが付いている。
「?」このブレスレットと晴一とを交互に見て
首を傾げる麗。
「... ...ッあげる!この菱形のカプセルの中には、僕の血が入ってるから、これを持ってるだけで、少しは護身になると思う...」と慌てて言う。
麗はビックリして、固まっていたが、正気に戻り
「あ、あ、有難う!こんな貴重なものを俺に。」と薄紅色の瞳を嬉しそうにする。
「君、危なっかしいから!只それだけ!じゃあ!」と顔を赤くして一目散に部屋まで戻る
晴一。
麗はその手の中の物を見ると信じられない気持ちになる。
このブレスレット...攻略対象が主人公である
森口ひなちゃんに渡すブレスレットなのに...。
私はその場を後にして、キッチンに向かった。
本日も最後までお読み下さりありがとうございますm(__)m




