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お願い②、出会い。

今晩は!何時もお読み下さりありがとうございます(>人<;)本日も宜しくお願いします!

午後3時に私は、買い出しに出掛けた。

牛乳、生クリーム、粉ゼラチン、グラニュー糖、バニラエッセンスとその他、

2階のキッチンにない麗が必要としている

野菜や豚肉、魚などを買いに行った。全部重い物ばかりで、腕がはち切れそうだった。



「俺が動ける様になったら、下のキッチン使わせてもらっても、いいですか?」


「料理でもするのか?」


「はい!住む場所を提供して頂いてるし、俺が作りたいんです」麗が真剣な表情をする。


「あー俺は別にいいが、それは晴に言うんだな、ここの料理は全て晴が作ってるからな!」彩世は何とも言えない様な顔をする。


「!?晴さんにですか?」ビックリする。ゲームしてた時は大手レストランの経営をしている早乙女晴一を知っていたが、経営と料理は、また別物だ。

シェアハウス内で皆んなに手料理を振る舞っていたなんて、知らなかった情報だ。しかし、昨日の晩、無理に吸血された、

早乙女晴一に会うのは、気が引ける。う〜んと悩んでいたら、


「安心しろ!あいつも一応反省してたから。そのたまご粥も晴が作ったやつだ。」


「!?」

「!?晴さんが?」


「ああ、詫びのつもりだろ。しかし、今行っても、寝に入ってる頃だろう。ヴァンパイア共は寝てる時間だから、夕方にしろ!明るい内は活動しねぇから。」


「えっ!でも智美達は?」


「ああ、あいつらも休日は、夕方活動してる。太陽がいけるのは、薬を飲んでるからな。加賀と由希翔が研究して開発した、昼間も活動できる特殊な薬だ。」


「えっと、ひなは?森口ひなは、あれから大丈夫ですか?」ひなちゃんの具合を確かめる。


「ああ、栗頭は俺たちが調整して飲んだからな。今、晃生に護衛されてる。貧血起こしたのは、お前だけだ。他は夜に聞け。

腹が減ったらそこのテーブルにおにぎりが置いてある。それもちなみに晴が作った。

それを食べろ。じゃ、俺は寝る。」と言うと、艶やかな赤褐色の髪を布団に埋めて、ものの2秒で眠ってしまった。


早!麗はこの状況は怪しからんけど、でも、私の為に起こしちゃって悪かったなと思う。


お粥とおにぎりまで運んでくれた彩世や

料理を作ってくれた、晴に感謝する。


ヴァンパイアは寝る時間帯なのに、有難うと思う。

だけど、これまで男装してきたのは、無駄じゃ無かった。やっぱり、ヴァンパイアは女性を大半狙う生き物だ!私のバイブルは間違いなかった。例外もいたけど。加賀とか晴とか!一条征史朗も言っていたけど、私の血も割と美味しい部類に入るみたい!はっ!そこで麗は気づく。だから、ゲームで、

上坂麗は敵の過激派ヴァンパイアに序盤に狙われて、死んでたのか!と。


もし、女のままだとしたら、もっと血を狙われていたかも知れない。貧血になると、クラクラして、体が怠い。


昨日の貧血を起こした一件で、やっぱり私は男装し続けよう!そう心に決めるのだった。


昼になると、動ける様になり、用意されていた、おにぎりを頬張る。美味しい!

細かく砕いた干し海老とアサリ、鰹節の炊き込みご飯に牛肉入りすき焼き風おにぎりだ!


全部美味しい!それに鉄分を作るのに打って付けの具材ばかり!晴一はちゃんと考えて作ってくれたんだ!昨日の事は、ちょっと怖かったし、今は少しフラつくけど水に流そうと思う。


そして、食べ終わり、現在に至る。まだ晴一に承諾してもらってないけど、一応スーパーで買ってきた物を、2階の冷蔵庫に入れた。まだ、4時ヴァンパイア達は起きてこない。

ひなちゃんの様子を見に行くのも、男の格好の私が女性の部屋に行くのも忍びないし、

ひなちゃんは、無事って聞かされてる。ひなちゃん所は行くのを止めて、お庭を散策する事に決めた。


館の周りをぐるりと囲むお庭、館だけでも大きくて、立派なのに、その周りにこれまた、立派なお庭がある。わんちゃん(犬)買ってたら、喜びそうだ。それぐらい広い!と考えながら歩いてたら  居た。 

  !?わんちゃん()が!?


銀色に輝く毛並みの非現実的なわんちゃん()犬種は狼の様にシャープな顔が特徴のシベリアンハスキーに似てなくもないけど...

何?何だろう?こんな子ゲーム内でも出てきた事なかったけど...


でも、私生きていた頃も、このゲームは、

2キャラしか攻略出来てない。攻略する前に亡くなってしまったから。誰かの飼い犬?今考える事は一つ。あのもふもふ犬を触ってみたい!


恐る恐る近づく。逃げられない。後10cmハスキー犬?の朽葉色(くちばいろ)の目と私の目が合う。

逃げられないか、襲い掛かってこないか、確認して慎重に手を出して、銀色の顎に手を入れる。

ふわふわだ〜。私はわんちゃんの首周りを撫でる。シベリアンハスキーこと、シルバーハスキーは私の撫で方が気持ちいいのか、うっとりとして、目を細めている。可愛い!

次第に両手を使ってわしゃわしゃ揉む。すると銀色のシベリアンハスキー略してシルバーハスキー、もう「シルバー」と言う名前にする。シルバーはゴロンと芝生に寝転ぶ。そのまま、私はシルバーの背中も撫でる。そしてその首?背中?辺りに私は顔を埋める。

最高〜〜!気持ちいい!ふわふわだ!

じゃれていて、思い出したけど、

お料理!

ふわふわ癖毛のストロベリーブロンドに愛らしいエメラルドの瞳の

早乙女晴一にキッチンを使っていいか交渉しなければいけなかった。思い出した。

ふわふわなシルバーとは悲しいかな、分かれて、

晴一の下に向かう。


本日も最後までお読み下さりありがとうございました(๑>◡<๑)

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